ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2577番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
オンエア講座「中学生定期テスト対策」4月28日の動画 as/2577.html
森川林 2016/04/28 21:17 


 45分ほどの話でしたが、動画の方は24分ぐらいで切れてしまいました。しかし、前半の勉強の仕方は参考になると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=_NhzriyFCes

 オンエア講座として開催すると、時間が固定されいるために参加できない人が多かったようなので、「中学生定期テスト対策」は、独立した講座としてではなく、寺子屋オンエア教室の一つのコーナーとしてテスト前に随時参加できるような形にしたいと思います。
 詳細はまた追ってご連絡します。

====本日の講座の資料====
■中学生の勉強法
●全教科共通
・中学生の勉強は基本的に独学でできる。
 塾に頼ると自分で工夫して勉強する力が育たない。そうすると、高校生になっても予備校に頼る勉強になる。塾や予備校に頼る勉強は、学年が上がるほど非効率になる。
・高校受験の場合は、(1)中3の春から過去問に取り組む、(2)教材を絞って1冊を5回繰り返すことを基本に、(3)中3の夏以降は模擬テストを受けながらペースをつかむ。
・定期テストは2~1週間前にスタート。出題範囲を5回反復。いつ何をどこまでやるか決める。
・定期テスト後は、全教科のテスト分析をして、出題傾向、自分の苦手傾向を書き出す。
・テストは苦手を中心に、人生は得意を中心に。
・勉強を開始する時間を決める。苦しいことは始めの時間が大事。
・遊びや息抜きやご褒美は自分で適宜いれるが、楽なことは終わりの時間を決めておく。(タイマーの活用)
・入試を左右するのは数学。特に中3からの図形問題。

●国語
・漢字は勉強量に比例する。
・文法は文法問題集に独自に取り組む。古文も同じ。
・読解は、消去法を基本に。問題文には線を引いて読む。難しい文章を読み慣れる(問題集読書を)
・記述は、キーワードを入れて。枠いっぱいに書く。消しゴムを使わずに素早く書く。対比させて書く(……ではなく……)。
・心情把握は、先生の感覚をつかむ。
・作文は、言葉の森で。

●数学
・計算は、暗算をしない。きれいに縦横そろえて書く。ノートは空白を多く使う。
・図形は、解法を見て理解する。量をこなせば感覚がつく。
・問題集は、できる問題はやらなくてよい。できない問題はすぐ答えを見て解法を理解する。
・1冊を100%仕上げる。

●英語
・教科書の音読暗唱が基本。1ページを20回音読して暗唱する。
・暗唱ができたら暗写も。
・選択問題は国語と同じ発想。
・入試問題集で長文を読み慣れる。

●理科
・計算問題は数学と同じ。知識問題は読みの繰り返し。
・教科書の余白に書きこみ、教科書を自分流の参考書にする。

●社会
・教科書を繰り返し読むのが基本。
・問題集をやる場合は、答えを先に書き込み、問題と答えを繰り返し読む。

■みんなのテストから


■国語読解問題




■今後の予定
・中学生は時間が固定されていると都合のつかない人が多いようなので、オンエア講座ではなく、寺子屋オンエアを基本にする。
・寺子屋オンエアは週1回1時間自学自習形式の勉強で、国語の読解問題練習(約15分)は必ずやる。あとは自分の自由な勉強(おすすめ問題集もある)。月額1404円。1時間の終了時に先生から10分のskype通話による勉強チェックあり。体験2回可。時間は、月~金の17:00~21:00の間で自由に1時間設定。週1~5回。希望者には案内を送る。
・この寺子屋オンエアの中に、定期テスト対策コーナーを作り、テスト2周間前にそこでテスト対策を行う形にする予定。

■準備しておくもの
・全国高校入試問題正解2016年 旺文社 2,300円……普段の勉強としては問題文を読書がわりに。7月に入ったら2017年版を購入。
http://www.amazon.co.jp/dp/401021595X
・前学期の成績表のコピー。
・前回の定期テストで、主要5教科のうち最も成績の悪かった1教科の問題・解答・自分の答えのコピー(点数が悪かったのではなく、みんなの平均と比べて成績の悪かった教科)
・以上のコピーは名前の部分を隠して(自信のある人は出してもよいが(笑))、デジカメやスマホで撮った写真を画像の泉から「非公開」で送ってもらうとよい。
https://www.mori7.com/izumi/

