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小1から小4までは、成績を上げる時期ではなく勉強の姿勢を作る時期 as/1893.html
森川林 2013/08/11 07:28 

(ケヤキの木の向こうから昇る朝日)

 小学校2、3年生で、「塾の宿題がたくさんあって大変だ」とか、「模試の成績がよかった」とか、「悪かった」とかいう相談をときどき受けます。
 小4までの成績は、その後の学力にはほとんど全く関係がありません。

 小5から次第に考える勉強になっていき、中3から高校生になるにつれて、更に考える要素が増えてきます。
 小4までの成績は、その土台として基礎的なことがしっかりできていればいいだけです。

 大事なのは、成績よりも勉強に対する姿勢と、本当の実力です。
 本当の実力は、テストの成績で見るものではありません。
 親子で話をして子供がまともに話の受け答えができていれば、それが実力なのです。

 facebook記事より。

====

 「宿題ならやるんですけど、自分でやるのはだめなんです」ということをよく聞きます。
 しかし、これでは話が逆です。

 宿題ならやるというやり方をしていると、宿題がなければやらないということになってしまいます。
 強制や賞罰でやらせることはできます。しかし、そうしているうちに強制や賞罰がなければ動かない子になっていきます。

 手間がかかったり、能率が悪かったりするように見えても、外からの強制ではなく、内側からの納得と自覚でやっていくことです。
 そういう習慣をつけられるのは、小学校低学年のうちです。

 しかし、その貴重な時期に、周りの子の成績が気になって、塾に行かせて強制的な宿題をやらせてしまう家庭が多いのです。
 小4までの成績は、その後の学力の伸びとは関係がありません。

 小学生のころは成績を上げる時期ではなく、勉強の姿勢と習慣を作る時期なのです。

====

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匿名 20170302  
強く共感します。

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言葉の森のアフィリエイトシステムを構築中。その後、オープン長文システムを as/1892.html
森川林 2013/08/07 16:30 



 言葉の森では、講師ばかりでなく、生徒や保護者の方の中にも、パソコンやインターネットを日常的によく利用する方が増えています。
 そういう人たちが、言葉の森の紹介をしてくれるページを作る予定です。

 例えば、ご自分のブログやfacebookに、言葉の森の記事を紹介していただきます。その際に、その記事へのリンクを貼っていただきます。そうすると、そのリンクを通して言葉の森に来た人がカウントされます。
 そのためには、事前にご自分のコードを登録していただく必要があります。

 そのリンクを通ってきた人が、受講案内や体験学習を申し込まれた場合、リンクを貼っていただいた方には謝礼をお送りします。
 その謝礼は、アマゾンなどの図書券や賞品券にすることを考えています。それなら、メールアドレスのやりとりだけで済むからです。

 今、世の中は大きく変わっています。
 昔は、広告が人を引きつける力を持っていました。今でも、広告の力はまだ大きなものですが、それはほかに適当な代替手段がないからです。
 人間が何かを選択するとき、最も確実に思うものは知っている人からの情報です。それは、そこに人間どうしの信頼関係があるからです。
 また、ほとんどの人は、自分が本当によいと思うものしか勧めません。だから、使っている人からの情報がいちばん頼りになるのです。


 さて、アフィリエイトシステムを作ったあとに考えているのは、オープン長文システムです。

 言葉の森の小1から小3の読解マラソン長文は、講師が手分けをして作りました。それは、小学校低中学年の子が読むのにふさわしい、科学的で表現が洗練されていてしかも面白い文章というものがなかったからです。
 この読解マラソン長文集は、子供たちにも結構人気があります。それは、長文のところどころにダジャレが埋め込んであるからです。しかし、内容は

 この長文を更に拡張していくために、一般の方の参加を募ることにしました。
 ご自分が小さいお子さんを育てている方なら特に、子供たちにいい文章を読ませたいと思うことは多いと思います。平家物語や枕草子や論語・孟子の文章を読むのも悪いことではありません。しかし、現代人が必要なのは、現代語で書かれた優れた文章です。
 学校でも教科書の音読に力を入れるようになりました。しかし、教科書の文章は、必ずしも音読にふさわしいものばかりではありません。
 それなら、自分の子供に読ませたい文章を自分たちで作り、その文章を共有し合えばいいというのが、このオープン長文の趣旨です。

 このオープン長文は、その後、オープン教材へと発展させていく予定です。
 オープン教材の中には、オープン遊び、オープン読書、オープン行事など、オープンに家庭や地域での子育てを共有し合う機会も作っていきたいと思います。


 以上の案自体は、ずっと以前から温めていたものですが、システムとして作るとなると時間がかかるので、延び延びになっていました。
 8月はちょうど夏休みがあるので、この時間を使って取り組んでいきたいと思います。

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