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「中学生定期テスト対策」オンエア講座の目的と方法(5/31追加) as/2591.html
森川林 2016/05/30 21:31 


 中学生の勉強は、基本的に難しいものでありません。しかも、定期テストの場合は出題範囲が決まっています。更に、多くの生徒が塾に通って勉強する時間を確保しています。
 それなのに、なぜできる人とできない人の差が出るのでしょうか。
 
 そのいちばんの原因になっているものは、頭のよさでも努力の量でもなく、勉強の方法です。
 方法というのは、(1)テストの傾向を知り、(2)に自分の苦手を知り、(3)ふさわしい教材に絞って、(4)出題範囲を徹底して勉強するということです。
 徹底するというの、数学のような問題を解く場合はできない問題が一問もなくなるまで解けるようになることです。その他の知識の教科の場合は出題範囲を5回反復して内容を頭の中に入れておくことです。
 
 こういう勉強方法がなぜできないかというと、第一は、勉強の基本を知らない人が多いからです。そして、第二は、間違った勉強の仕方を熱心にしている人が多いからです。
 
 そして、この間違った勉強の仕方のもとになっているのが、学校や学習塾の場合もあるのです。
 例えば、塾ではみんなと同じことを同じようにやるので、できる問題も解き続け、できない問題は確実にできるようになるまで解き続けないことがあります。また、大量のプリント渡されることが多いので、徹底して反復するという学習が不足します。
 学校でも、テスト前に、宿題として作業的に解くだけの課題を課すところがあります。こういう勉強は、時間がかかるだけで、テスト対策としては身につかないことが多いのです。
 
 そこで、この中学生定期テスト対策のオンエア講座では、次のような勉強の仕方をしていきます。
 まず第一に、テスト勉強の計画を立ててもらいます。第二に、その計画についてのアドバイスします。第三に、進行状況をチェックします。これは寺子屋オンエアなどと連携する形でやっていく予定です。第四に、テストが終わったあとの結果を評価し次回に生かします。
 
 定期テスト対策は、だいたい2週間前から始まるので、テスト週間以外の期間は、テスト範囲ではない一般的な勉強していきます。
 テスト期間外の勉強は、数学と英語を中心にやっている人が多いと思います。この2教科は勉強の仕方がはっきりしていますが、国語の勉強の仕方はわからないという人が多いので、定期テスト対策講座では、高度な国語力をつける学習を中心にやっていきます。
 
 なぜ国語の学習に力を入れるかというと、普段国語の勉強をしていない人が多いからです。すると定期テストのような出題範囲のある勉強ではいい成績が取れても、入試では国語の実力が不足するという場合が出てくるからです。
 またこれからの入試は、どの教科も記述型の国語力の必要な試験になってきます。更に、入試に限らず、社会生活を行う上での学力の基本は高度な国語力だからです。
 
 定期テスト対策講座では、難度の高い国語の問題演習と解説を行います。しかしテスト前などで時間が取れない場合は、この演習と解説は受けなくても構いません。講座の内容は録画されているので、テストが終わってからその録画を見ることもできます。
 
 この講座では、定期テスト対策と高度な国語力以外にもうひとつ、作文の森リン点の解説もしていきます。
 小論文の力は、これから重要になってきます。大学入試でも、社会に出てからも、論説的な文章を書く機会はこれからますます増えてきます。
  森リンの点数と大学入試の学力がかなり高い相関があります。どういう文章が書けるようになると森リンが高得点になるのかということを実際の同学年の森リン大賞の文章などをもとにして説明していきます。
 
★この講座の目的は次のとおりです。
(1)中学生の勉強法を身につける。
(2)勉強の場を作り成績を上げる。
 
★講座の全体の流れは、次のようになります。
 1.国語問題の演習(15分)
 2.その解説(5分)
 3.テスト計画(10分)
 4.そのアドバイス(10分)
 5.森リン解説(5分)

★オンエア講座は、6~7人のグループで互いに情報を共有交換しながらやっていきます。
 これはグループで行った方が、意欲的に取り組みやすくなるからです。
 
★教材として、次の書籍をテキストとして使います。各自ご用意ください。(必須)
 無料体験の間は、まだ教材は用意しなくても結構です。

【必須】1
「高校入試 最高水準問題集 国語」文英堂編集部 1058円
http://www.amazon.co.jp/dp/4578232611
 この問題集は、テスト期間外の演習・解説として行うので、自宅で予めやっておく必要はありません。

★必須の教材以外に、勉強の仕方を身につけるための推薦教材としてできるだけ下記の書籍をご用意ください。(任意)

