国際化とは。 |
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ひまわり | / | あなつ | 中3 |
世界において「国際化」がスローガンさながらに叫ばれているのは日本だけで |
ある。欧米世界にはこの言葉は存在しないのである。理由は、欧米世界は現実 |
においてすでに「国際化」されているとうぬぼれているからである。しかし実 |
際はそうではないのである。また、「国際化」というのを日本は外の世界に自 |
分を柔軟に合わせるという美点と勘違いしているが、実際政治的経済的必要か |
ら欧米の作り上げた秩序に一時的に適応させることとなっているのだ。 |
「国際化」という言葉は最近良く耳にするようになった。学校説明会などの |
場でも、「うちの学校は国際化が進んでおり・・」というように良く聞く。す |
ると我々(私)は、いい学校だなあ・・と思う。国際化とは、世界を広げるこ |
とだと思う。日本だけに閉じこまらずに外国の文化を良く取り入れ生活してい |
く。私はこの間、カナダの子と文通を始めた。せっかく英語を習っているし、 |
他の国の文化も知りたかったからだ。これはまさしく国際化されていることの |
一つだと思う。この手紙からは見知らぬ国のことがいろいろわかり、そして日 |
本の文化も伝えることが出来る。まずはこのようなことから世界を広げていく |
ことが大切だと思う。 |
しかし欧米世界での「国際化」という言葉の意味はまた違うらしい。とても |
日本を馬鹿にしている気がする。日本だってしっかりとした文化を持っている |
のにそれを理解してくれない欧米人は自分勝手だ。日本もその辺りは自信をも |
って自慢したっていいのにとおもう。やはりお互いに相手の国の文化などを理 |
解しないと国際化はありえないと思う。 |
「国際化」とはつまり外国化するということと同じとも思われるが、少し違 |
うと思う。確かに外国の文化を取り入れるということは外国の色に染まるを言 |
うことだが、しっかりと自分の文化をもって、相手に理解してもらってから出 |
来ることだと思う。そうでなおい強制的な事は国際化とはいわないと思う。 |