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風邪が流行中。
アジサイの谷の広場
幸子/あさも中2
 フィンランドの保健担当機関による、15年にわたる食事の指導や健康管理の
効果がどのようなものであるかを科学的に調べる調査を実施したという話を読
んだ。結果、健康管理をしなかったグループの方が健康管理をしたグループより
も、病気になった人の数が少なかった。それは、子どもたちの育て方にもその
まま通じる話である、過保護が依存を生む。子ども一人ひとりが動物としての
感覚を持ち続け、磨きながら成長するために、そういうことをたっぷりと行う
ことが必要である。
 
 確かに保護するのは大切である。人間は生まれてすぐにひとりで生きろと言
われても無理である。生まれてすぐ人込みの中にぽいっとされたら、一日か二
日の命が関の山である。エサ(ご飯)を与えられないと、一日か二日でぽっく
り、である。大人になったって、近所のおばちゃんや、商店街のおっちゃんな
どに支えられて生きていく。
 
 しかし、人生アバウトに生きていくことも大切である。小学校のときの友達
が、骨折したとき、よほど折り方が上手かったらしく、治ったら折る前よりも
強くなると言われた、と言っていた。いろいろ危険を冒しつつ、子どもは育っ
ていく。親などに「火は触っちゃだめよー」と言われていたから触らなかった
。ある日、火に手をかざしたら、大火傷をした、なんてしゃれにならない。そ
れならちょっぴし火に触っておいて、“触ると熱い”と記憶した方がいいので
はないか。
 
 「寒さにふるえた者ほど、太陽の暖かさを感じる。」と言う言葉があるが、
反対に、赤道直下にいた者ほど、風の涼しさを感じることができる。しかし、
甘さや厳しさが大切なのではなく、大切なのは、どういう人間にさせたいかで
ある。弱っちくたってやさしい方が良いなら過保護にすりゃあいいし、強い方
が良いならアバウトに育てりゃあいいであろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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