【推薦】1
「全国高校入試問題正解」 旺文社 2300円
http://www.amazon.co.jp/dp/401021595X
 毎日の問題集読書として使っていってください。毎年7月ごろに新しい年度のものが発売されます。
 
【推薦】2
「中学生 中間・期末テストの勉強法」高濱正伸 1400円
http://www.amazon.co.jp/dp/4788910829
 勉強計画の立て方の参考にしてください。

【推薦】3
「志望校のランクが上がる! 中間・期末テストに強くなる勉強法」坂本七郎
http://www.amazon.co.jp/dp/4804762507

【推薦】4
「中学生 高校入試のパーフェクト準備と勉強法」高濱正伸
http://www.amazon.co.jp/dp/4788911558

【その他】1
「中学生の自宅学習法―ナイトー式学習法で、成績はこんなに違う!! 」内藤 勝之
http://www.amazon.co.jp/dp/4879203254
(絶版のため中古が高くなっている場合はご用意されなくて結構です)

★参加者は、下記のページからこれまでの成績と、テスト勉強の計画を入れておいてください。
 無料体験で参加される場合も、できるだけ入れておいてください。
https://www.mori7.net/oak/oaktt.php
 
★オンエア講座の費用は、月4回で月額1728円です。
 2回の無料体験参加ができます。
 
★講座の開催は、毎週木曜日20:00~20:45です。
 ホームページにトップにリンクを貼るのでそこから参加してください。
 リンクは15分ぐらい前に作りますので、早めに入っておいても結構です。
 
★人数制限がありますので、欠席や遅刻をする場合は、必ず事前に連絡をしてください。
 連絡なしの欠席が続く場合は、オンエア講座の参加をキャンセルしたものとします。
 早退は自由です。

★必要なツールは次のとおりです。
 ・googleハングアウトに参加するために必要なgoogle+アカウント
 ・googleハングアウトに参加するためのスピーカー・マイク・カメラ付きのパソコン(カメラ内蔵のパソコンやタブレットやスマホでもできます)

★質問や相談は、「オープン教育『中学生の定期テスト対策』」の掲示板で受け付けています。
https://www.mori7.net/ope/index.php?k=59
(この掲示板はスパム投稿を防ぐために、事前のメールアドレスの登録をおすすめしています。メールアドレスを登録していない人でも投稿できますが、記事が反映されるのは24時間後になります。)

★個別の質問は、生徒掲示板、父母掲示板などからお願いします。
▽生徒掲示板
https://www.mori7.net/teraon/skei.php
▽父母掲示板(コードとパスは生徒と同じものです。)
https://www.mori7.net/teraon/hkei.php

★言葉の森の生徒以外で参加を希望される方は、お電話でお申し込みください。電話0120-22-3987(平日9:00~20:00)
 
★教科別勉強のポイント

●全教科共通
・中学生の勉強は基本的に独学でできる。
 塾に頼ると自分で工夫して勉強する力が育たない。そうすると、高校生になっても予備校に頼る勉強になる。塾や予備校に頼る勉強は、学年が上がるほど非効率になる。
・高校受験の場合は、(1)中3の春から過去問に取り組む、(2)教材を絞って1冊を5回繰り返すことを基本に、(3)中3の夏以降は模擬テストを受けながらペースをつかむ。
・定期テストは2~1週間前にスタート。出題範囲を5回反復。いつ何をどこまでやるか決める。
・定期テスト後は、全教科のテスト分析をして、出題傾向、自分の苦手傾向を書き出す。
・テストは苦手を中心に、人生は得意を中心に。
・勉強を開始する時間を決める。苦しいことは始めの時間が大事。
・遊びや息抜きやご褒美は自分で適宜いれるが、楽なことは終わりの時間を決めておく。(タイマーの活用)
・入試を左右するのは数学。特に中3からの図形問題。

●国語
・漢字は勉強量に比例する。
・文法は文法問題集に独自に取り組む。古文も同じ。
・読解は、消去法を基本に。問題文には線を引いて読む。難しい文章を読み慣れる(問題集読書を)
・記述は、キーワードを入れて。枠いっぱいに書く。消しゴムを使わずに素早く書く。対比させて書く(……ではなく……)。
・心情把握は、先生の感覚をつかむ。
・作文は、言葉の森で。

●数学
・計算は、暗算をしない。きれいに縦横そろえて書く。ノートは空白を多く使う。
・図形は、解法を見て理解する。量をこなせば感覚がつく。
・問題集は、できる問題はやらなくてよい。できない問題はすぐ答えを見て解法を理解する。
・1冊を100%仕上げる。

