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作文の勉強は、何を書くかと考えただけでも意味がある as/1986.html
森川林 2013/11/21 20:26 



 facebook記事より。

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 作文の勉強をしていると、途中でどうしても書けなくなることがあります。
 いったん書けなくなると、時間がたてばたつほど書けなくなります。

 そういうときは、何とかがんばろうとは思わずにあっさり終了した方がいいのです。
 そのときの親や先生のひとことは、「考えたことが勉強だから、作文を書いたという結果が残らなくたっていいんだよ」です。

 作文の勉強の中身が、書くことにあると考えると、書いたあとの添削が指導の中心になります。
 しかし、本当は、書く前の勉強が6割、書いている間の勉強が4割なのです。

 書く前に身につくものは、題材力、表現力、主題力です。
 書いている間に身につくものは、構成力と、字数を含めた表記力です。

 題材力、表現力、主題力を身につけるためには、作文を書く前に、毎日課題の長文を音読し、家族でその似た例を話し合っておくことです。そして、普段から読書に力を入れておくことです。
 こういう準備をしていると、途中で書けなくなるということはまずなくなります。

 作文がなかなか書けないというのは、作文が苦手だからなのではなく、書く前の準備がまだ不足しているからということが多いのです。

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模試の点数で一喜一憂しない as/1985.html
森川林 2013/11/20 20:06 



 facebook記事より。

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 受験が間近になると、親も子も成績にかなり敏感になります。
 しかし、ここで大事なことは、模試などの点数に一喜一憂しないことです。

 模試の点数は、作文に関しては全くあてになりません。
 もちろん、ほかの教科も多かれ少なかれそうです。(志望校に特化した模試でないかぎり)

 しかし、子供は点数に目を奪われます。
 そこで、人生経験の豊富なお父さんやお母さんが、大きな心と笑顔で子供を安心させるアドバイスをしてあげるのです。

 合格は大きな目標です。
 しかし、それは長い人生の一コマです。
 子供は、受験の勉強をしているだけでなく、そこで生き方の勉強もしているのです。

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言葉の森の今後のビジョンを簡潔に as/1984.html
森川林 2013/11/19 20:59 



 言葉の森の今後のビジョンを簡潔に説明します。
 ビジョンの分野を、項目指導になぞらえて、枝、葉、花、実で表すと、組織(枝)、広報(葉)、指導(花)、開発(実)となります。

■1、組織については、
・森林プロジェクト、言葉の森講師、オープン教育アシスタント、父母、生徒(卒業生を含む)のつながりを強化します。

■2、広報については、
・facebook、ホームページ、google+、ブログ、アフィによる情報発信を活性化します。

■3、指導については、
(1)小学生向けの推薦図書一覧表を作成し、幼長~小2の実行課題(遊び、行事の作文課題)を作成します。
(2)漢字読み、英語暗唱、算数数学問題、長文暗唱の家庭学習をアドバイスし、それぞれのミニ検定試験を実施します。
(3)公立中高一貫校の問題解説講座をウェブで開始します。
(4)作文検定を実施し、進級試験を廃止し、作文検定については外部生の受検も受け付けるようにします。
(5)小学生からのプログラミング講座、ロボットプログラミング講座を開始します。

■4、開発については、
(1)プレゼン作文の参加者を広げ充実させます。
(2)オープン長文で小4以上の読解マラソン長文を作成し、将来的には課題の長文も含めて全長文をオリジナルにします。
(3)森リンなどの数値を生かした科学的な指導をします。
(4)オープン長文に対応して小4以上の読解問題を作成し直します。将来的には記述問題を作成します。
(5)将来、心身の健康に関する教育も行う予定です。

 アンダーラインを引いた箇所(実行課題、検定試験、長文作成など)については、のちほど具体的な記事を載せます。

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記事 1983番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/23
インターネットを生かした寺子屋教育 as/1983.html
森川林 2013/11/18 11:23 



 全国の学力テストで常に上位を占めるのは、家庭学習がうまく行っている地域です。家庭学習がうまく行く背景のひとつに、子供たちが祖父母と同居しているために、学校から帰るとすぐに家庭学習をしてから遊びに行くという習慣ができていることが挙げられます。おじいさんやおばあさんが直接勉強を教えるわけではありません。子供が勉強をする様子を近くで見守っていることが重要なのです。そして、もし子供が、できない問題で困っていたら、おじいさんやおばあさんは、早めにその対策を考えることができます。自分が教えるのではなく、誰かに聞くというようなその場に応じたアドバイスをすることができるのです。

 しかし、祖父母と同居できる家庭は限られています。ここで、考えられるのが、江戸時代の寺子屋のような勉強法です。

 寺子屋のような勉強法とは、どういうものかというと、その要点は3つあります。

 第一は、自学自習スタイルの勉強法と、そういう勉強法を可能にする自学自習用の教材です。だから、今の教科書は、あまりいい教材とは言えません。それは先生が教えることを前提に作られているからです。
 第二は、その教材で本人が納得できるだけの時間じっくりと勉強できる環境です。だから、学校や塾のような時間で区切られたところではなく、場合によっては朝から晩まで勉強してもいいという環境が必要になります。
 第三は、子供がひとりで勉強するのではなく、同年代の子供たちが複数で一緒に勉強し、それを見守る役の大人がいることです。

 こういう寺子屋式の勉強が求められているのは、日本だけではありません。実は、世界の教育の行き詰まりも、日本と同じ状況で進んでいます。教育の分野では先進国である日本でさえ、学力格差や低学力化を生み出しているのですから、世界の他の国々の教育は、もっと困難な状況にあります。だから、日本が新しい教育を提案していく必要があるのです。

 この寺子屋式勉強システムを現代に生かす条件が、今インターネットの新しい展開の中で生まれています。
 アマゾンも、グーグルも、次の戦略のひとつとして教育の分野を視野に入れています。インターネットを利用した教育は、今後アメリカを中心に新しい展開を見せると思います。
 しかし、教育で大事なことは、インターネットの活用そのものではなく、その前に、教育の何をどう活用するかというビジョンです。そのビジョンが、江戸時代の寺子屋教育の中にあるのです。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
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●中学受験国語対策
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●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
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●子や孫に教えられる作文講師資格
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●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

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●作文の勉強は毎週やることで力がつく

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●作文の通信教育の教材比較 その2

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