| ミミズがある生態系に |
| イチゴ | の | 池 | の広場 |
| 太一 | / | あうけ | 中1 |
| ミミズがある生態系に生存することで、「自然の経済に」どんな関わりを持 |
| つか、それがイギリスの生んだ医大生物学者チャールズ・ダーウィンのミミズ |
| に関する着眼点だった。彼は、サンゴと対比して地表で絶え間なく働き続けた |
| ミミズに敬意を表し、ケント州のダウンの家の庭で数々の実験的観察を行って |
| いる。ミミズは、毎日、土を食べて生きている。土はミミズの口から入って外 |
| へでると、また土になる。しかし、ミミズの口へはいる前の土とミミズが出し |
| た土とでは、土とは、土の性質がまるで違っている。 |
| 僕の母は、食べ物に「こだわり」というものを持っている。そのこだわりと |
| は、添加物の少ないものにすることや、野菜もできる限り農薬の少ない有機野 |
| 菜などにしていること、食べるものも肉ではなく野菜を中心にして、肉はあま |
| りない。いわゆる僕の家の食生活はどちらかというと、外国的ではなく日本に |
| 近いと思う。だから、僕も小さい頃から健康的に育ってきた。しかし、ちょっ |
| と困ることもある。添加物のたくさん入った食品を食べると、おなかの調子が |
| おかしくなってしまったりする。だけど、いまではそんなこともあんまり起こ |
| らない。僕も成長し、添加物も大丈夫になってきた。 |
| もう一つ、僕のうちでは僕の祖母が、小さな畑で季節の野菜を作ってくれ、 |
| 僕たちにくれる。それが、とりたてですごくおいしい。それも農薬も使ってな |
| いし、肥料は生ゴミを発酵させて作った、有機肥料だ。家の隣にあるので、料 |
| 理をしている時、ほしいと思ったらすぐ取りにいける。田舎は不便な面も多い |
| が、こういうことができるのでやっぱりいい。 |
| 最近は、人々が環境に注意を払うようになってきた。肥料も手間がかからな |
| い化学肥料をやめ、自然のために手間がかかるが有機肥料に変えた農家もある |
| と思う。こういう面では人間は昔に逆戻りしていると僕は思った。 |