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がっちゃんとぐっちゃん
イチゴの広場
がっちゃんてな中3
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 小選挙区制、大選挙区制、比例代表制。これは、今回の期末テストの範囲だ
った。勉強は一週間前からはじめたが、それらのテ対は最後だった。テストの
2日前ぐらいからはじめれば、忘れずにすむという考えからだ。だから、今回
のテストではまあまあの点数がとれた。しかし、一夜漬けが本当に良い事かど
うかは私だって百も承知である。一夜漬けに頼らぬように生きていきたいのが
本望だ。
 
 一夜漬けをせずにテストで良い点を取るためには、もちろん、日頃の努力が
ものを言う。毎日のように勉強し、授業が済んだら復習をする。復習は毎日欠
かさず行い、前にやった授業の内容を忘れないために、時々問題演習もする。
(これがホントのガリ勉!?)このように生活していれば、一夜漬けをする必
要なんて少しもない。一体どれだけ頭が良くなる事か。
 
 それから、一夜漬けに頼らないための方法として第二に、今の評価のシステ
ムを変えるというのもある。今の評価のシステムでは、試験の点数を子供の実
力とみなすというものが多いが、それでは「一夜漬けの頑張り=実力」という
ようなものである。例えば、がっちゃんのテストの点が93点で、ぐっちゃんの
点は97点だったとしよう。がっちゃんはすごい努力家で毎日復習、問題演習を
欠かさず行い、見事93点を獲得した。一方ぐっちゃんは怠け者で、日頃遊んで
ばかりいたために、一夜漬けで朝の4時まで勉強して97点を取った。さて、ど
うだろう?これでは、毎日勉強して頑張っていたがっちゃんより、一夜漬けで
テストだけ良い点を取ったぐっちゃんの方が良く評価されてしまう。
 
 一夜漬けは、やはりやるべきことではないが、そのためには毎日勉強しなく
てはならない。いくら口でいったって、私がそんな狂ったように勉強するのは
不可能に近いのが現状である。だが、10年後、私の頭の中に小選挙区制や大選
挙区制の意味が残っているだろうかというと、それはとても保証できない。「
脱皮できない蛇は滅びる」という名言があるように、進歩しない人間だって滅
びるのである。進歩するための第一関門を勉強にと例えて、頑張ってそれを超
えて行こうと、思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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