オンエア特別講座の講座内容です。
参加される方には、別途郵送で資料と併せてお送りしています。
■当日までにご準備いただくことは、googleハングアウトが使えるようにしておくことだけです。
●寺オンに参加するなどして、もうgoogleハングアウトを使っている方は、何もしなくて結構です。
親子で参加する場合もヘッドセットは使わずにパソコンの内蔵マイクとスピーカーで話せます。
●寺オンに参加していない方には、google+の登録とgoogleハングアウトの参加の仕方を載せた全7ページの冊子を同封しています。
インターネットにつながるパソコンがあれば、google+に登録だけすれば、パソコンの内蔵のカメラとマイクとスピーカーで参加できます。
内臓カメラがない場合は、カメラ無しで参加してください。今回はカメラは特に使いません。
パソコンでなく、タブレットやスマホでも参加できますが、画面の見やすさや操作の仕方を考えるとパソコンの方が便利です。
googleハングアウトへの接続練習を平日午後4時~8時の間で随時行いますので、練習される方は言葉の森事務局までご連絡ください。
■1 親子作文講座 新幼長~新小2 保護者同伴
2/22(月)17:00~17:30
3/7(月)17:00~17:30
作文がまだあまり書けない低学年の生徒を対象に、親子の対話を生かして構成図を書く練習をします。この講座で楽しく作文を書くコツを身につけてください。
●講座内容
作文の勉強は、学校の勉強と同じように小1から始めた方が習慣になります。しかし、小1では実際にはほとんど書けないのが普通です。また、せっかく書いても直すところが多いので、子供も親も作文の勉強を負担に感るようになります。
そこで、言葉の森では、親子作文コースという勉強の仕方を企画しました。
子供の学力は、問題集を解くような勉強ではなく、親子の考える対話によって力がつきます。作文を通して楽しい対話をすることで、学力もつき、作文の書き方もわかるようになり、作文を通しての家族の交流も盛んになります。
ところが、親子で対話をして親が楽しく構成図を書くという最初の段階がわかりにくい面がありました。
そこで、1回目はその実演を見てもらいながら、構成図の書き方のコツを説明します。
そのあと、2回目までの間に自宅で親子で対話をして構成図を書く練習をしていただきます。
2回目は、練習していただいた構成図を発表してもらい、質疑応答をします。
小学校低学年の子育てはとても重要ですが、どの家庭でも試行錯誤の中でその子育てに取り組んでいます。
将来は、低学年の保護者どうしがその時期の行事などをもとに親子作文を発表し合い交流できる場を作っていきたいと思います。
●資料は構成図の見本。ほかに、youtubeの動画(当日ハングアウト上で流します。
■2 紙折り暗唱講座 新小3・新小4を中心に全学年 小学生は保護者同伴
2/23(火)18:00~18:30
3/1(火)18:00~18:30
暗唱がまだあまり得意でない生徒を主な対象に、どんな難しい長文でも繰り返し読めば暗唱できるという紙折り暗唱のコツを説明します。暗唱教材は、「春はあけぼの」(枕草子)
●講座内容
暗唱には、記憶力がよくなる以外にさまざまな効果があります。だから、日本の寺子屋時代の学習の中心は暗唱でした。そして、落ちこぼれは一人もいず多くの子が優秀な学力を身につけました。
ところが、小学1、2年生のころは誰でも苦もなく暗唱をしますが、学年が上がるにつれて、音読を繰り返すのではなく内容を覚えようとしてしまい暗唱が苦手になってしまう子がいます。
そのときに、保護者が暗唱のコツを知っていれば、学年が上がっても暗唱のコツをアドバイスできます。
そこで、この講座では、1回目は紙折り暗唱という暗唱の仕方を実演します。紙を折りながら暗唱することによって回数を繰り返すことがしやすくなります。
そのあと、2回目までの間に、親子それぞれに「春はあけぼの」の最初の300字を暗唱してきていただきます。(毎日10分の練習でできるようになります。)
2回目は、練習していただいた暗唱を発表してもらいますが(希望者のみ)、うまくできなくても全くかまいません。楽しい暗唱練習ということでやっていきます。
暗唱は、中学生の英語教科書暗唱などにも使えますが、ひとりで暗唱していると続けにくい面もあります。
そこで、将来は、暗唱クラブのメンバーを募り、それぞれ自分の好きな文章を暗唱しその発表を通して交流する場を作っていきたいと思います。
●資料は、「春はあけぼの」の暗唱長文。
■3 公立中高一貫校講座 新小5・新小6 保護者同伴
2/24(水)18:00~18:30
3/2(水)18:00~18:30
実際の入試の適性問題をもとに、問題の解き方だけでなく家庭での勉強の仕方を説明します。
●講座内容
公立中高一貫校の適性検査は、難しい知識は必要としませんが考える力を必要とします。この傾向は、公立高校のトップ校の入試でも、国公立大学の入試でも同じようになっています。
つまり、条件反射的な知識の勉強ではなく、考えて書く勉強が必要になっているのです。
ところが、学習塾はこのような思考型、記述型の勉強指導はなかなかできません。考える勉強は、家庭で親子で取り組むのが最も効果があるのです。(作文の勉強については言葉の森の作文指導で間に合うので、今回の取り組みは作文以外の適性検査についてです。)
