ログイン ログアウト 登録
 子供の語彙力を育てるのは、学習まんがでも、子ども新聞でも、図鑑でも、辞典でもなく、親子の知的な対話。そのために必要なものは Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 5101番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/1/14
子供の語彙力を育てるのは、学習まんがでも、子ども新聞でも、図鑑でも、辞典でもなく、親子の知的な対話。そのために必要なものは as/5101.html
森川林 2024/06/15 07:28 

山椒の実



 面白い記事がありました。
 基本は合っていますが、ちょっと違うと思ったことがありました。

====
「語彙力がある子」たちの習慣…国語講師が見つけた「例外なき共通点」とは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/d11b4d1a5874e4d2b36dd31851e944e1ae9e9a95

 一方で、「語彙が乏しい子」に共通する点にも少し触れたいと思いますが、これは「家庭が言葉に触れられる環境になっていない」ことがあげられると思います。
 当然ですが、親の語彙力は子どもに影響します。いつも同じ言葉で話しかけていては、語彙は伸びていきません。お子さんには、ぜひいろんな言葉で話しかけてみてください。
====
 この話は、本当です。
 親が子供にいろいろな話しかけをすることが大事です。
 しかも、その話しかけは、単なるお喋りでも、単なる知識の伝達でもなく、知的な話しかけであることが必要です。


 昔、横断歩道で信号待ちをしている親子の、お母さんが子供に、
「赤が止まれで青が進めよ」
と言っているのを聞きました。

 そのとき、そういうことを言うなら、
「赤の止まれが青になるときはすぐ青なのに、青の進めが赤になるときは途中に黄色が入るのはどうしてかなあ」
などと言えば面白いのになあと思ったことがありました。

 別に、それは答えを要求するための話しかけではありません。
 正解を求めるような話しかけではなく、親子の対話を楽しむ話しかけなのです。

 同じことを感じたのは、ドクター・中松さんの「お母様」を読んだときです。 中松さんの母親が、折に触れて、知的な対話を楽しんでいたのです。


 「『語彙力がある子』たちの習慣」の記事の最初の方に、次のような話があります。

「(毎年一番勉強できる子に勉強の仕方を聞いて)その結果わかったことは、ひとりの例外もなく全員、語彙や言葉に関する「学習まんが」で学んでいたということです。」

 これだけ読むと、では、子供に「学習まんが」や「子供しんぶん」や「図鑑」や「辞典」をたくさん与えておけばいいと思うかもしれませんが、そうではありません。

 そういうものに関心を持つ土台として、最初に親子の知的な対話があるのです。
 そして、親子の知的な対話があれば、「学習まんが」や「子供しんぶん」や「図鑑」や「辞典」は、特になくても何も問題ありません。

 「学習まんが」や「子ども新聞」は、結果であって原因ではありません。


 では、親子の知的な対話をどうしたら進められるのかというと、それは作文です。

 これまで、勉強のよくできる子は、お父さんやお母さんと、作文の課題を通していろいろな話をしていました。

 例えば、「がんばったこと」という題名では、親が子供時代にがんばったことを話して聞かせてあげます。

 「友情について」という題名でも、親が子供に、子供時代に友情を感じた経験を話してあげます。

 「自然の多様性」という題名でも、親がこれまで経験した多様性の考えを子供に話してあげます。

 こういう話が、毎週できるのが作文です。
 もちろん、その話が、作文に出てこなくてもいいのです。
 親子で話した言葉は、そのまま子供の語彙力になっていきます。
 そして、子供は単に語彙力を伸ばすだけでなく、お父さんやお母さんの生きた人生も学んでいくのです。



コメント欄

コメントフォーム
子供の語彙力を育てるのは、学習まんがでも、子ども新聞でも、図鑑でも、辞典でもなく、親子の知的な対話。そのために必要なものは 森川林 20240615 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
つてとな (スパム投稿を防ぐために五十音表の「つてとな」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
語彙力(0) 対話(45) 作文教育(134) 
コメント1~10件
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
小4の12月の 森川林
問3 ○B すずめは、見慣れみな ないものが立っている 1/9
国語読解掲示板
2025年12 森川林
 12月8日から、中根が休講してしまい、いろいろな連絡が遅れ 12/22
森の掲示板
3I/atla 森川林
日本にはかつて穏やかに何万年も続いた縄文文明があった。そのよ 12/12
森川林日記
Re: 11月 森川林
 これは、解き方の問題ではなく、読む力の問題です。  読解 12/5
国語読解掲示板
Re: ICレ 森川林
 ChatGPT、あまり文章うまくないなあ(笑)。  音声 12/5
森川林日記
ICレコーダと 森川林
AI時代に子どもが伸びる――全科学力クラスという新し 12/5
森川林日記
noteのペー 森川林
https://note.com/shine007 12/4
森川林日記
11月分 4  あういと
問題7と問題8が分かりません。 キーワードはわかるのですが 12/3
国語読解掲示板
Re: 森川林
 字がきれいだったのは、そのあとの日記の内容を見ると、弟が葛 11/30
国語読解掲示板
Re: 11月 森川林
 お返事遅れて失礼しました。  易しい国語問題は、「同じ言 11/30
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン