上手くなる秘訣 |
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惇平 | / | あはえ | 中2 |
われわれは「知る」と言うことをとても大事なこととして考えている。しかし |
、物事を判断したり、それを味わったりする時には、その予備知識や固定観念 |
がかえって邪魔になることがある。つまり、一つの絵を見る時、その絵の経歴 |
や意図するもの、また世間や評論家からどのように評価され、批評されている |
かなどの知識があればあるほど、自分の心のおもむくままにその絵を見ること |
ができないと言うことだ。だから、まず見、それに触れ、体験する、そしてそ |
こから得る直感を大事にすること、それが大事なのだ。しかし、百万人の人が |
正反対のこと言っていたとしても、「自分が感じたことが絶対」と言う考えを |
持ち、その安易に寄りかかってしまうなら、それは単なる独断と偏見に陥るこ |
とになるのだ。自分の感性を信じ、なおかつ一般的な知識や、他の人々の声に |
耳をかたむける余裕、このきわどいバランスの上に、私たちの感受性というも |
のは成り立たなければならない。 |
ぼくはゲームをする時、とりあえずやる。それは、上手くなるために必要な |
ことだ。経験を詰む事により、技術を招く事ができ、うまくなれるからだ。で |
もそのゲームの説明書や攻略本を見るならば、そのゲームの特徴を理解する事 |
ができ、さらに改善されるだろう。 |
また僕はピアノを弾いているが、ただ単に「この曲は激しい曲だよ」と言われ |
、練習させられても困る。それは、独断的になり、その曲の良さが分からなく |
なってしまうからだ。しかし、「ここはこうひくんだ」と詳しく言われたなら、 |
感情移入がしやすくなり、よりその曲の良い所が分かる。【「ここはこう退く |
んだ」…とか言われて教えられたら嫌だなぁ。(笑)】 |
実際に行動に移す事も大切だが、その行動に関する知識を理解する事も大切 |
だ。『経験は最良の教師である』というように、ゲームをするにもピアノを引 |
くにも、上手くなるためには経験は必ず必要だが、知識を持つことによって、 |
さらに上手くなるのだ。 |