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記事 1835番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/5
自分で計画や時間を管理して勉強する as/1835.html
森川林 2013/06/06 05:54 



 今日のfacebookの記事より。

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 子供たちの勉強の量と種類は年々増えているようですが、最初に学ぶのは勉強の仕方や時間の使い方のように思います。
 低学年のころは、親がつきっきりで教えることができるので、どんなことでもうまく行っているように見えます。

 しかし、やがて学年が上がり勉強の量が増え、帰りの時間もまちまちになると、次第に子供の勉強は親の手から離れ、子供が自分で時間をコントロールすることを求められるようになります。
 大事なのは、この時期に自分で時間の管理ができるかということです。

 だから、親の言うことをよく聞く低学年のうちから、できるだけ親が指示せずに子供が自分でやることを決めていくようにできるといいのです。
 その方法のひとつが、簡単な記録をつけることと、自分で目標を決めて時間を計ることだと思います。

 そして、低学年のうちは、勉強の中身自体は大したものではないので、決して無理をさせないことです。
 親から見てものたりないぐらいのペースで勉強を進め、勉強の量や質よりも、自分でやったという姿勢を褒めていくことです。

 毎朝の音読や暗唱なども、読み方がどんなに下手だろうと、時々はふざけて読もうと、やったこと自体をいつも褒めてあげるといいのです。



 梅雨とは思えないようないい天気の日が続きます。
 植木鉢が乾燥してくると、今度はかえって、雨でもちょっとほしいところだなあと思ったり……(笑)
 しかし、そうなるとまた都合よく一雨来るのです。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

 (写真は、横浜で2番目に高い山、円海山の下を通るトンネル。高いと言っても標高153メートルだから低い。ってどっちや)

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馬を川に連れていくことはできるが as/1834.html
森川林 2013/06/05 09:15 



 今日のfacebook記事より。

====

 馬を川に連れていくことはできるが水を飲ませることはできない、というのと似ているのが、作文が書けないときの子供の状態です。

 低中学年の子供の場合、そのときは無理に自分の力で書かせることはありません。
「じゃあ、、お母さんが言ってあげるから、そのとおり書いてごらん」
と言って、アドリブで適当な文を言ってあげるのです。

 そういう形で何行か書いていくと、大抵の場合、その流れで自分で続きを書くようになります。
 しかし、自分で続きを書かない場合でも、それはそれでかまいません。
「よく書けたね。これでいいんだよ」
と言って、その作文は完成です。

 低中学年の子供には、「できなかった」とか「失敗した」という感覚をできるだけ持たせないように、どんどん助け船を出していくのがいいのです。

 手助けをしていたら自分の力でできなくなると心配することはありません。
 人間はもともと自分の力でやることが好きなので、自信がつけば必ず自分でやるようになっていきます。

 無理に水を飲ませようとするよりも、ただ川に連れていき、自分がおいしそうに水を飲んでいればいいのです(笑)。



 今日もきれいな初夏の空が広がっています。
 近所の公園のアジサイの花が、色づきかけていました。
 これから、だんだん緑の濃い季節になっていくのでしょう。

 それでは、今日もいい一日をお過ごしください。

====

 ところで、小学校低中学年の場合は、どんどん手助けをしてあげればいいのですが、高学年と中学生の場合はちょっと違います。
 小学校高学年や中学生で作文がなかなか書けないのは、自信がないからというよりも、準備不足と読書不足によることが多いからです。

 その話はまたいつか。

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