■おすすめの本
「中学生の自宅学習法―ナイトー式学習法で、成績はこんなに違う!! 」(産心ブックス) 内藤 勝之
http://www.amazon.co.jp/dp/4879203254
 受験勉強を始めるときにも、勉強の仕方の本を読み作戦を立ててから勉強を始めるとよい。(新しいことを始めるときに読む本の目安は10冊)
========

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンエア講座(41) 中学生の勉强(21) 

記事 2576番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
オンエア講座「公立中高一貫校受験作文講座」4月27日の動画と資料 as/2576.html
森川林 2016/04/27 20:15 


 今日4月27日の受験作文講座の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=JlLRItWJq9g

■■資料

■みんなの作った似た問題から

・似た問題の作成、ありがとう。
・今度は、答えと解説もちょっと書いておいてね。

■みんなの作文から

(1)簡潔な書き出しがよい。
(2)理由は二つあるという公正もわかりやすい、。
(3)理由1のあとに1の実例、理由2のあとに2の実例という形で書くとよい。
(4)「事」はひらがなが一般的→「こと」
(5)「学ぶことは……学ぶ。」が文のねじれになっているので、「学ぶことは……だ。」などに。
(6)反対理解がよく書けている。
(7)「さきいったように」は避ける。
(8)名言は、「友達に必要なのは深さだけでなく広さである。」など。

■朝小の記事から

(1)理由を、思いついたまま羅列した印象になるので、理由1・2・3の構造が見た目の上でもわかるようにするとよい。
(2)結びに、反対意見に対する理解を短く入れると更に説得力が出てくる。


(1)理由は、一般化して大きく書き、その裏付けとなる実例をそのあと具体的に書く形にするとよい。
(2)「けど」は話し言葉に近いので、「が」などの方がよい。
(3)結びに、やはり反対意見に対する理解を入れていくとよい。

■適性検査問題から

・静岡県立清水高校附属中2016の試験問題より
・問題8の答えは、135.44cm2(簡単だが、計算ミスがないように解く)
・問題9の答えは、
 円=0
 半円=2
 正三角形=0
 二等辺三角形=2
 直角三角形=0
 ひし形=1
 台形=4
・実際に紙を切って確かめてみよう。頭でわかったことでも確かめて確認すると応用力がつく。

■次回は5月11日(水)18:00~
・作文や似た問題を作れた人は画像のこの掲示板にアップ。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンエア講座(41) 公立中高一貫校(63) 

記事 2575番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
オンエア講座「読書感想クラブ」の動画 as/2575.html
森川林 2016/04/26 20:01 


 本日の「読書感想クラブ」の前半部分の録画です。
https://www.youtube.com/watch?v=z8eETrCLV6M

 後半は、参加した生徒からの「今読んでいる本の紹介」なので録画していません。

 将来は、この後半部分で、希望者による「似た話のyoutube紹介」を取り入れていきたいと思っています。
 例えば、今回読んだ本は、「こんにちワニ」という言葉遊び、「ツバメ観察記」、「にているね!?」という絵本でしたから、自分なりに言葉遊びを作ったり、家の近くにいるツバメを観察したり、本質的に違うのに似ているものを探したりすることが考えられます。

 この「似た例」を探したり実験したりして発表するというのが、読書感想クラブの「感想」の中身です。

 これまでの勉強は、ある知識を理解して記憶して、再現できればテストに合格するというような勉強でした。
 しかし、そういう記憶再現型の勉強では考える力や個性は育ちません。
 インターネットの時代には、知識は誰でもすぐに手に入ります。そういう教科書的な知識を蓄積するよりも、それらの知識を使って自分なりの見方や考え方をすることが求められるようになるのです。

 自分らしさというものは、自分から進んで行動して初めて出てくるものです。
 しかし、行動には、失敗があったり遠回りがあったり試行錯誤があったりという無駄があります。
 知識を覚えるだけであれば無駄はないので、効率よく知識を身に付けることができます。
 ところが、その無駄に見える部分が、実はその子の学力ののびしろになってくるのです。

▼今回読んだ本






この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

リャマ 20160428  
こんにちワニ(*ゝω・*)ノ
わたしはいつも、ただいまんぐーす♪

森川林 20160428  
 リャマさん、うまインドゾウ!

