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ポイ捨て
アジサイの広場
小山くさ中1
 横浜市では二年前くらいに「ポイ捨て禁止条例」というものが定められ、捨
てたら罰金いくらという事があった。又、シンガポールでは、ポイ捨てをした
らとてつもなく高い罰金をとられるらしい。しかし、横浜市では「ポイ捨て禁
止条例」を定めたにもかかわらず、ゴミが道端に白い物から黒い物までが点々
とまばらに落ちているというのをよく目にする。一人一人が自覚しないと、ポ
イ捨てを無くすという事ができないのではないだろうか。そう考える理由は二
つある。
 
 第一に、自分たちの町が汚くなるからだ。当然の事だけれどそれがなかなか
できないのだ。自分の部屋だったらポイ捨てなどたいていできないだろう。し
かし、それが自分たちの町だとできるようになるのはなぜだろうか。やはり、
自覚が足りない証拠だろう。このままだと日本もシンガポールのようにポイ捨
てをしたら高く罰金を取るというふうになるのではないだろうか。
 
 第二に、言われないと実行できない、また、言われてもなかなか実行できな
いという事だ。つまり、自覚が足りないという事だ。「ドラえもん」でジャイ
アンはいつもノビタをいじめては、母に怒られるけれどこりずに又いじめてい
る。それと同じように日本人も、自覚が足りないため、まず、注意されないと
たいてい気づかず、注意されてもこりずにまたしばしば捨てるという事がある
のではないだろうか。
 
 確かにごみ箱が近くになく、ポイ捨てをしたくなるという事もたまにある。
しかし、「立つ鳥あとを濁さず」という言葉があるように一人一人が自覚しそ
の場所を濁さないように、ポイ捨てをしないということが大切である。