ログイン ログアウト 登録
 2025年2月保護者懇談会資料 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 5301番  最新の記事 <前の記事  2025/2/23
2025年2月保護者懇談会資料 as/5301.html
森川林 2025/02/22 06:40 



https://youtu.be/A41nJ8Iopxo

●作文学習の意義
 勉強は成績がよくなるだけだが、作文と読書は頭がよくなる。
 頭がよくなれば、学年が上がるにつれて成績も上がる。
 逆に言うと、成績だけ上げていると、学年が上がるにつれて成績は下がる。

●小学校低学年のうちは、コントロールしすぎない
 親のペースで子育てをしていると、勉強のよくできる子になるが、やりすぎると、小4のころから反発するようになり、かえってうまく行かなくなることがある。
 低学年のころは、直したり指示したりすることは少なくして、褒めることと自主性を活かすことを中心に、。

●小学校中学年は、家庭学習の習慣をつけ、毎日決まったことをやれるようにする。
 そのためには、勉強の量は少なく、決まりきったことができるようにする。
 勉強以外のお手伝いの習慣も同じ。
 そういう習慣がつくと、夏休みの宿題なども計画的にやるようになる。

●中学生高校生は、読書が重要。
 特に、小説ではなく説明文意見文の読書を中心に。
 難しい本の読書をしていると、読書とは関係ないように見える数学や他の教科の成績も上がる。
 その理由は、読書によって考える力がつくので、数学の解法なども考えて理解できるようになるから。(読む力がないと、解法を読む気がしなくなることもある)

●勉強の目標を、大学入試に置くのではなく、その先の独立起業に
 昔は、いい大学に入ることが勉強のゴールだったが、これからはそうではなくなる。
 本当のゴールは、社会に出て第一人者になることで、わかりやすく言えば独立して起業すること。

●ベーシックインカムの時代は、遠い先の話ではないから、メシの食える大人になることよりも、楽しい人生を送る大人になることが目指す目標になる。
 楽しい人生の条件は、常に向上心を持ち、創造的に生き、社会に貢献すること。

●学力の基礎は日本語。
 日本語の力をつけるには、読書と対話と作文と暗唱。
 読書には読み聞かせも含む。
 日本語の力がつくと、精神が安定し、人の言うこともすぐに理解するようになる。
 学校でなにかのお知らせのプリントが配られるようなときに、すぐに読み出すような子は読む力がある。
 逆に日本語の力がないと、落ち着かない、言うことを聞かない、怒りっぽくなるなどの問題が出てくることがお多い。

●今後の学力はAIで大きく変わる。
 わからないことは先生に聞くよりもAIに聞くようになる。
 勉強を発展させたいときも、AIと相談するようになる。
 勉強は、家庭学習+AIが基本になる。

●AI時代のオンラインクラスの意義
 基礎学力クラスは、低学年からの勉強仲間作り。
 総合学力クラスは、能率のよい国語算数英語創造発表の学習。
 全科学力クラスは、同じく能率のよい国語数学英語理社の学習。
 プログラミングクラスは、これまでのコード学習から、これからはAIを使った作品づくりへ。
 創造発表クラスは、理科・社会・プログラミングの勉強をAIで発展させて発表する学習に。

●AI時代の作文
 作文の本質は考えることで、書くことはその結果。(書きながら考える面はあるが)
 構想メモを手書きで書くことが作文の中心になる。(考える作業は手書きと相性がいいので)
 将来は、人間が、構成と実例と意見と名言を考え、それを書くのがAIという役割分担になる。

●AI時代の英語
 英語教育は、伝達のための英語から、文化を身につけるための英語になる。
 英語以外の外国語も、文化のための外国語を学ぶ学習になる。
 文化のための外国語の学習には、外国語の文章の暗唱が重要になる。

●AI時代の入試
 知識のテストは基本的なことがわかっていればいいということになる。
 具体的には、オール4の成績か、共通テストで7~8割の成績。
 あとは、自分の得意分野があり、それに熱中した実績など。
 ただし、得意分野は、スポーツ的音楽的なものよりも学問的なもので。
 将来は、作文小論文が入試の中心になる。
 現在、作文が入試の中心になっていないのは、評価に手間がかかるから。
 作文検定試験が広がれば、作文力が学力と見なされ、読解や記述の試験も作文に統合されるようになる。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
懇談会・個人面談(0) 

コメント欄

コメントフォーム
2025年2月保護者懇談会資料 森川林 20250222 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
たちつて (スパム投稿を防ぐために五十音表の「たちつて」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
懇談会・個人面談(0) 
コメント1~10件
優しい母が減っ 森川林
あきろあさん、コメントありがとうございます。 子供は、もと 2/13
記事 979番
優しい母が減っ あきろあ
森リン先生の投稿をみて、母は甘やかしていいんだと、初めて気付 2/7
記事 979番
中根の担当する 森川林
YKさん、ありがとう。 私が子供にさせたいと思っていたのは 1/27
記事 5267番
中根の担当する YK
創造発表クラス面白くなりそうですね!イギリスの私立学校のカリ 1/27
記事 5267番
これからの学力 森川林
 書き忘れたけど、ひとりの先生が全教科、全学年を教えるという 12/9
記事 5233番
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2025年2月 森川林
https://youtu.be/A41nJ8I 2/22
森の掲示板
少子化、高齢化 森川林
問題は、少子化や高齢化そのもにあるのではない。 それらによ 2/20
森川林日記
歩き始めたばか 森川林
日経の英語教育論を見たが、 https://www.you 2/20
森川林日記
AIと作文検定 森川林
作文検定をオンラインでやったら、 ChatGPTで書く人が 2/17
森川林日記
江原さんの本を 森川林
江原さんの本を読んだけど、 霊界からかどこからか知らないけ 2/17
森川林日記
AI時代の作文 森川林
これからはみんなChatGPTで作文を書くようになる。 大 2/17
森川林日記
Re: 1月読 森川林
 最初に書いてある「昔、夏に食べたトマトはおいしかった。」は 2/7
国語読解掲示板
1月読解検定に あうせれ
問5のA⇒昔のトマトは青臭いがおいしかった。←× 本文1行 2/5
国語読解掲示板
2025年1月 森川林
●新年度の教材は、もう発行されています。 http 1/22
森の掲示板
Re: 中2の 森川林
 これは、読解問題の解き方の基本だから、よく覚えておいてね。 12/22
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習