今、世界は大きく変わっています。それも、大きくよい方向に変化しています。
この方向は、人類の集合意識が選択したこととも思われるので、もう後戻りはしないでしょう。
だから、今することは、現在の社会に残っているさまざまな欠陥を批判することではなく、やがて来る新しい自由で平和な社会で、どう生きていくかというビジョンを持つことです。
そして、そのビジョンを現実の実行に結びつけることです。
この記事では、最初に、価値の源泉のような抽象的な話から始め、最後は、言葉の森のオープン教育の具体的な実践に結びつけていきます。
●価値の源泉は創造にある
世界の未来の展望を考えるときに、まず大切なことは、価値の源泉がどこにあるかということです。
価値の源泉は、人間の創造の中にあります。
創造はもちろん、人間だけが行っているものではありません。植物の発明した画期的な創造のひとつは光合成です。植物は、光合成という方法の創造によって、太陽エネルギーから、地上の生物が利用できる炭水化物を作り出しました。
その創造は、その後に続く生物のさまざまな創造の連鎖に発展していきました。
これらの動植物の行ってきた創造と比べて、質量ともに更に大きな可能性を秘めているのが人間の持つ創造性です。
しかし、その多くはまだ可能性のままとどまっていて、これからの開花を待っています。
地上に住む70億の人間の創造性が花開き始めたとき、地球は大きく変わるでしょう。人類は、今その一歩手前にいるのです。
●価格として表れているものと価値との相違
現代の社会では、多くの人が価値の本質を誤解しています。
価値はマネーの中にあるのでもなく、エネルギー資源の中にあるのでもなく、商品の中にあるのでもありません。また、人間の労働の中にあるのでもなく、土地の中にあるのでもなく、資本の中にあるのでもありません。もちろん、軍事力の中にあるのでもなく、政治権力の中にあるのでもありません。
これらの中にある価値と思われるものは、取引をする上での価格のようなものです。需要と供給の関係で生まれた濃度の差が価格です。
価格は単なる濃度の差で、その濃度そのものを生み出しているのが価値です。その価値の源泉が創造です。
しかし、創造とは最初の1回限りのものであって、世界を豊かにしているのは、その創造のコピーです。
最初に生まれた光合成の方法は創造でした。今行われている世界中の植物の光合成はそのコピーであって創造そのものではありません。
創造そのものは、これから地球上の人間が日々無数に作り出していくのです。
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今年2013年は、不安が安心に変わり、守りの姿勢が、攻めというのではなく平常の姿勢に戻った1年でした。
11月に入るころから、歴史の流れが、これまでの混沌から、よりよい方向に変化していく感じを持ちました。
2014年は、新しい飛躍の年です。
これまでの闘争の時代から建設の時代へと、舞台が変わる年になると思います。
明日、そのあたりの事情を9000字ぐらいの長い記事としてホームページにアップする予定です。(この年末の誰も読まない時期に)
それでは、皆様、よい年をお迎えください。
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国語の読解問題の成績を上げるコツは、読解の仕方を理屈で理解することです。(理詰めにやるのが大事)
国語力を上げるコツは、難しい本を読むことです。しかし、そういう本は手に入れにくいので、入試問題集を読書がわりに読むといいです。
一方で面白い本を多読し、他方で難しい問題集を精読するという読み方です。精読とは、詳しく読むことではなく繰り返し読むことです。
昔はこういうことを教えてくれる人がいなかったので、今の中高生は勉強の仕方の面で恵まれています。
ちなみに、数学の成績を上げるコツは、わからなかったらすぐに解法を見てその解法を自分のものにすることです。
しかし、これは成績を上げるコツであって、数学の本質とは関係ありません。
英語の力をつけるいちばんの土台は、英語の教科書を音読することです。
これらの国語、数学、英語の勉強中で何がいちばん大事かというと、難しい本を読むことです。
その難しい本を読むのに最適な時期は、高校3年生ぐらいからの数年間です。だから、大学ではもっと学生に難しい本(というか古今の古典)を読ませるといいと思います。
facebook記事より。
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今日、作文を書きにきた中3の生徒に、勉強が終わったあと、将来の仕事の話などをしていました。
