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記事 1694番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
勉強の習慣は天体の運行のように毎日同じ形で続けることが大事(facebook記事より) as/1694.html
森川林 2012/12/26 06:32 



 形のあるものには、その形を維持しようとする生命が宿ります。
 だから、子供の勉強の習慣は、できるだけ同じ形でやっていくのがいいのです。
 年末やお正月は、いろいろなイベントが続きますが、
 朝の勉強の習慣など短時間でできるものは、できるだけ同じように続けていってください。


 大人は、もう生活の形はできているから、そして同じことを続けていると飽きるから、たまに変化のある日常を楽しむのがいいのですが、子供はそうではありません。
 大人の生活と子供の生活は性格が違います。

 例えば、毎朝起きてすぐに音読と暗唱の習慣がついているなら、お正月でも、どこかに出かけたときでも、同じようにその自習を続けていくといいのです。

 いい習慣を続けることは難しく、悪い習慣はすぐ身につきます。
 できるだけ同じように続けていくことが習慣を育てる方法で、やがてその習慣が第二の天性になっていくのです。



 毎日、いい天気が続きます。
 夜中に空を見ると、月がまん丸く浮かんでいました。28日は満月です。

 地球の周りを月が回り、その地球と月が太陽の周りを回っています。
 この太陽系の形も、何か人間にはわからない生命のようなものが宿っているのでしょう。


 年の暮れも押し詰まり、仕事の仕上げに忙しい日々ですが、今日もいい一日をお過ごしください。

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勉強の面白さはゲームの面白さと同じ(facebook記事より) as/1693.html
森川林 2012/12/25 11:09 



 ゲームの面白さは、変化と上達とコミュニケーションだが、
 勉強にも同じ要素がある。
 ただし、面白さを感じるまでの登りの道が、単調で長いので飽きる。
 しかし、そこは工夫のしどころで、将来、勉強はゲームのように面白いものになる。

母「もういい加減に勉強やめて、遊びなさい」
子「もうちょっとだけ。お願い」

などということになるかも。


 では、どういうものが面白さを生み出すかというと、数値化とビジュアル化を小さなサイクルで行うことだと思います。
 しかし、ビジュアル化といっても、人間には想像力があるので、3Dの本格的なものである必要はありません。

 ポイントは、どういうところを数値として抽出するかということです。
 その数値が勉強力の本質と結びついていることが大事です。

 数値化の身近な例はテストの点数ですが、テストの内容によっては勉強力と結びついていないものもありそうです。

 作文の場合で言うと、最もよく目につく数値は字数です。
 だから、低学年の子は、「たくさん書けた」と言って喜ぶことが多いのです。

 しかし、字数はある時期から作文力の主要な数値ではなくなります。
 次に出てくる数値は、語彙の多様性と語彙の難易度です。
 パソコンで作文を入力すると、その作文がどれだけ多様で高度な語彙を使っているかが集計できます。

 こういう数値を、今後ビジュアルに活用していきたいと思っています。
 言葉の森では、今「森リン」という自動採点ソフトを使っていますが、こういうものをもっと開発していきたいと思います。
https://www.mori7.com/index.php?e=1560


 今日、横浜はすっかり快晴ですが、北日本は吹雪のようです。
 世界各地では、猛寒波のところが多いようなので、今年の冬はどこでも寒くなるのかもしれません。

 それでは、暖かくして今日もいい一日をお過ごしください。

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