運 |
ウグイス | の | 村 | の広場 |
でこはげ | / | かな | 小6 |
「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。自分か |
ら運を寄せつけないでおいて、「私は運が悪い」となげいている人は多い。い |
つも暗い顔をしていれば運もにげていく。物事を安易に考えないで、苦労をい |
とわない人は、幸運のほうが追いかけてくる。著者は運命を信じる人はなまけ |
者でおろか者であるという。川にきた時にすわって川の水がなくなることを待 |
っていてはならない。「人生の消耗に |
たえられる人は、幸運な人である」とカソンは言う。困難のない人生などない |
、これが人生の運を考える時の大前提である。 |
学校でこの前、作文の発表があった。と、その時、肝心の原稿用紙を持って |
きてないことに気付き、やばい…と思ったとき、チャイムが鳴った。そしてそ |
の場はうまくやり過ごした。が、3時間目に先生が、 |
「さぁ、続きやりましょうか」 |
と言い出した。この時私はついてないなぁと思いながら、 |
「忘れた」 |
といった。しかしよく考えてみると家で用意をしなかった自分が悪いのであ |
る。運と見えるものは日常の生き方の結果である。 |
テストの場合などでもそうだ。初めから予習・復習などをしっかりやってい |
れば抜き打ちテストなどでも慌てる事がなく、逆にさぼっていれば突然のテス |
トにびっくりして慌てて教科書を見たりする。そして、初めから予習・復習な |
どをしっかりやっている人は、ついてるなあと思い、さぼっている人は、つい |
てないなあと思うわけで、こういう場合にも日頃の努力が絡んでくる。僕はも |
うだめなんだと思ってなにもしないと、その何もしなかった分だけ運が悪くな |
りだめになる。逆にだめで元々やってみようと思って何事にも一生懸命で夢中 |
な人は運が良くなってくる。 |
運とは人間にとって、必要という事が分かった。 |