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知識の生産過程が
アジサイの広場
さやかあおべ高1
 これから21世紀に向かって、情報インフラストラクチュアの建設が急速度
で進んでくる。インターネットからたくさんの情報が膨大に増えたとき人間は
何をするのか。情報は道具でしかない。情報に詳しいがものを考えない人がこ
れからは増えていくのではないか。情報に詳しいよりも考える力がある人にな
るべきである。
 
 確かに情報をたくさん持っている人はいろんな話をしてくれるのでおもしろ
い。しかし、だからといって情報をたくさん持っている人のほうが人気がある
のかといったらそうでもない。私の学校の友達はべつにそんなに情報をいっぱ
い持っているわけではない。しかし面白いのはなぜかというと一人一人がいろ
んな考えを持っているからである。では考える力をみにつけるにはどうしたら
よいのだろうか。それにはまず考える力を付ける教育をすべきである。日本の
教育はだいたい暗記が中心である。たとえば太平洋戦争のことを教えるときも
、少し戦争の内容を教えるにしてもだいたいが暗記、つまり、「1945年…
…終戦」といったかんじである。しかし、それはただの情報として処理される
だけである。本当に大切なのはどうして戦争になったのかということや戦争が
どんなに恐ろしいことなのかということを考えることである。このようにまず
教育のしかたをかえてゆくべきである。
 
 また、学校の教育ばかりでなく、子供の頃からの教育にも問題があるようだ
。長文7,3週では、子供のテレビアニメは、問題を根っこから解決しようと
する場面があまり見られないようだと書いてある。つまり単純にヒーローが悪
者を倒すという場面しかなく、一種の情報化している。小さい頃からの教育の
しかたもかえてゆくべきである。
 
 確かに情報をたくさん持っていた方が便利であるし、情報をもたずに生きて
ゆくこともできない。「辞書のような人間になることではなく辞書を上手く使
えるような人間になることが勉強の目的である。」という言葉があるように、
情報を上手く利用してたくさん考える力を身につけることが大切である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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