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンエア講座(41) 読書実験クラブ(9) 

記事 2574番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
勉強は誰でもできて当然――新しい教育システムの提案 as/2574.html
森川林 2016/04/26 06:06 


 言葉の森が今考えているのは、新しい教育システムです。
 その重点は、三つあります。

 第一は、すべての子供たちの学力向上です。
 中学3年生までの義務教育のレベルの学習は、本来誰でもが確実に身につけられるものです。
 だから、普通の大人は、勉強というものはできて当然だと思っています。何も特別な苦労をしなくても、学校に通っているだけで自然にできるようになったからです。

 ところが、現在の日本では、この義務教育レベルの学習で落ちこぼれる子がいます。
 その原因は、(1)学校の一斉授業(生徒の均質性がなくなった状態における一斉授業)、(2)受験を基準にした競争学習(その結果、重要なことよりも点数の差がつくことを重視した学習指導)、(3)家庭学習の不在(塾通いばかりでなく通信教育任せも含めた学習丸投げ状態)です。

 勉強は、塾に通ってカバーしなければできないようなものではありません。使いやすい教材と、家庭学習の習慣と、正しい勉強方法さえあれば、普通に家族や友達と過ごせる子ならば誰でもできるようになるものです。
 それも、人並みにできるという程度のものではなく、完璧にできるようになるものなのです。

 クラスの中に、たまに、塾に行っていないのに成績が抜群によい子がいると思います。時間にも余裕があり、遊ぶ時間もたっぷりある子です。そういう子は、家庭で自分のペースで勉強する習慣ができているのです。
 この家庭学習の仕組を広げていく必要があります。(つづく)

【次回予告】
 新しい教育の重点の第二は、個性と創造性を育てることです。

 新しい教育の重点の第三は、生徒を教える先生の側が、個性と創造性を発揮することです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 寺子屋オンライン(101) 

記事 2573番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
暗唱検定始まる――自宅でできるネットの検定試験 as/2573.html
森川林 2016/04/23 12:00 


 第1回の暗唱検定が始まりました。
 検定試験といっても、特定の会場で受けるのではなく、ネットで受検します。自宅で試験を受けられるので、普段と同じ感覚でできます。
 生徒と先生がウェブカメラで対峙するので、自宅で行っていても公正性は保たれます。

 暗唱検定の5級は、約3000字の文章を6分以内で暗唱します。しかも、暗唱用の長文は、漢詩だったり枕草子だったりするので、子供にはなじみのない言葉がたくさん出てきます。

 ところが、暗唱の場合は、意味がわからなくてもいいのです。それは、将来必ず意味がわかる時期が来るからです。
 それは、すぐに意味を教えてもらうよりも、何年もたってその意味が理解できるような年齢になったときに、何かのきっかけで初めて意味を理解したという理解の仕方の方がずっと心の中に残るからです。

 本日受検した小2の男の子は、そういう難しい言葉の並んだ文章の合計約3000字を4分55秒で1文字も間違えずに暗唱してくれました。検定委員の先生も思わず拍手してしまいました(笑)。

 3000字の文章を大人が暗唱する場合、1日10分の練習で3か月と1、2週間かかります。暗唱の仕方さえ知っていれば、誰でもできるようになりますが、大人になるとすぐにあきらめてしまう人も多いのです。

 小2のころまでは、暗唱することに抵抗がないので、毎日の時間さえ確保すれば暗唱の勉強が習慣になります。この時期に暗唱を習慣にして、学年が上がってからも続けていくと、国語も作文も英語も数学もすべてできるようになります。そして、何よりも自学自習の習慣ができます。

