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 これから必要になる作文力―そして、作文教室の選び方 言葉の森 | 作文国語教室【公式】
 
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これから必要になる作文力―そして、作文教室の選び方 as/1169.html
森川林 2011/02/14 14:42 
修 削


 「作文力がこれから必要らしいけど、それはどうして」「どの教室がいいの」などということにお答えする記事です。



 日本の戦後の教育を特徴づけているものは、○×式試験中心の学習による学力の低下という問題です。

 ○×式試験は、知識を詰め込めば、だれでも何とか成績が上がるという試験で、これがこれまでの日本の教育の中心になっていました。

 例えば、現在、日本の小中学校、高校で行われている試験の中には、子供たちの学力に結びつかないどころか、受験にさえ役立たないような瑣末な知識問題が出されることがあります。これは、結局、教える先生が○と×で生徒の成績の差をつけやすくするためだけに出すようなものです。

 これは、学習塾でも同じで、進学塾での勉強の中には、受験には必要のないものもかなりあります。しかも、それぞれの教科の担任が自分の教科だけを考えて宿題を出したり試験を行ったりするので、子供たちの多くは時間不足に追われています。そして、子供らしい生活を犠牲にしてまで勉強することにより、塾の中での成績は上がるが、本当の実力はついていないという事態が生まれているのです。それは、勉強の中身が○×試験に対応したものになっているからです。

 大学入試でも、事情は同じです。予備校などのデータをもとに高度な情報戦として行われる大学入試は、よい成績を上げるためには、膨大な知識をいかに効率よく習得するかというテクニックの競争になっています。

 東大、早稲田大、慶応大など、優秀な生徒が行くと思われている大学でも、与えられた答えを見つけることは得意だが、自分で問題を発見したり創造性を発揮したりすることは苦手だという学生が増えています。一部の大学では、小論文の入試を導入していますが、受験の合否を決めるのは、やはり知識の量になっているからです。

 既に、企業の中では、学歴と知識はあるが、仕事をする実力がない社員が問題になっているようです。それは、これまでの学力が知識の量で測られるものであり、それが受験体制の完成に伴ってますます強化されるようになってきたからです。知識はあるが実力がないという若者たちは、この受験体制に過剰適応した結果なのです。



 今後の日本の教育では、この○×式の詰め込み勉強の見直しが急速に行われていくと思われます。

 その理由の一つは、少子化の進行で入学試験の採点に余裕ができるため、知識の有無を試すような問題から思考力を見る問題に試験の内容が変わってくるからです。

 これはすでに、公立中高一貫校の作文試験や、高校入試における作文試験の導入、大学入試への推薦小論文の広がりなどで見られるようになっています。

 作文力がなぜ必要かというと、書く勉強することによって、読む力や考える力をつける勉強も自然に必要になってくるからです。

 これまでの教育で評価されていた○×式の学力は、与えられた答えをいかに見つけるかという要領のよさを競うような学力でした。これから必要になる学力は、与えられた条件から自分で問題を発見し、それを創造的に解決するという学力です。



 このような世の中の動きを反映して、小学生向けの作文教室や作文講座も増えています。しかし、こういうところで紹介されている面白そうな教材は、導入部の教材ですから、一見楽しそうに見えてもそれがそのまま作文の学習につながるわけではありません。語句や短文を埋めるようなやりやすい勉強と、自分で600字から1200字を書く作文の勉強とでは大きな違いがあるのです。

 なぜこういうことが言えるかというと、昔、ある大手の通信教育の作文講座を担当する人が、言葉の森に作文の指導法を聞きに来たことがあるからです(笑)。こちらは別に秘密にすることもないので、持っている資料を全部渡して説明してあげました。つまり、指導する中身があって作文講座を作ったというわけではないのです。

 言葉の森のホームページは、指導のノウハウをすべてオープンにしています。ですから、言葉の森の教え方を参考にして指導している教室も全国にはたくさんあります。しかし、本当の実力をつけるなら、やはりオリジナルな教材のある言葉の森で始めることがいちばんの近道です。

 実際に、言葉の森では、これまで、中高一貫校の作文試験や、高校入試の推薦作文試験、大学入試の小論文試験などに多くの実績をあげています。小学校の1年生から始めて、中学生、高校生(大学生、社会人の生徒もいますが)までの作文指導を専門的に行っている教室は、全国でもほかにはないと思います。

 しかし、これから必要になる作文力とは、単に目の前の作文試験のためだけに必要なのではありません。将来、自分でものを考えて創造的に表現する力をつけるために、作文を書く勉強を低学年のうちから進めていく必要があるのです。



コメント欄

muraki 2011年2月14日 20時33分  ▽
ユーモアのパターンを川柳で http://murakitatsuo1969.hamazo.tv/e2842509.html

国語表現力、分析力をユーモアで学習できます。何かお役に立てれば幸いです。

森川林 2011年2月15日 8時32分  ▽
 なるほど。面白いページですね。

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これから必要になる作文力―そして、作文教室の選び方 森川林 20110214 に対するコメント

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