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謙虚な日本人
アジサイの広場
りさあいす中2
 日本人に「英語が出来ますか」と聞くと、よっぽど自身がある人以外は「少
しだけ」と答えるだろう。しかし、同じ事を韓国人に聞けば例えあいさつ程度
しかはなせなくても自身をもって「話せます」と答えるだろう。一言でいうと日
本人は謙虚なのである。また、日本人は、相手を枠にはめる見方をする。その
ことから、相手または自分の才能を伸ばせないのである。私が習っている英語
の先生の体験談によると、アメリカ人に「英語はなせますか」と聞かれ「少し
だけ」と答えると「ああ、少しだけか」と言って過ぎ去られたそうだ。アメリ
カ人の話せる基準と日本人が話せると考えている基準が全く違うのだ。このこ
とからも日本人は謙虚で遠慮しがちな性格だということが確かめられる。
 
 また、友達と話していると自分の姉妹のことをさりげなく自慢してくる人が
いる。「私のお姉ちゃんこのごろすごくむかつく」といいつつ「さいきん彼氏
つくって、毎日男と1時間くらい電話して、今度、遊ぶらしい」といって、プ
リクラを差し出してくる。一応「きれいなお姉ちゃんだね」と言っておくが心
の中では「また自慢か・・。」と思っているのが現実である。直接自慢せず、
遠回りに自慢してくるのが日本人らしい。
 
 世界の億万長者をみていると、1位2位3位とアメリカ人が占めている。ア
メリカ人は自分のことを褒めるのも相手のことも褒めるのがうまく才能を伸ば
しやすい環境にいるからだろう。「才能とは自分自身を信ずる能力である」と
いうように自分を上手に褒めて自分の才能をのばせるように、日本人はならな
くてはいけないと思う。