「どんな教科が好きなんだい」と聞くと、「まあ理科ですけど、国語もよくなってきて。いちばん苦手だった国語が、模試で満点取ったりして」ということでした。
実は、その生徒は中2の終わりごろ、お母さんと一緒に、「国語のテストだけがこんなに悪くて」と見せにきてくれたのです。
そのテストを見ると、感覚的に解いていることがすぐにわかったので、「これは大丈夫。これから理詰めにじっくり解く解き方を説明するから」と言って、しばらく解き方の説明をしました。
それから、問題集読書をすすめておいたのです。
だから、国語が苦手といっても、頭さえよければすぐに成績は上がります。それも満点レベルにまで上がるのが国語です。
だから、大事なことは、小学生のころから国語の問題集などをやるのではなく、楽しい読書と対話で頭をよくしておくことです。
頭さえ鍛えておけば、高校入試の受験勉強は1年(もかからないぐらい)で大丈夫です。ただし、その受験勉強の1年間は燃えて取り組むことが大事です。
その生徒も、来年は1月1日からもう塾があるそうです。しかし、1年間の辛抱だからあまり苦にならないと思います。
ラストスパートで集中するためにも、勉強はあまり早い時期からガンガンやらない方がいいのです。
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受験直前の勉強は、これまでやってきたことを再確認することです。
そして、自分なりに納得できる作品を仕上げて、これまでやってきたことに自信をつけることです。
ところが、受験直前に不安になり、別の塾や予備校に相談したり、別の勉強をやろうとしてしまう人も多いのです。
そういうことが、これまで何度もありました。あるいは、模試で悪い点数を取って自信をなくすという子もいました。
ところが、そういう悪い点数を取ったり、これまでの作文をけなされたりした子もちゃんと合格しています。
作文のよさは内容のよさです。他人にどうのこうの言われて判断するものではありません。
しかも、受験の直前にそういうところで他人にふりまされるものではありません。
言葉の森は、中学入試だけでなく、高校入試でも大学入試でも通用する作文小論文を指導しています。大学入試では、どの予備校の小論文講座よりも優れた指導をしている自信がありますし、現にそういう実績を上げています。
塾や予備校で、その学年の生徒だけ指導しているのとは厚みが違うのです。
かわいそうなのは、受験直前にこれまでと違うアドバイスを受けて動揺してしまう子供たちです。
言葉の森では、たとえほかの塾や予備校から入ってきた子がいても、前の作文指導の悪口などは決して言いません。そんなことを言っても、子供にとっては何のプラスにもならないからです。そして、自然に言葉の森のやり方で作文が書けるように指導していきます。
だから、子供のそれまでの作文をけなす指導者は、それだけでもう二流です。
保護者のみなさんは、そのことをよく頭に入れておくといいと思います。
今の時期は、新しいことを始めるのではなく、これまでやってきたことを固めることに全力を尽くす時期です。
受験にはメンタルな面があります。親が不安がっていては、子供も力を出せません。お父さんやお母さんがどっしり構えて、これまでやってきたことをそのまま一直線に続けていくことが大事なのです。
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facebookにも書いてきた。
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親の役割は安定です。
日中どんなことがあっても、夜寝る前は優しく子供にお休みを言ってあげることです。
受験直前はどんなことがあっても、不安そうな顔を見せないことです。
この時期、不安を感じているお母さんからよく相談を受けます。
共通しているのは、お父さんの存在が希薄なことです。
会社の修羅場で闘っているお父さん、こういうときこそお父さんの出番です。
子供は、勉強そのものよりも、そういうときのお父さんの一言から学ぶのです。
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facebook記事より。
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どんなに冷たい雨が降っていても、いつも、あしたは晴れるだろうと思えばいい。
