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 小学校1、2年生から始める作文――毎週作文を書くことが習慣になると作文の勉強が長続きする 言葉の森 | 作文国語教室【公式】
 
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小学校1、2年生から始める作文――毎週作文を書くことが習慣になると作文の勉強が長続きする as/4476.html
森川林 2022/06/07 05:34 
修 削


●動画:https://youtu.be/HRHjk7KuxUk

 将来の入試の中心は、作文と面接になります。なぜなら、それがその生徒の個性と思考力、つまり将来の可能性を予測させる最も確実な指標になるからです。

 ただし、今はまだこういう作文や面接の試験は主流ではありません。それは、評価に時間と人員が必要だからです。
 しかし、近い将来、森リンのような文章の自動採点が普及するようになれば、時間と人員の問題は一挙に解決します。今でも、例えば、ある生徒に異なるテーマで3本、1200字の作文を書いてもらえば、その生徒の個性と思考力はほぼ正確にわかります。これは、ペーパーテストよりも確実な評価方法です。

 言葉の森の「森リンベスト」のページに、2022年と2021年の森リン点ベスト50の作品が載っています。森リンで90点以上を取っている生徒はほとんどが高校生ですが、中には中学生の生徒もいます。
 これらの生徒のほとんどは、小学生のときから作文の勉強を始めています。早い生徒は、小学1年生や2年生のときから作文を書いています。

 小学校1、2年生のころといえば、まだ作文は字数も少なく、たどたどしいことしか書けないのが普通です。
 しかし、この時期に毎週作文を書く習慣がつくと、文章を書くということが日常生活の一部になっていくのです。

 作文を書くということは、小学校高学年以上の生徒にとっては、精神的にかなり負担の多いものです。1200字の作文を書くのにかかる時間は、60分から90分ですが、毎週そういう時間を確保することも大変です。そして、作文は、他の勉強に比べると、書き出すときに大きな精神的エネルギーが必要です。よく作文や感想文の宿題が後回しになることが多いのは、そういう事情もあるからです。

 この負担の大きい作文の勉強を、小学校高学年、中学生、高校生と続けていけるのは、低学年からの作文を書く習慣があるからということが多いのです。

 小学校低学年から作文の勉強を始めるのには、もうひとつ大きな利点があります。それは、作文を通して親子の知的な対話が日常化することです。
 例えば、子供の書く作文に合わせて、両親が似た体験を話してあげることができます。小学校高学年になると、作文の課題も説明文の感想文が中心になります。そのときに、親子で作文の課題に関して話をする習慣があると、子供の思考力や語彙力が著しく伸びます。

 ところで、小学1年生の時期に作文を上手に書ける子は限られています。小学校受験などで作文の勉強をしてきた子以外は、作文はまだほとんど書けないのが普通です。
 しかし、この時期に作文を書く最良の勉強法があるのです。それが親子作文です。

 作文を書く力は、作文力として独自にあるのではありません。作文を書く力のかなりの部分は、文章を読む力に支えられています。だから、まだ本を読む量が少ないうちは、正しい表記自体ができないのが普通です。
 例えば、小学1年生の子に、「わとはを区別する」とか、「句読点をつける」とか、「会話にカギカッコつける」とかいうことを教えるには、普通かなり長い時間がかかります。それは、日常会話の中には、「わとはの区別」や「句読点」や「カギカッコ」などは出てこないからです。それらは、読書を通して身につくものなので、読書量の少ないうちは、理屈で説明してもなかなか身につかないのです。

 そういう低学年のうちに、どう作文の勉強をするかというと、それは、子供との対話をお母さん、またはお父さんが作文に書くことによってです。
 子供は、自分の話したことが、作文という形になることを知ります。そして、それを読んで発表するうちに、読書よりも密度濃く、作文の書き方を自然に身につけるようになります。
 やがて、子供が、自分でも1行か2行の文章を書くようになります。子供は、人にやってもらうよりも、自分でやってみる方がもともと好きだからです。そのようにして、次第に、子供が自分の力だけで作文を書くようになるのです。

 低学年の作文の目標は、正しく書くことと楽しく書くことです。しかし、正しく書くことを理屈で説明して子供の作文を直すような指導が中心になっては、子供は作文の勉強を面白いとは思いません。直すことがほとんどない状態で、正しい書き方を身に着けていくことが大事なのです。

 また、お母さんやお父さんが作文を書いている様子を見ていると、子供はそれを真似したいと思うようになります。低学年の時期は、模倣の時期なので、お母さんやお父さんが楽しそうに書いていれば、自分もそういうことをやってみたいと思うのです。

 この低学年の時期の作文体験が、その後の作文の勉強の土台になります。だから、作文は、子供が普通に文章を書ける小学校中学年や高学年になってからよりも、まだ十分に書けない低学年のころから始めていくのがいいのです。

 言葉の森では、小学1年生、2年生向けの親子作文クラス、作文クラスの体験学習を受け付けています。
 最初のうちは、親子作文クラスに参加していても、子供が自分で書く量が増えてくれば、そのまま作文クラスの指導に移行します。逆に作文クラスに参加していても、子供が自分で書くことにまだ負担を感じるようでしたら、親子作文として勉強を続けていくことができます。
 だれでも楽しく始められる低学年からの作文クラスにぜひご参加ください。



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