先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
ひとこと
今の日本がすべきこと
アジサイの広場
りさあいす中2
 助動詞ラレルは受け身、尊敬、自発、可能と四つの意味を持った言葉である。その中の可能におい
てら抜き言葉は頻繁に使われている。このら抜き言葉は永く批判の的になりながらも次第に多く使われ
るようになってきたのである。しかし、言語というものは保守的なもので、そう簡単に言語を代える
ことは認められない。実際に友達と話していても、ら抜き言葉はたくさん使われ、「来れる」を「来ら
れる」という人はめったにいない。しかし、日本語的には認められていないので、国語のテスト等では
、きちんと使いわけている。だが、慣れていないものだからまちがえてしまうのが現実だ。
 このことから、今の世の中は新しいものをどんどん取り入れる姿勢が必要だということが考えられる
。時代は急速に流れている。その、流れに対応できるかが、この世の中の目標とすべきものなのでは
ないか。例えば流行語があてはまる。昔流行った言葉を今使ってもしらけるだけだ。
 このことは「おじいさんのランプ」からも読み取れる。ランプは古いもので、今の時代は電気が必
要だということを、みのすけが認めた場面と、ら抜き言葉を認めるかは、同じように考えればいいも
のなのではないか。
 確かに、昔の伝統を守りつづける事も必要だ。しかし、今の世の中をみると、洗濯板が洗濯機に変
化したり、ほうきが掃除機に変わったりしている。周りのものが次々に変化していくなかで、言葉が
変化するのは許されないということはどういうことだろうか。言葉も時代によって使いやすい様に変
化していく事が今の世の中では必要だと思う。
 助動詞ラレルを、いかに使いやすく変えていく事が、今の日本がやるべきことではないだろうか。