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塾の作文模試でひどい点数(facebook記事より) as/1647.html
森川林 2012/11/07 11:02 



 「塾の模試でひどい点数を取ってきて」という相談の電話がありました。

 中学受験をする小6の子が、塾で作文の模試を受けてきたのです。


 こういう話は、実はよくあります。

 大学入試の小論文模試でも、生徒が「予備校の模試ですごく点数が低かった」と言ってくることがあります。


 中身を見れば、全然問題ないことがほとんどです。

 みんな、点数にとらわれすぎなのです。

 確かに、もう少しこうすればよかったのにというようなことはありますが、そんなにオーバーに減点するようなことではありません。


 塾や予備校の作文小論文の模試など、まずあてになりません。(関係者の方、ごめんね)

 採点する人の主観が大きすぎるからです。

 点のつけ方が極端なのです。


 それに、そういう点数をつけて、ではどうしたらいいかというような指導ももちろんありません。

 点数をつけるマシーンのようなものです。(しかも性能のあまりよくない(笑))


 受験勉強は勝つための勉強ですから、親子で真剣に勝つことに徹しなければなりません。

 しかし、いくつもの勝負をくぐりぬけてきた大人は、そんな受験ぐらいで人生が決まるわけではないという大きな視野を持っていることが大事です。


 特に、子供が低い点数を取ってきたときが大事。

 にっこり笑って、「大丈夫」というのが親のプロです。

 お父さんも、お母さんも、ゆっくりあったまっていきましょう。(そりゃ、親のフロ)


 昔の子供は、学校から帰ったらすぐに遊びに行っていましたが、みんな立派な大人になりました。

 そんなに焦ることはないのです。



 昨日までの雲が東の海上に去り、今日は久しぶりの快晴。

 今日もゆとりの一日をお過ごしください。

 (中根)

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頼りになるのは、未来に向かう力(facebook記事より) as/1646.html
森川林 2012/11/05 15:43 



 頼りになるもの、未来。

 頼りにならないもの、過去。

 いちばん頼りになるのは、ゼロからスタートしても生きる力を持っていること。

 しかし、そういう人は少ないから、当面は助け合う仲間を持っていること。



 人間は、ひとりで生きていくこともできます。(ネコ科の動物たちのように)

 しかし、他の人と協力して生きた方がよりよい生活を送れるので、人間の社会を作りました。

 その原点にあるものが、自分から相手に与えることのできる何かです。


 これから、時代は大きく変化します。

 そのときに、いちばん頼りになるのが自分自身です。

 自分が他の人に与えることのできるものがあれば、自分の周囲に社会を作って生きていくことができます。

 それは、力仕事でも、料理の腕でも、みんなを喜ばせる技術でも何でもいいのです。

 会社勤めをしていても、会社の給料を上回る仕事をしていれば、それは与える何かを持っているということです。


 そして、与えることのできるものの中で、最も求められるものが新しいものを創造する力です。


 欧米に追いつこうとした時代は、もうしばらく前に終わりました。(学ぶことはありますが)

 これからは、日本人が、日本のこれまでの文化を土台にして日本独自のものを創造する時代です。


 その創造の基盤になるものが、子供たちの教育です。

 その教育を支えるためにも、私たちがまず自分から創造し与えることのできるものをたくさん作っていきましょう。



 連休明けは、曇りのち雨模様。

 クマたちもそろそろ冬眠の準備に入っているころでしょう。

 今年はクリもドングリも豊作だったようです。

 クマちゃんたち、よかったね。


 人間には冬眠はないので(毎朝、冬眠のように寝ている人はいますが)、春も夏も秋も冬も年中活動です。

 それでは、今日も元気な一日をお過ごしください。

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