| 手紙 |
| ウグイス | の | 泉 | の広場 |
| 星野惇 | / | のと | 小5 |
| 考えてみると手紙というものはそう優しい事ではない。どこが難しいという |
| と,結局手紙にはあて名があるからだと思っている。あて名のない手紙もある |
| 。印刷された挨拶状や通知じょうの類がそれだ。このあて名のない手紙もずい |
| ぶん読まされる。この事務的な手紙の印刷を、私達もする事がある。年賀状な |
| どが良い例だ。それは、プリントごっこ、で作った手紙をそのまま出すのだ。 |
| そのまま、出したら書いた人の気持ちが伝わってこない。それにつまんない。 |
| 逆に、真っ白な紙に大きい字で、 |
| 「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」 |
| とかいてあったら、書いた人の気持ちが伝わってくるし、見ていると楽しい |
| 。 |
| 「水清ければ魚すまず」ということわざがあるとおり、人の気持ちが分かる |
| 手紙がくれば嬉しい。 |
| 今日の文章のおおかたは、印刷されるものとして書かれると見て良い。とこ |
| ろが、印刷されないということが前提で書かれる文章がある。日記と手紙だ。 |
| 僕も日記を書いている(付けている)。日記を先生に出すと感想を書いてくれ |
| る。 |
| これが、あるから日記を書いているようなものだ。 |
| キレイな手紙より、少し汚いけど愛情がこもった手紙のほうが、相手に気持 |
| ちが伝わる事が分かった。 |
| 僕も手紙を出すときは、手紙の中にたくさん字を書いて、相手に伝わるよう |
| に書きたい。 |