先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
ユージーン
アジサイの広場
たこ星人こむ中2
アメリカの「ユージーン」という町では普通の人と障害者は対等にあつかわれ
る。アパートを借りる時、管理人が「貴方が1人で住みやすいようにこちらで
変えられるところは変えましょう。」と言った。「障害者に理解を示す」とい
うより、きわめてビジネスライクな対応である。
 
 日本では障害者に対して「なにもしなくていいよ。全部やってあげる。」と
障害者と普通の人とを区別している。これは赤ちゃんに対して「ブーブでちゅ
よー。」と赤ちゃんと自分とを大きく区別していることに似ている。
 
 逆にアメリカでは障害者に対して「環境だけはととのえてあげるから後は自
分でやってね。」と障害者と普通の人とを大体対等にしている。そしてこれは
赤ちゃんに対して「Hey Tako! this is a
car!」と赤ちゃんと自分を対等な関係としてみている事に似ている。
 
 ここで障害者の方はどちらの方が喜ぶかというと、アメリカ、「自分と普通
の人は対等な関係」の意見の方がうれしい。障害者は障害者として保護される
よりも、傷つく事も含めて自ら経験する事を望んでいる。障害者の自由度は、
社会の障害者に対する位置づけによって決まる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ホームページ