●英語
・教科書の音読暗唱が基本。1ページを20回音読して暗唱する。
・暗唱ができたら暗写も。
・選択問題は国語と同じ発想。
・入試問題集で長文を読み慣れる。

●理科
・計算問題は数学と同じ。知識問題は読みの繰り返し。
・教科書の余白に書きこみ、教科書を自分流の参考書にする。

●社会
・教科書を繰り返し読むのが基本。
・問題集をやる場合は、答えを先に書き込み、問題と答えを繰り返し読む。

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国語力は必ず上がる――そのあまりにも平凡な方法 as/2589.html
森川林 2016/05/27 21:02 


 言葉の森には、作文が好きだから来たという子と、作文が嫌いだから来たという子の両方がいます。
 作文の力の土台になっているものは、読む力ですから、作文の苦手な子は、読む方もあまり得意ではありません。

 どんなに作文が苦手な子でも、事前指導と明るく褒める励まし方で、すぐに書くことには抵抗がなくなります。しかし、作文力の土台となる読む力が伴わなければ、上達はすぐに限界が来るので、読む勉強に力を入れていく必要があります。

 読む勉強の基本は、まず読むことです。どんな本でもよいので、何しろ毎日10ページ以上読むということに決めておけば、それだけで読む力はついてきます。
 学力の基本は、文章を読むことです。漢字の書き取りや計算の練習のようなことは、読むことに比べればずっと優先度の低いことなので、家庭での勉強時間の第一はまず本を読むことにしておくといいと思います。

 読む勉強の大切さは、国語の得意な子でも同様です。ただし、国語の得意な子は、普通の読書は言われなくても自然にやっているはずなので、それに加えてより難しい文章を読むようにしていきます。

 難しい文章として手に入れやすい教材は、入試問題の問題文です。入試問題は、内容的にも優れたものが多いので、読む力のある子は、読書のような感覚で読むことができます。

 ところが、この問題集を読む勉強は、継続させることがとても難しいのです。
 問題集を解くような勉強では、国語力はあまり身につきませんが、問題集をやりとげたという感覚があるので、どの子もよく続けられます。
 それに対して、問題集の問題文を読むだけという勉強は、形が残らないので、しばらくするとうやむやになってしまうことが多いのです。

 そこで、この問題集読書の勉強に役に立つのが寺子屋オンエアです。
 寺子屋オンエアでは、生徒が問題集の問題文を読んだあと感想を書きます。先生はその感想を聞き、その問題文についての質問をします。ただ読むだけでなく、読んだあとにすることがあるので、形の残る勉強となっているのです。

 学校などで行われている今の国語の授業というものは、先生が解説をする時間が長すぎるように思います。国語の勉強にとって大事なことは、子供自身がまず読む時間を確保するということです。
 特に国語が苦手な子については、どんな本でもよいので毎日必ず読む時間をとっておくことが必要です。国語の授業のすべてを読む時間があててもいいぐらいだと思います。

 国語の得意な子が高校生や大学生になったときは、問題集読書よりも、難しい本の難しい文章を直接読むようにしていきます。
 難しい文章とは、古文や漢文のことではな、古今東西の古典と言われているような本です。
 わかりやすい例のひとつとして言うと、岩波文庫の青帯のような本などが、国語の得意な生徒が大学生になったときに読むのにふさわしい本と言えると思います。

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mae 20161121 9 
まず「読む」こと。読んで楽しいと思える本に出会えれば、きっと次々と本を読みたくなるはず! 家庭での勉強は「本を読むこと」……、子供たちが一冊でも多く「これ、面白い♪」と思える本に出会ってほしいなあと思います。

touko 20161214 77 
国語力をつける←読む力をつける←毎日読む時間を確保する
ということがわかりました。

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勉強のし過ぎによる勝ち負け感覚を克服する――文化の学力 as/2588.html
森川林 2016/05/23 21:07 


 小さいころから勉強に力を入れていると、勉強することが苦にならないというよい習慣作りにもなりますが、その反対に勉強中心に世の中を見てしまう弊害も生まれてきます。

 小中学校の勉強は、基本を学ぶ勉強ですから、本来それほど面白いものではありません。九九のような基本的な技能でも、初めのうちは、何でこんなわけのわからないものを覚えさせられるのだと多くの子は感じているはずです。基本となる大事な勉強は、面白くはないものなのです。

 しかし、それでは勉強が進まないので、教える側としては、褒めたり励ましたりしながら何とかその勉強の基礎技能を身につけさせようと思います。
 その意欲付けの方法の一つに競争があります。

 限られた価値ある物があり、それを奪うために競い合うという方法は、人間の意欲に強く働きかけます。
 この競争の持つ意欲喚起を、子供本人が自分を励ますために行う分には何も問題がありません。よく、退屈な勉強をするときに自分でタイマーを測って「何分以内に仕上げる」などと自分で決めて行うのは、競争を前向きに使うよい例です。