 この暗唱検定を、更に多くの生徒が取り組めるようにしていきたいと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 

記事 2572番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
(追加解説記事あり)オンエア講座「公立中高一貫校受験作文講座」の無料体験学習 as/2572.html
森川林 2016/04/20 21:22 


 ウェブで行う「受験作文講座」です。
 作文の書き方のコツが基本ですが、それ以外に、実際の公立中高一貫校問題の解説も行っています。

 今回使用する資料は、下記の3点。
 画像1と画像2は、朝日小学生新聞4月1日号に載っていた記事です。
 画像3は、2015年の神奈川県共通の公立中高一貫校問題です。

 これらの一般的な解説の時間は半分ぐらいで、あとの半分は、参加生徒の作文に対するアドバイスと、似た問題の作成発表という参加者との個別のやりとりを中心にしたものにしていきます。

 公立中高一貫校の受験対策は、第一に過去問の研究で、第二に家庭での勉強です。
 作文の方は、言葉の森の受験コースでできるので、作文以外の適性検査については、家庭で独自にやっていく必要があります。適性検査の多くは考える問題ですから、それぞれの生徒の考えを生かしながら個別にやっていく必要があるのです。







(追加解説記事)4/21

 昨日は時間がなかったので、問題の紹介だけしましたが、その解説の追加です。

 画像1の作文についてのアドバイスは、
(1)最初に意見をはっきり絞って書いているのはよいところ。
(2)理由1と理由2が同じぐらいの長さになっているのは読みやすい(これは意外と見落としがちなところ)
(3)2行目「理由は……」から始まる文が100字以上になっているのでこれは二文に分けるとよい。
(4)理由2で、「かわいそうだから」という理由を書くのはやや感覚的。意見文はより客観的な理由で。
  例えば、「大勢の人の協力でひとつのことを成し遂げるという経験をする機会がなくなる」など(ちょっと難しいか)。
(5)結びの意見には、反対意見への理解も入れるとよい。「確かに、組み体操には……というよい面もあるが」など。
(6)理由2で、同じ言葉(楽しみにしている子が)が繰り返し使われているので密度がやや薄くなる印象。多様な表現を使うとよい。

 画像2の作文についてのアドバイスは、
(1)2行目「なぜなら……」のあとは、より一般的な理由を書き、その具体例として、「例えば事故が八千件以上も……」と書いていくとよい。
(2)数字のデータが入ると説得力が出てくる。数字は概数でよいができれば引用元なども明らかにして。
(3)反対意見に対する理解がよく書けている。ただし、分量は短めにするとよい。
(4)結びに、光る表現を入れる工夫をすると更に印象に残る文章になる。例えば、「組み体操は、人に見せるためにやるものではなく、協力する態度を身につけるためにやるものだ」など。

 画像3の似た問題は、
(1)選択肢の2になるようなものの元の立体を書いてみよう。
 ややふくらんだ円錐になるかなあ。
(2)キュウリの皮を同じようにむいたらどういう形になるか。
 図のように途中が幅広くなった形か。(むいたことはありませんが)


 この講座のいちばんのポイントは、似た問題を考えてみることです。
 これを、親子で、「ああでもないこうでもない」と考える過程が、本当の考える勉強です。その結果、何も思いつかなくてもいいのです。
 既に答えのある問題の、答えを見つける能力ではなく、何もないところに問題を見つける能力の方がこれから大事になってくるからです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンエア講座(41) 受験作文小論文(89) 

記事 2571番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
オンエア講座「読書感想クラブ」がスタート――小1の生徒には特におすすめ as/2571.html
森川林 2016/04/19 21:10 


 本日から、小学1・2・3年生を対象にした読書感想クラブがスタートしました。
 先生の読み聞かせを中心に、子供たちが今読んでいる本を紹介したり、先生の読んだ本をもとに、似た例を探してきて発表したりする(発表は希望者のみ)という企画です。
 読み聞かせ以外に、家庭での遊びや行事の参考になる実行課題の紹介や、簡単な暗唱の練習などもやっていきたいと思っています。

