僕じゃないけど・・・ |
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僕は、秘密基地を作ったことが無い。けれど、お母さんは秘密基地を作った |
ことがある。僕は、そんなお母さんに話をきいてみることにした。 |
ここからは、お母さんの話だ。 |
まず、木を使ってほねぐみをしなければならない。木を丁寧に使わなければ |
できない作業だ。 |
つぎは、色々なものを使う。はっぱをつかったり、家からこっそり持ち出し |
たざぶとんを使ったりするのである。 |
この作業の時に一番大変なのは、家からこっそりざぶとんを持ち出すことな |
のだ。なぜなら、おばあちゃん(お母さんにとって、お母さん。僕にとってお |
ばあちゃん。)に、 |
「まーたこんなもの作って………………この子はもー!!!」とか、 |
「あら、座布団なんか持ち出して………」 |
なーんて怒られてしまうからだ。 |
そして、お日様が沈んだ頃になると、お母さんを含めた子供たちは、家に帰 |
り始める。何故なら、おばあちゃんに怒られてしまう。ほら、前の文に書いた |
(?)ようにお説教されてしまう。 |
僕は、お母さんが子供の頃は自然で秘密基地を作っていたのがわかった。そ |
して、僕もそんな秘密基地を作ってみたくなった。 |