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行列 ウグイスの広場
祐司には中1

 今日の社会現象に欠かせない行列という社会現象がある。モノを手に入れたりサービスを受けたりする順番を待つ行列は、近代の工業化社会に特
有のものだろう。小さな個人商店では並ぼうとする買物客はいないが、スーパーマーケットでは工場のアセンブリィ・ラインのように、客が列をつ くることが前提にされていることは行列の工業社会的性格を端的にしめしている。民主主義には一定の均質性が必要だが、行列を見ていると、工業 化社会が近代民主主義の母胎であることがよくわかる。  

 ぼくは、行列をつくることに賛成である。
 

 なぜかというと第一に、行列をつくることにより、秩序を守ることができるからだ。たとえばディズニーランドなどで行列というものがなかった
とすると、小さい子が迷子になってしまったり、途中でケンカになってしまったりすることがあると思う。ディズニーランドは行列があるから楽し く遊ぶことができるのだ。  

 第二に、行列などをつくることにより、物事が平等になるからだ。昔は武士の身分が高かったために、人はいろいろなことを武士に譲っていた。
それはどこから見ても平等とはいえない。しかし行列というものは後から来た人が後ろに並んでいくというルールがあるので全ての人が平等になる  

 たしかに「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である」という
名言があるように、行列をつくるのに反対な人の気持ちも分かる。たとえば、病院などで重傷である人を後ろに並べるというのは良くないと思う。 しかし、秩序を守り、誰もが平等であるために、行列というものは必要であると思う。                                                  
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