ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 1914番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
7月の森リン大賞から(小6の部) as/1914.html
森川林 2013/09/03 14:53 





7月の森リン大賞(小6の部142人中)
お米は命!
りすっぴ

 お米はとてもいいものだ。おなかにたまって、少しの量で満足できるし、たかなければ長持ちする。それになんといっても、私が食べられるのである。世界の主な主食のひとつである小麦がアレルギーで抜けている私にとってはとても大切な食べ物だ。だから、おそらく私の家は普通の家よりお米を重宝していると思う。私の家ではそのような細かい事情があるため、お米は大切に大切にされ、ご飯に関する暗黙の了解のルールができている。まず一番大切なのは、一粒もご飯を残さないようにすることだ。できるだけ、できるだけのこさないようにするのである。おかげで私はお弁当の時のご飯はもちろん、おにぎりのアルミホイルについたお米の一粒まで食べるようになった。それにもし体調が悪くて残してしまっても、残ったご飯をラップでくるんで冷凍しておく。後で、急いで食べなくてはいけないときなどに電子レンジで温めて食べるのだ。まさに『お米は命』の我が家らしいルールだと思っている。

 私がこんなにお米を大切にするのにも理由がある。大切なことをよく知ったのは、五年生の時だった。五年生の時に、総合の学習の時間に稲を育てた。それは近くの田んぼで育てたのだが、余ってしまった苗を先生達は私たちにくれた。私は、苗をもらってベランダで育てることにした。育てていると、ちゃんと実って、少ないながら米ができたのである。だが、そこからが大変だった。まず、茎から米を採って、そこから脱穀機などないので全部手作業で皮をむいた。むき終わってほっと一息ついて、さあ食べようと思ったが、茶碗1杯分も米がなかった。むかしの人はどうやって米を食べていたんだろうね、と話しながら食べたのを覚えている。まるで修行のように大変だったが、大切なことがたくさんわかって良かった。

 私の家の主食は米だが、世界中の主食を比べるとみんなちがう。それを少し紹介しようと思う。まず、小麦。地中海の周りの国々では、ドーナツ型のパンが食べられているようだ。また、インドやイランなどでは、小麦粉をのばして焼いた物が食べられる。次に、米。米はアジアの国々で多く作られている。日本のようにそのまま食べたり、麺などに加工もするようだ。また、トウモロコシは、中央アメリカ・南アメリカなどで主食になっている。なんと、ネイティブ・アメリカンの人達は、トウモロコシのパンを食べるそうだ。

 私は、日本人にとって、米は命だと思う。食糧自給率が低い中、唯一自給率の高さを誇っている食物だ。「三つ子の魂百まで」とも言うので、昔から続くお米の栽培をこれからも続けていきたい。


順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1変えられそうで変えられないみはあ8289656857895
2お米は命!りすっぴ81107049878587
3ライス・カルチャーとよし81108147798092
4あつまったぞ~sugichan8093048799087
5わたしのペットらもえ8094341738587
6新しいヴァイオリンゆわの80111844687592
7毎日そうじしよう!彌織79116747689684
8集めるおしゃべり君7984944889189
9日本たけみ7993748819189
10日本固有の文化まりて7985642848390


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森リン(103) 子供たちの作文(59) 

記事 1913番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
全教科無料自習オプションと各種検定試験(9月からの取り組み) as/1913.html
森川林 2013/08/31 08:30 


 言葉の森が9月から新しい取り組みを開始します。

 その第一は、プレゼン作文発表会の企画です。
 第二は、全教科無料自習オプションと各種検定試験です。

 子供たちの勉強の様子を見ていて、いろいろな問題点を感じることが増えてきました。
 その問題点のひとつは、低学年からの詰め込み勉強で成績はよくなっているが、学力の厚みのない子が増えているように思えることです。つまり、テストに出るような問題にはすぐに答えられるが、日常生活の咄嗟の判断や応用力に弱さを感じることが多いのです。言い換えれば、成績はいいがたくましさに欠けるような感じがする子供たちが増えていることです。

 そういう子供たちの多くは、勉強の仕方にも問題があり、塾の先生やお母さんに手取り足取り教えてもらい、テストの成績で競争させられ、自分で勉強しているのではなく勉強させられているような形の勉強が多いのです。

