| これまでの人の観察や |
| ウグイス | の | 泉 | の広場 |
| 亜耶 | / | ちて | 小5 |
| これまでの人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要であ |
| る。本を読むことには、もっと別の利益がある。それは、いくらわれわれが苦 |
| 労しても、自分自身では経験することのできない経験、それを教えられること |
| である。小説ばかりではない。歴史の本も同じように役にたつ。われわれも、 |
| 何かそれぞれに好きな書物を、とじ糸が三度も切れるほど愛読したいものであ |
| る。 |
| 私の一番好きだった本は、シンデレラだ。それは、カボチャの馬車がかわい |
| いからと、ドレスとガラスのくつがきれいだからだ。五才の時、二十回ぐらい |
| 読んだ。けれど、かどが二ヶ所しかやぶれなかったので、とじ糸が三度も切れ |
| るなんてすごいなぁーと思った。私がもしとじ糸を三度も切ったら、読みすぎ |
| てへとへとになってしまうなぁーと思った。 |
| 私は、本を読むことは、いいことなので、もっといろいろな本を読もうと思 |
| った。 |