公立中高一貫校入試は10倍ぐらいの競争率のところが多いので、勉強をしても合格する可能性は多くありません。しかし、合否は二の次で考える力を身につけることを目標に勉強すれば、その勉強はあとあとまで生きてきます。
そこで、この講座では、1回目は実際の適性検査をもとにどう考えて解くかという説明をします。
そのあと、2回目までの間に、その適性検査と似た問題を親子で考えて作れる方には作ってきていただきます。(自分で問題を作ると、問題作成者の気持ちがわかるので。できる人だけでいいです)
2回目は別の適性検査の問題の解説を行います。似た問題を作れたら、ウェブで発表させていただきます。
家庭での適性検査対策は、日常的に行っていく必要がありますが、過去問は問題と解答のみで詳しい解説がありません。だから、大学入試の過去問などと違って独学はまずできません。
そこで、定期的に講座を行い、家庭で取り組んで解法がわからなかった問題を解説するような場を作っていきたいと思います。また、自作問題などの発表する場も作りたいと思います。
●資料は、「平成27年度の横浜市立南高附属中の算数の問題の一部」(特に事前にやる必要はありません。)
■4 定期テスト対策講座 新中1~新中3 保護者の参加は自由
2/25(木)20:00~20:30
3/3(木)20:00~20:30
それぞれの生徒の前回の定期テストの分析の仕方と、次回の定期テストの対策の立て方を説明します。テストは匿名にして資料として使います。
●講座内容
中学生の勉強の中心は定期テストですが、自分なりのテスト対策というものがなく、塾に任せたり漠然と勉強したりしているだけの人もかなりいます。
そこで、それぞれの過去の定期テストをもとに(新中1の人はまだそういうテストはありませんが)、それぞれの人に自分のテスト結果を分析してもらい、その分析をもとに勉強法をアドバイスします。
定期テスト2週間前になったら、各自の定期テスト対策の方針を立ててもらい、その方針についてもアドバイスをします。
定期テストの方針が決まれば、普段の勉強も焦点を絞ったものができるようになります。また、方針を立てて勉強するコツがわかると、大学入試のときも自分で計画を立てた勉強ができるようになります。
そこで、この講座では、1回目は、これまでの中学生の定期テスト結果から見られる共通の勉強のポイントを説明します。
そのあと、2回目までの間に、前回の定期テストを匿名で見せてくれる人がいれば送ってもらい、そのテスト結果を分析しアドバイスをします。
そういう人がまだいない場合は、2回目は寺オンで行っている「ハイクラステスト中学国語長文」の読解問題をもとに、国語読解問題の解き方を説明します。
将来は、各自の定期テスト分析と定期テスト対策をもとに勉強の仕方を共有し、併せて、ひとりでは勉強しにくい「国語読解問題の解き方」「数学難問の解き方」「英語教科書の暗唱」などを定期的にやっていきたいと思います。
●資料は「ハイクラステスト中学国語長文」の一部。
■5 センター国語満点講座 新高1~新高3 保護者の参加は自由(保護者だけの参加も可)
2/26(金)20:00~20:30
3/4(金)20:00~20:30
センター試験のような選択式の国語の問題の解き方を説明します。実際に問題を解いてそのあと各自の疑問点について解説をします。保護者だけの参加も可。
●講座内容
国語の現代文については、他の教科と違い新高校1年生からでも入試問題に取り組めます。
そこで、大学入試センター試験の過去問をもとに、読解問題を実際に解いてもらい(宿題にすると負担が大きいのでその場で実際に解く時間を設け)、解けなかった問題についてだけ質問を受け付け、解き方のコツを説明します。
読解問題を深く読み取るコツを身につけると、難しい文章を深く読み取る力がつき語彙力もついてきます。
したがって、センター国語の勉強は国語のとどまらず、思考力と語彙力をつける練習になります。
そこで、この講座では1回目は、実際のセンター試験をもとに、どう解くかという解き方のコツを説明します。
2回目も同じく、実際のセンター試験をもとに解き方を説明します。
将来は、解くための時間を30分程度設け、実際に問題をその場で解き自己採点してもらい、自分が理解できなかった問題について質問を受け付ける形で進めていく予定です。
●資料はセンター試験の過去問。
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言葉の森では、2月から、寺子屋オンエアシステム(googleハングアウトとskypeを利用した対話型の学習システム)で、オンエア特別講座を行います。
これは、言葉の森の生徒であればどなたでも参加できます。ただし、事前に、googleハングアウトとskypeの利用できるパソコンが必要になります。(現在市販されているパソコンであれば、簡単な登録だけで利用できるものがほとんどです。)
実施する講座は下記のとおりです。
参加を希望される方は、言葉の森事務局までご連絡ください。(電話 045-830-1177 ファクス 045-832-1466)
