海とお日様の真鶴 |
イチゴ | の | 森 | の広場 |
ナズナ | / | あもせ | 小4 |
「あ~疲れた。山登りなんて。」 |
周りの子達は足が棒のようになっていました。実は今私は真鶴にいます。学 |
校の行事で真鶴に行く事になったのです。 |
さっき山登りから帰って来てみんなぐったりしています。私は言いました。 |
「みんな!ねちゃだめ!夜になったらみんなの待っていた夜光虫の実験をす |
るでしょ。ほらほら起きて!!!!!」 |
そして食事を食べてから真鶴の理科実験室に行ってみると理科の須永先生(女 |
)が待っていました。 |
「みんなよく来ましたね。大変だったですか?」 |
辺りは「たいへんだったよ~。」と言うこえでいっぱいです。 |
「まあまあみんなこれからプランクトンと言う海の虫を見てみない? 先生 |
が見た所きれいなんだ。みんなにも見せたくって。」 |
みんなは山登りでの疲れでくたくたしていたのに顔がぱっと明るくなりまし |
た。そして実験をすることになりました。 |
「まず、プランクトンと言う物はどういう物かをみんなに見せたいんだ。さ |
あ見てみよう。」 |
ガラス棒を持った須永先生はガラスの器の中の海水をかき混ぜながら言いま |
した。 |
「さあやろう!電気を消してー。」 |
ぱちっ |
きらきらと光っているプランクトンを見て私はいたずらっ子の近藤君が自分 |
の持っている懐中電灯で見えなくさせるため照らしていることを大変頭に来ま |
した。 |
「はいっ。終わり」 |
須永先生は言いました。「次は顕微鏡でどんな形をしているかをやっていき |
ましょう。」 |
すなが先生は説明をしました。 |
「…・まずこのレンズを先にやって………・・。」 |
細かい作業でしたが何とかできました。私は顕微鏡をのぞきました。 |
「わあ!」 |
おたまじゃくしのような黒い物が移っています。 |
「額田見せろよ。」 |
周りの男の子がどんどん来ます。最後に須永先生は言いました。 |
「今は夏ですね。真鶴から帰って来てから夏探しをしましょう。夏は春と違 |
ってどんな風になっているのかな?」 |
と言うことで真鶴の生活は楽しく終わりました。 |