 今回は、連絡が遅かったせいもあり、参加者はごく少数でしたが、今後6~7人のグループを単位として数多くの読書感想クラブを開いていきたいと思います。
 読み聞かせ兼司会の先生が増えれば、時間帯の幅も広がるので、子供たちも選択肢が増えて参加しやすくなると思います。

 幼児期まで家庭でよく読み聞かせをされてきた子供も、小学校に上がると自分ひとりで勉強させる雰囲気になってしまうせいか、読み聞かせの機会から遠ざかってしまうことが多いようです。
 しかし、小学校の低学年の勉強の基本は国語力で、国語力の基本は読書、特に良書の読み聞かせです。

 自分で読む読書は、目から入る読書で、読み聞かせによる読書は、耳から入る読書です。
 どちらも読書の意義は同じで、耳から入る言葉が増えれば増えるほど、目から入る言葉の理解も深まります。

 ときどき、「読み聞かせをすると、自分で読まなくなるのではないか」と言って、読み聞かせをしなくなるお母さんがいますが、それは全く正反対です。
 読み聞かせをすればするほど、自分で読む力がついてくるのです。

 このあとのオンエア講座は、「公立中高一貫校受験作文講座」と「中学生定期テスト対策」です。
 いずれも、他では受けられない企画ですので、希望される方は、ぜひ無料体験学習にご参加ください。

▽オンエア講座の無料体験学習
https://www.mori7.com/as/2567.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
オンエア講座(41) 読書実験クラブ(9) 

記事 2570番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/9/19
熊本県地方の地震について――明るい気持ちと行動で逆転を as/2570.html
森川林 2016/04/19 04:28 


 熊本県を中心とした地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 熊本県の地震は、その後、阿蘇地方や大分県にも広がりを見せています。
 また、ここ数日の間に、環太平洋を中心にした世界の各地で大規模な地震が発生しています。

 しかし、ここで大事なことは、私たちが悪化する未来の一つの兆候としてこの事態を見るのではなく、これから来る新しいよりよい社会の手前にあるいくつかの逆転現象としてこの事態を見ることです。

 日本は、今登り口の見えない暗い下り坂に向かっているような印象を多くの人が持っています。NHKで放送されている「老人漂流社会」は、その一つの典型的な未来像です。

 しかし、これを不安と嘆息の中で眺めるのではなく、どうしたら明るい未来を切り開けるのかという行動の可能性として見ることが本来の人間のとるべき態度です。

 家は壊れたら、また建て直せばいいのです。老人が働けないなら、働ける人がそれ以上に働けばいいのです。仕事がないから、新しい仕事を作ればいいのです。
 勇気と知恵さえあれば、どんなことでもよりよい方向に持っていけます。人類の長い歴史は、そういう人間の勇気と知恵と行動の証明です。

 今はまだ続く余震の中で、不安と不便の中で暮らしている人も、ぜひ今の事態の先にある明るい未来を見て過ごしていっていただきたいと思います。

 そして、それ以上に、私たちがよりよい社会を作る一つのきっかけとして、今の状態を見ていくことです。それは、単なる心の姿勢ではなく、今日から行っていく日々の行動の中に表していくものです。

 暗く見えそうな現状を、明るい気持ちと行動でよりよい未来に転換していくことが、今の私たちに求められている役割なのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生き方(41) 日本(39) 
コメント311~320件
……前のコメント
優しい母が減っ わんを
私の親も怖くて、友達も親とか家族関係で困っています。 そし 1/27
記事 979番
基礎学力コース 森川林
基礎学力コースの参加に際して準備していただくこと  昨日1 1/8
記事 4395番
子供はプログラ 森川林
 私は、プログラミングが好きです。  それは、新しい課題を 12/29
記事 4390番
言葉の森の作文 森川林
 久しぶりに作文発表会を行います。  日程は、1月29・3 12/21
記事 4385番
作文検定を実施 森川林
 作文検定を実施します。  今回は森リン点で進歩のあとがわ 12/20
記事 4384番
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習