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小学生の勉強は、結果が第二、方法が第一(facebook記事より) as/1786.html
森川林 2013/04/15 09:24 




====4月13日のfacebook記事より====

 本当は、勉強は楽しいものです。
 その楽しい勉強観を持つためには、自分で勉強することが大事です。

 本格的な勉強が始まるのは、高校生になってからです。
 そのときにがんばれる子は、小学校時代に自分のペースで余裕のある勉強の仕方をしてきた子です。

 小学生の勉強する内容は限られているので、時間をかければ誰でも成績が上がります。
 だから、塾によっては、学校が終わってからすぐその足で塾に向かわせ、夜中まで勉強漬けにするところがあります。
 そして、それで実際に成果が上がるのです。
 しかも、子供はそのときそれなりに生き生きと楽しくやっているように見えます。

 しかし、そのあとが問題です。
 自分で勉強するのではなく、人にやらされて勉強することに慣れてしまった子は、中学生になっても、やらされないと勉強できなくなることが多いのです。
 そして、勉強は、苦しいものだから、強制や褒美がないとできないものだという勉強観を持ってしまいます。

 だから、小学生の勉強は、結果が第二、方法が第一です。
 結果を求めすぎると、方法が二の次になってしまいます。

 子供が小さいときほど、勉強は子供自身のペースで無理なくやるようにしていくことです。
 その結果と方法の兼ね合いを見られるのは、やはりお父さんやお母さんなのだと思います。



 今日ものどかな春の空です。
 植え込みのツツジも、次々と花を咲かせ始めました。

 ツバメは、まだ来ていないようですが、今ごろ太平洋のどこかを飛んでいるのでしょうか。
 果たして、この間作った巣に来るかなあ(笑)。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

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書けない子でもすぐに書ける、対話によって作文力をつける構成図の書き方 as/1785.html
森川林 2013/04/12 08:12 

▽構成図の書き方の動画はこちら
https://www.mori7.com/douga/001/kouseizu_oya.php

 作文がなかなか書き出せない子がいます。また、書いている途中に、「次、どう書くの」と近くにいるお母さんにすぐ聞く子がいます。
 こういうときの対処の仕方は、親子で構成図を書くことです。
 時間は、10分から15分ぐらい。書いている途中に少しずつ教えるのではお母さんも大変ですが、最初の10分か15分でまとめて教えるのであれば負担にはなりません。

 最初に、お母さんが、子供から話を聞いてあげます。
「今日は、どんなことを書くの」
 お母さんが子供と話をする中で、子供が話したことを、1枚の紙に散らし書き風に書いていきます。

 このときのコツは、きちんとした文章で書こうと思わずに、気軽に短文で書いていくことです。作文に書くことだけでなく、脱線したことを書いてもかまいません。
 あまりびっしり書くと子供が負担に感じますから、余白をとってまばらに書いていきます。

 A4サイズ程度の紙が大体埋まったら、それを子供に見せて、「これを参考にして書いてごらん」と言ってあげると、子供は喜んで書き出します。
 最初は、構成図に書いたことだけをそのまま書くかもしれませんが、それでも書き終えたら、書けたことを認めてあげます。

 人間は誰でももともと、自分の力で自分の考えたことを書きたいという気持ちを持っています。ですから、構成図を書き写すことに慣れてくると、自然に自分で書くようになってきます。

 なぜなかなか書き出せなかったかというと、作文を書くという手本をあまり見たことがなかったからです。子供たちが見るものの多くは、既に書かれたものです。頭の中にあるものが文章として書かれる過程を見る機会はあまりありません。
 しかし、それを見よう見まねで書いてみると、多くの場合、親や先生から間違っているところを注意されます。だから、作文を書くことが難しいと思うようになってしまったのです。

 お母さんが構成図を一緒に書いてあげると、実際に文章が書かれる過程を見ることができます。それで、自分で書くコツがわかってくるのです。

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A4サイズの紙1枚を埋めるのに、大体10分ぐらいです。

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