| 子供の世界はを読んで |
| イチゴ | の | 池 | の広場 |
| 太一 | / | あうけ | 中1 |
| 子供の世界は、不思議に満ちている。小さい子供は、「なぜ」を連発して、大 |
| 人にしかられたりする。しかし、子供にとって当たり前のことは、子供にとっ |
| てすべて「ふしぎ」といっていいほどである。子供は、「ふしぎ」と思うこと |
| に対して、大人から教えてもらうことによって、知識を吸収して行くが、時に |
| 、自分なりに「不思議」なことに対して、自分なりの説明をを考えつくときも |
| ある。じぶんがなっとくしたせつめいは、物語になるのではなかろうか。外的 |
| な現象と、子供の心の中に生じることが一つになって物語に結晶している。 |
| 僕は、小さい頃「なぜなぜ坊や」だった。「空はなぜ青いの」や、「空気は |
| なぜあるの」など、お母さんに答えられない質問などをひっきりなしにしてい |
| たらしい。もし、質問が、お母さんが答えられる質問で、それをお母さんが、 |
| 一生懸命に答えていたとしても、そのときには、もう次の質問を考えていて、 |
| 答え終わらないうちにまた、お母さんに次の質問が飛んでくる。要するに、僕 |
| が子供の頃は、質問だけして、答えなどほぼ聞いていない。ただ質問だけして |
| 後はどうでも良かったのだ。そんな僕の悪いくせがいまになってもまだ残って |
| いる。 |
| これからは、人の話をよく聞かないとその人に対して失礼だし、自分にとっ |
| てなんの役にも立たない。だから13年間続いている、人の話をよく聞かない |
| ということをなおしていきたい。 |