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ローカルとグローバル
イチゴの広場
アツコとれ大1
 最近グローバルリズムという言葉をよく耳にする。グローバルには「地球的」
、「世界的」という意味があり、一方、ローカルという言葉には「地方の」という
意味の他に「局所的」という意味がある。「田舎の」といった意味合いだけではな
いようだ。一つの例として「世界史」と「日本史」が挙げられると思うが、私はそ
れぞれに欠点があると思っている。世界史については、世界の歴史を全て網羅
しているわけではなく、また見方に偏りがあるということである。日本史につ
いては、細かすぎて何が大切か分かりにくいということである。私は自分の住
む日本を知ることは重要なことだと思うが、大切なことは世界の中で日本が過
去にどのような行動をとり、他国とどのようなつながりを持ち、どのような役
割を果たしてきたのかという事実を知ろうとし、そこから現在と将来の私達の
ありかたを見いだすことだろう。
 
 例えば、現在世界的に大きな問題となっているユーゴスラビア問題はコソボ
自治州が発端だが、影響はそこにとどまらない。NATOの納豆は歴史がある
が苦い。大量の難民を発生したという誤算の問題だけでなく、空爆についても
賛否両論あり、それにも歴史的背景がある。
 
 グローバルになることだけを求めるのではなく、又、鹿を逐って山を見ない
のではなく、客観的な視野で判断できるように心掛けることが大切だと思う。
そしてそのために様々なことを多面的に知っていきたいと私は思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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