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「未来の人類のために・・・」
イチゴの広場
玲子あそわ高2
 第二次世界大戦に敗れた日本は戦後をむかえた。戦後の日本は「生命の生活
の安寧をお金で買い、その代償として、高潔さの徳を売り飛ばした」といわれ
ている。しかし、その選択が現代の豊かな日本とわれわれ日本人をつくりだし
た。戦後から今日まで日本は世界の技術に負いつけ追い越せと商業的な技術の
発達に努めてきた。しかし、日本人はそのことにとらわれすぎていて大切な何
かを置き去りにしてきてしまったのではないだろうか。
 
 日本は戦後からめまぐるしく発展し現在ではいくら不景気といえども人々の
生活は世界から比べるととても安定し貧富の差もそれほど開いてはいなく平均
的な社会になっている。そして、ひとりひとりが平等に教育を受けることがで
き、字の読み書きも国民の100%に近い人々ができる。よく海外の映画やニュ
ースを見ていると字が全く読めない人などが登場してくるが日本でこんなこと
は考えられない。このことはとても素晴らしいことで日本の誇りだと思う。
 
 しかし、その反面悪い部分も出てきている。日本は特色の無い社会になり世
界の国々のように商業的な技術の発展から生じる利益に目を奪われ環境科学な
どの人類のための科学技術を見失ってしまった。現在の裕福な暮らしに溺れ弱
い人々のことや未来の人類を見て見ぬふりをしながら日本は成長してきたよう
な気がする。そして日本には非核保有国のはずにもかかわらずアメリカ軍の基
地がたくさん残っている。つまり日本はアメリカの核に世界の国々から守って
もらっているのだ。それでは核を持たないという日本の素晴らしい考えとは食
い違ってしまうことになる。日本は未来の地球のための科学技術の発展に力を
入れ平和な世界を確立するために先頭に立って進んでいかなければならない。
国が広告を作ったりテレビでコマーシャルなどを流したりしてとにかく人々が
もっと環境に関心を持つような環境づくりをしていくべきだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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