ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2314番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
寺子屋オンエアで勉強の基本を身につけ、同じ寺子屋オンエアで個性を伸ばす as/2314.html
森川林 2015/02/17 20:56 


 現在、寺子屋オンエアでは、のべ95人の生徒が毎日約1時間の勉強をしています。
 生徒の学年は幅広く、下の子は小1から上の子は中2までで、それぞれの生徒が自分の課題で勉強しています。
 最も多い学年は小4です。小4になると、親子だけの家庭学習が続けにくくなるという事情があるのだと思います。

 寺子屋オンエアに参加する子供たちが住んでいる地域はまちまちです。北は北海道から南は九州までの生徒がいますが、ネットでつながっている勉強なので、場所の制約は全くありません。
 将来は、海外の生徒も、時差の問題さえなければ自由に参加できます。むしろ、海外の生徒のニーズの方が高いかもしれません。

 ネットだけで完結できる勉強ですが、能率だけ考えた勉強よりも、人間どうしの触れ合いを大切にした勉強を目指していきたいと思っています。
 寺子屋オンエアに参加している子供たちが、たまに一緒に遠足に行くとか、合宿をするとかいう企画があれば、勉強以外のことも学べると思います。

 子供たちが勉強をする形態は、解説の詳しい参考書や問題集を使って自分の力で進める自学自習形式ですが、この自学自習をどの子も熱心に取り組んでいます。
 そして、算数の勉強の先取りも、この自学自習形式でほとんどの子が問題なく進めています。
 小中学生の勉強は、受験勉強に取り組む1年間以外は、すべて基本的な勉強と言っていいものですから、独学であっても十分にできるのです。

 寺子屋オンエアで能率のいい勉強をすると、子供たちの家庭での生活も余裕のあるものになります。
 その余裕のある時間を生かして、個性を伸ばす教育も、寺子屋オンエアで行えるようにしたいと思っています。

 これからの時代は、その子らしい個性を生かして社会でどういう価値ある仕事をするかということが、勉強の大きな目標になってきます。
 これまでの時代のように、とりあえずいい学校に合格して、いい会社に入ればそれでいいという漠然とした目標では、やっていけなくなるのです。

 寺子屋オンエアは、今後、基礎的な勉強に加えて、個性を生かしたさまざまな勉強のコースも作っていく予定です。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 

記事 2313番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
国語力をつける作文指導は、長文を読んでの感想文の指導 as/2313.html
森川林 2015/02/16 21:08 


 言葉の森の作文指導の特徴は、長文を読んでその感想文を書くことを中心としていることです。ただし、感想文中心になるのは小5以降で、それまでは身近な題名の課題が中心です。

 なぜ感想文を書くことを中心にするかというと、学年が上がるほど読む力をつけることが必要になってくるからです。

 文章を読む力は、語彙力として表れます。受験の国語問題に出てくる文章は、その学年の子にとってはなじみのない言葉が多く使われています。
 語彙力のある生徒は、何とか内容を読み取りますが、語彙力のない生徒は、読解問題も当てずっぽうで解くようになります。
 国語の成績を上げるには、問題文を理詰めで読み取る必要があるのですが、語彙力がないと読み取る段階まで達しないことも多いのです。

 長文を読んで感想文を書く勉強をしていると、その長文を深く読み取ろうとするようになります。
 事前に長文の音読を何度もしていると、難しい内容の文章でも全体の内容がおおまかにわかります。更に、その長文音読をもとに、親子で似た話などをしていれば、文章を読み取る力は更についてきます。

 このように、感想文を書くために長文を読むという練習をするので、難しい長文を読む力がついてくるのです。

 長文を読む力は、一度つけばそれで終わりではありません。
 小学校高学年のときの難しい文章と、中学3年生になってからの難しい文章では、質が違います。また、中学3年生のときの難しい文章と、高校3年生になってからの難しい文章でも質が違います。

 言葉の森の作文の勉強は、小学生から高校生まで、それぞれの学年に応じた難しい文章を読み、感想文を書く練習を中心としているのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 言葉の森の特徴(83) 国語力読解力(155) 
コメント11~20件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
さまざまな勉強 森川林
勉強は、作文と読書と算数数学と歴史を中心にやることです。 6/21
記事 5106番
作文力がこれか 森川林
作文力をつけるために必要なのは読書と対話。 出力の前に入力 6/19
記事 5105番
作文を書くとき 森川林
 接続語と助動詞は、実は重要です。  中学生や高校生で、文 6/18
記事 5104番
国語は、読む力 森川林
国語の力をつけるための音読は、1冊の問題集を繰り返し読むのが 6/16
記事 5103番
国語力は、テク 森川林
国語力をテクニックで身につけようという考えそのものがあさはか 6/14
記事 5100番
本当の勉強は、 森川林
子供は、自然に成長していれば、みんな時期が来ればそれぞれにが 6/12
記事 5098番
これから大学生 森川林
MMさん、ありがとうございます。 これは、10年以上前の記 6/12
記事 820番
これから大学生 MM
先生の書かれていることは今読んでもそのまま通じます。 10 6/11
記事 820番
毎週作文を書く 森川林
作文の勉強というのは、負担の大きい勉強です。 だからこそ、 6/11
記事 5097番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習