 こういう勉強をしてきた子供たちは、小学生のころこそいい成績を取っていますが、肝心の自分の力で勉強を始める高校生のころになっても、自分の意志で勉強を進めるということができなくなりがちです。そのため、高校生になっても、塾や予備校に引っ張ってもらわないと勉強ができないという状態になってしまうのです。

 高校生の勉強は、自分で計画して自分のペースで進めるから能率がよくなるのですが、塾や予備校の一斉指導に頼る勉強だと、時間ばかりがかかり実力が伸びません。
 これも、すべて小中学生のころに、自分で試行錯誤しながら進める勉強をせずに、手っ取り早く他人任せの勉強をしてきたためです。

 小学1年生から中学3年生までの勉強は基本的なものですから、難しいとは言ってもすべて家庭で充分にできるものばかりです。それは、どんな難関校でも同じです。
 塾を利用するのは、模擬試験で自分の位置を確認し合格可能性判定をするためだけで、日常の勉強まで塾に通って行うのでは、本当は能率が悪いのです。

 ただし、独学で行うことができると言っても、ゼロから始めるのでは、遠回りになりすぎます。どういう方向で勉強したらいいかをアドバイスしてくれる人がいて、その人の意見を参考に家庭で独学で勉強することができれば、それが最も能率のよい勉強の仕方になります。
 こういう独学スタイルの勉強の仕方をしてきた子は、高校生になって大学入試の勉強をする際にも、予備校などに頼らず自分で計画して勉強していくことができます。今は、そういう生徒は少数になっているようですが、このように自立して勉強してきた生徒は、学力の面でも精神力の面でも、一回り大きく成長します。

 そこで、言葉の森では、小1から家庭で自学自習ができるように、教材を指定し、自習の仕方をアドバイスし、インターネットの掲示板などで相談に答えられるような全教科無料自習オプションを計画しました。
 しかし、アドバイスと相談だけでは、形骸化してしまう可能性もあるので、ときどき進度に合わせた検定試験と電話チェックも行う予定です。検定試験と電話チェックは有料になりますが、これは自由に選択できるようにします。

 今のところ、この自習に合わせた検定試験として考えているのは、

●長文暗唱検定……長文暗唱の検定試験を行い、目標を持てるようにします。(小1以上)
●漢字暗唱検定……言葉の森オリジナルの漢字集をもとに、漢字の読みを学年よりも先取りします。(小1以上)
●算数数学問題検定……市販の算数数学問題集をもとに、その問題集を百パーセントできるようにします。(小1以上)
●英文暗唱検定……英語の絵本をページごとに暗唱し暗写できるようにします。(小4以上)
などです。

 こういう検定試験を目標に、毎日家庭で自習をする習慣をつければ、時間的に余裕のある自主的な勉強で学力をつけることができます。

 この全教科無料自習オプションと検定試験の最新情報も、今後、オープン教育コミュニティ「オープの川」で随時お知らせしていく予定です。
https://www.mori7.net/ope/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
全教科指導(2) 教室の話題(26) 
コメント11~20件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
さまざまな勉強 森川林
勉強は、作文と読書と算数数学と歴史を中心にやることです。 6/21
記事 5106番
作文力がこれか 森川林
作文力をつけるために必要なのは読書と対話。 出力の前に入力 6/19
記事 5105番
作文を書くとき 森川林
 接続語と助動詞は、実は重要です。  中学生や高校生で、文 6/18
記事 5104番
国語は、読む力 森川林
国語の力をつけるための音読は、1冊の問題集を繰り返し読むのが 6/16
記事 5103番
国語力は、テク 森川林
国語力をテクニックで身につけようという考えそのものがあさはか 6/14
記事 5100番
本当の勉強は、 森川林
子供は、自然に成長していれば、みんな時期が来ればそれぞれにが 6/12
記事 5098番
これから大学生 森川林
MMさん、ありがとうございます。 これは、10年以上前の記 6/12
記事 820番
これから大学生 MM
先生の書かれていることは今読んでもそのまま通じます。 10 6/11
記事 820番
毎週作文を書く 森川林
作文の勉強というのは、負担の大きい勉強です。 だからこそ、 6/11
記事 5097番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習