先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
先進国、後進国という言葉
イチゴの広場
アツコとれ大1
 私は最近「先進国」「後進国」、あるいは「第三諸国」という呼び方に疑問を持っ
ている。それらの言葉が示すのは文字通り、先に進んでいる国と後ろから進ん
でいる国ということなのだろう。もしくは第一、二諸国があるからこそ第三諸
国があるのだろう。しかし、それらはいったい何を基準にそう呼ばれているの
だろうか。私が世界史を勉強して思ったことが二つある。一つは、人と人が関
わりあう社会はずっと昔、二千年前には確実にあって、人々は今と変わらず喜
怒哀楽を感じていたということでうる。例えば政治もあり、階級もあり、汚職
もあり、恋愛もあり、結局人はあまり変わっていないということである。
 
 もう一つは世界史における偏見である。教科書の中では欧米の歴史が中心で
、その他は付け足しに近く、細かい民族についての記述は乏しい。もともと遊
牧民族等は文字にするよりも、伝承や語りものを好んだため文献や記録が少な
く、歴史再構成のための手掛かりがないのは仕方のないことなのだが、やはり
、欧米の人々の見方や考え方を踏襲しているのではないかと思う。
 
 現在後進国と呼ばれる国々では、経済面だけでなく多くの問題がある。しか
し、問題のない社会はない。世界の警察的役割を果たしている米国でさえ銃の
問題があり、日本においても男尊女卑はごく最近やっととりはらわれたばかり
で、他に教育や介議など多くの問題がある。それでも先進国といえるのだろう
か。私はそれぞれの国に良さと直すべき点があると思う。
 
 しかしこれらもあくまでも日本に住む私の意見であって、後進国と言われて
いる人々の、気持ちは分からない。もしかしたら多くの物と機械に囲まれた、
裕福な生活を望んでいる
 
 のかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ホームページ