| 言うことは言う! |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ミュウ | / | あおゆ | 小5 |
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| ことばの生活には、ときどき、言いにくいことばがあらわれて、私たちのこ |
| とばを、にごらせたり、くもらせたり、ゆがませたりする。「ノー」や、「わ |
| すれました。」ということばがいいにくい言葉である。いいにくさを押し切っ |
| て言う声や姿こそ、誠意のこもったことばとして、相手の心をうごかすのであ |
| る。自分を否定するとは、自分の全体をだめだとしてしまうことではない。こ |
| ういう類のいいにくいことばを本当に征服することができたとき、人間として |
| の真実が開けて来る。 |
| 私は学校でよく友達に、「00さん好き?」ときかれる。その00さんが仲 |
| のいい友達だとしてもいいにくくて、「ふつう。」といってしまう。又は「わ |
| から~ん。」という返事をする。 |
| 私のお母さんは、子供のころ、宿題を忘れたときに「うっかりわすれてしま |
| った」と思った気持ちがこみあげてきて、困ってしまい、「わすれました。」 |
| と言って泣いてしまったら先生が、「この人は忘れたことを心から思っている |
| からえらい。」といわれて怒られるはずなのにほめられたのでへんなきもちに |
| なったそうだ。 |
| 私は、このことから言いにくい言葉も言わなければならない時はきちんと言 |
| った方がいいのではないかとおもった。 |