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ことばについて
ウグイスの広場
太公望うの中3
 言葉について、今まで私は単なる記号、相手に何かを伝える一つの手段だと
思っていた。しかし、昔日本が朝鮮半島を侵略したとき朝鮮人に対して「名前
を変えろ」というふうに言った。私は、そのことを知ったときあまりたいした
ことないなと思っていたが言われた人にしてみれば大変な侮辱だったに違いな
い。分かりやすい名前にするためにという事で。つまり日本人は、漢字に対し
てただの記号としての意味しかないと思っていて朝鮮人がおもっているような
漢字に意味や愛があるという事を知らないまたは分からないのである。
 
 しかし身近にある事で見てみると日本人も結構そういうことに関していろい
ろと言っているのである。例えば、学校生活で友達同士で悪口を言い合ってい
る事がある。その時大抵出てくるのが名前に関する悪口である。それを言われ
ると侮辱されたとみなし殴り合いのケンカなどに発展する事がかなりある(小
学校時代)。これも前に述べたように朝鮮人が侮辱されたという気持ちと全く一
緒なのである。もっと日本人は言葉に対する認識を深めていく事が必要なので
はないかと思う。
 
 今、鼻濁音について新聞で静かに騒がれている。日本人のほとんどが鼻濁音
を話す事が出来なくなっていると書いてあった。鼻濁音は、「がぎぐげご」など
の発音ときに使うものである。鼻濁音は、美しい日本語を象徴するものである
らしい。このようになってくると日本語も滅びるのではないかと思う。今の女
子高生の言葉を聞くと「あんた、何人だ」といいたくなるほどである。それに話
し言葉と書き言葉がぐちゃぐちゃになっているという事もある。これに対して
漢字を使うようになるとむちゃくちゃになってくる。漢字を当て字としてしか
思っていないのである。漢字には、本来意味があるのである。それが今女子高
生の間によってむちゃくちゃにされているのだからもう日本に未来はないので
はないかと思う。
 
 英語に関しては日本のような事はないのではないかと思う。例えば「こい」
と平仮名で書いても何の意味なのか分からない。それを漢字で当てはめると「恋
」「来い」「鯉」「濃い」などといろいろある。これによって初めて意味が分かるの
である。それは、漢字にはそれぞれ意味があるという事である。アメリカでは
、使っている文字が英語(アルファベット)一つだけである。そのため日本の
ようにややこしくはならない。もっと日本は、言葉や漢字に対して意識を深め
るべきではないかと思う。しかし、なぜ日本には、こんなに文字の種類が多い
のであろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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