たとえあしたが雨でも、あさってには晴れる。
あさってが雨なら、しあさって。
希望を持っていれば、未来はいつでも明るい。
雨の中で、撫子が3つ肩を寄せあって咲いていました。
「雨なんかへっちゃら」「うん」「うん」
今日もいい一日をお過ごしください。
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facebook記事より。
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模試の成績というのは、順位や偏差値が入っていて、表やグラフが見やすく表示されているので、いかにも確実な資料のように見えますが、あまりあてになりません。
特に、作文小論文の模試の点数は、全くあてになりません。
毎年、「模試の点数が悪かったんですけど」というような相談があります。(「よかったんですけど」という報告もありますが。)
そのつど、「あれはあてにしなくていいです」と言っています。
では、あてのあるのは何かと言えば、過去問の出来具合です。
しかし、過去問をじっくりそのまま解いてみるというのは、心理的な負担が大きいので子供だけの意志ではなかなかできません。
そこで、いちばんいいのは、先に答えを書き込んでおき、その答えを見ながら問題を解いてみることです。
これなら、あまり負担がないのですぐにとりかかれます。
受験前は、みんな神経過敏になっています。
そういうときこそ、お父さんやお母さんが大きな目で見て、子供を励ましてあげることが大切です。
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どの家にも、どの国にも、子供たちに伝える尊い祖先たちの歴史があります。
その歴史を知ることが、子供たちがよりよい日本の社会を作る原動力になります。
だから、第一に大切なことは、子供たちに誇りの持てる日本の歴史を伝えることです。
一方、今の国際社会では、日本をけなすことに利益を感じる国がごく少数残っています。
だから、第二に大切なことは、日本の正しい姿を世界に示していくことです。
そして、第三に大切なことは、将来正しいことが伝わるまともな社会が来ることを前提にして、その社会を担う創造的な人間を育てていくことです。
詳しく言えば、愛と勇気と知性と創造性のある子供たちを育てていくことです。
その要になるのが、作文を中心とした読書と遊びと対話の教育です。
1月からの小学校低学年の作文課題として、遊びと行事と行儀作法を提案していきます。
親子で、お金や時間をあまりかけずに楽しく遊び、その遊びを通して対話を充実させ、その経験を作文に生かし、その作文をプレゼンテーションとして発表していくという流れを考えています。
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これから、よりよい未来を作る近道は、日本が世界のリーダーとなる決心をすることです。
米国や中国に気をつかう必要はもうありません。
自国の利益だけでなく世界全体の利益を考えて行動し、世の中を動かす力を持っていのは、今の世界では日本だけです。
しかし、もちろんそれは、今の日本の政治にそれがすぐできるというのではありません。
日本人全体の集合意識として、世界のすべての国の平和と発展を心から願うことができるという意味においてです。
すべての行動は、ひとつの決心から始まります。
よりよい未来作っていきましょう。
今日もさわやかな青空が広がっています。
心持ち、朝日が昨日よりも早く昇ってきました。
これから、だんだん日が長くなるのでしょう。
それでは、今日もいい一日をお過ごしください。
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日本は別にそういうリーダーなどしたくはないのです。
しかし、今の世界を国連や他国に任せていては埒(らち)が明かないから、自分が大事なことを決めるというだけなのです。
そして、やがて早い遅いの違いはあれ、そういう時代が来るでしょう。
だから、今の子供たちが教育を考えるときに大事なことは、この狭い日本の中で、世界に通用しない偏差値のランキングを基準にするのではなく、いつか個人の実力で世界に雄飛するような人間を育てていくことです。
そして、その第一の基準は日本人らしさなのです。
安倍さんの靖国参拝は当然。
アメリカに失望を表明する資格などない。
中、韓はもともと問題外。
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