googleハングアウトやskypeをまだ利用したことがない方でも、当日までに設定していただければ参加できます。設定の仕方についての資料は別途お送りします。ご希望の方には事前に接続テストを行います。
番号 | 講座名 | 対象学年 | 保護者参加 | 1回目 | 2回目 | 内容 |
1 | 親子作文講座 | 新幼長~新小2 | 保護者同伴 | 2/22(月)17:00~17:30 | 3/7(月)17:00~17:30 | 作文がまだあまり書けない低学年の生徒を対象に、親子の対話を生かして構成図を書き作文を書く練習をします。この講座で楽しく作文を書くコツを身につけてください。 |
2 | 紙折り暗唱講座 | 新小3・新小4を中心に全学年 | 小学生は保護者同伴 | 2/23(火)18:00~18:30 | 3/1(火)18:00~18:30 | 暗唱がまだあまり得意でない生徒を主な対象に、どんな難しい長文でも繰り返し読めば暗唱できるという紙折り暗唱のコツを説明します。暗唱教材は、「春はあけぼの」(枕草子)です。 |
3 | 公立中高一貫校講座 | 新小5・新小6 | 保護者同伴 | 2/24(水)18:00~18:30 | 3/2(水)18:00~18:30 | 実際の公立中高一貫校入試の適性問題をもとに、問題の解き方とともに家庭での勉強の仕方を説明します。 |
4 | 定期テスト対策講座 | 新中1~新中3 | 保護者の参加は自由 | 2/25(木)20:00~20:30 | 3/3(木)20:00~20:30 | それぞれの生徒の前回の定期テストの分析の仕方と、次回の定期テストの対策の立て方を説明します。テストは匿名にして資料として使います。 |
5 | センター国語満点講座 | 新高1~新高3 | 保護者の参加は自由(保護者だけの参加も可) | 2/26(金)20:00~20:30 | 3/4(金)20:00~20:30 | センター試験のような選択式の国語問題の解き方を説明します。実際に問題を解いていただき、そのあと各自の疑問点について解説をします。保護者だけの参加もできます。 |
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小学校低学年の作文の勉強の目的は、楽しく正しく書く力をつけることです。ところが、作文というものは欠点が目につきやすい勉強ですから、親や先生は、子供が書いた作文の欠点をつい注意して直してしまいます。それが作文嫌いを生み出す原因になっています。
言葉の森の作文指導では、作文嫌いになる子はほとんどいません。それは、事後の評価よりも事前の指導に力を入れ、子供に何を目標にして書くか教えているからです。だから、多くの子が通信の先生との毎週の電話指導を楽しみに待っているのです。
この低学年のときの楽しく書く習慣が、高学年の考えて書く作文力の土台になっています。
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これからの勉強は、知識を詰め込むだけでは対応できません。受験でも、思考力、表現力を問う問題が中心になってくるからです。これらの学力の根底にあるものは読む力です。
読む力を育てるためには、低学年からの多読も大切ですが、学年が上がると多読だけでは通用しなくなります。高学年の読む力は、難しい文章を読み取る力になるからです。
言葉の森では、低学年からの音読暗唱によって自然に学年に応じた読む力、書く力をつける学習をしています。
また、家庭では続けにくい毎日の音読暗唱を、寺子屋オンエアというシステムで誰でも無理なく続けられるように工夫しています。
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国語は特に勉強をしなくても、誰でもある程度はできる勉強です。そこで、多くの人が国語は後回しにしてしまうか、国語の問題集を解くような勉強で済ませてしまいます。ところが、学年が上がり抽象的な語彙が出てくる高学年になると、国語力は国語の点数の 国語の勉強は、低学年から毎日の生活の中で差としてはっきり現れてきます。しかし、そのころから勉強の仕方を立て直すのでは大変です。
国語の勉強は、問題集を解くようなやり方ではなく、低学年からの音読と読書と作文と親子の対話によって生活の中で自然に身につけておくものです。そして、問題集は解くよりも、むしろ読む教材として繰り返し使っていくといいのです。
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言葉の森は、三十年前に日本で初めて生まれた作文教室です。今では昔の生徒が親になり、その子供たちが教室で勉強しています。
最近は、入試に作文や小論文が出るようになったので、大学入試の小論文だけでなく、高校入試や中学入試の作文試験にも対応するようになり多くの実績を上げています。
特徴は、電話やインターネットを使った指導で、生徒と先生の間に人間的なつながりがあることです。中には、小1から始めて高3まで勉強している生徒もいます。
このシリーズは全十二回の予定で、作文や国語や勉強の仕方や子育てのポイントについて紹介していきます。
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