 しかし、この競争を親や先生が、子供の意欲付けのために使いすぎてしまうことが多いのです。特に、低学年から塾で勉強するような環境に置かれると、そこでは必ず他人との競争が出てきます。

 この競争意識の問題点は、他人との協力よりも競争を優先した発想をしてしまうことです。
 これからの世の中は、競争よりも協力や共存を大事にする社会になります。かつての社会では、競争に強いことが人間の一つの魅力になっていましたが、これからは競争力よりも協調力の方が評価されるようになります。

 それは、昔のまだ物が乏しかったころは、競争が豊かさの源泉だったからです。しかし、これからの競争はむしろ、環境を破壊したり格差を拡大したりする貧しさの源泉になりつつあるからです。

 未来の社会の中では、競争意識が強く勝ち負け中心に物事を考える人はかえって、社会になじめなくなり、社会からも高く評価されなくなるのです。

 小学校低学年からの過度の競争意識を緩和させるのは、親の役目です。
 子供が、勉強の面で誰に勝ったとか負けたとか、誰が成績がよいとか悪いとか言ったときに、親は同じように「勝ってよかった」とか「負けて悔しい」とか言うのではなく、勝ち負けよりももっと大事なものが世の中にあるということを子どもに伝えていくべきなのです。

 それが文化の教育です。
 これまでの学力は、主に成績に現れる学力でした。
 しかし、これからの学力には、成績や点数で表せない文化的なものが含まれるようになり、それが次第に大きくなるのがこれからの時代なのです。

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自分で計画を立てて勉強する力をつける、「中1からの中学生定期テスト対策と入試国語」 as/2587.html
森川林 2016/05/21 10:55 


 中学生の勉強は、特に難しいものはありません。しかし、それでも点数の差がつくのは、正しい勉強の仕方で勉強をしていない人が多いからです。
 特に、中間・期末などの定期テストは、テスト用の計画を立てテスト用の勉強をする必要があります。
 テスト用の勉強とは、その教科の出題傾向を考え、出題範囲に絞って、集中して短期間の反復定着学習をすることです。
 ところが、多くの生徒は学習塾などでもらってきた大量のプリントを、易しい問題も難しい問題も密度薄く幅広く解くような焦点の絞られていない勉強をしています。
 中学生の定期テスト対策講座では、定期テスト前に、前回の傾向を分析し、今回の計画を立て、自分の勉強を自分で評価する機会を作ります。
 また、定期テスト期間以外の期間は、普段の勉強で後回しになりがちな国語の学習を、実際の入試問題を中心に解く練習をしていきます。

○毎週木曜日20:00~20:45
○受講料月額1,728円
○無料体験受講が2回できます。
○参加できるのは、言葉の森の生徒だけです。

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受験勉強の王道=過去問対策を家庭学習でカバーする、小4からの公立中高一貫校受験対策 as/2586.html
森川林 2016/05/20 15:25 


 受験勉強は、一般的な学力をつけるための勉強ではなく、生徒がその学校に合格するための勉強です。ですから、実際の過去問にあたることで、問題の傾向を知り、自分の苦手を知ることが大切です。

 また、公立中高一貫校の場合は、必要な学力はすべて教科書レベルですが、そこに考える要素が大きく入ってきます。すると、勉強の方法も、ただ解説を読んで理解するだけでなく、その過程で親子の対話などによって考える力をつけることが重要になってきます。

 このようにしてつけた学力は、公立中高一貫校の受験だけでなく、その後の高校入試にも大学入試にも生きてきます。というのも、これからの高校入試と大学入試は、公立中高一貫校と同じような問題になってくるからです。既に高校入試の試験問題はそういう傾向になっています。

 言葉の森では、作文試験については、普段の勉強と受験直前の受験作文コースでカバーしているので、この受験対策講座では、作文以外の適性検査について実際の過去問をもとに演習と解説を行っていきます。
 また、ただ問題を解くだけでなく、できるだけ生徒自身が似た問題を作るようにし、主体的な学習の機会を作っていきます。

○毎週水曜日19:00~19:45
○受講料月額1,728円
○無料体験受講が2回できます。
○言葉の森の生徒、及び言葉の森の生徒が紹介する生徒以外の人も参加できます。

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幅広い読書力と、個性的な経験力をつける読書感想クラブ as/2585.html
森川林 2016/05/19 21:01 


 小学校低中学年のころの生活で最も大事なものは、読書力と経験力をつけておくことです。それによって頭の中身をよくしておくのです。

 低中学年のころは、勉強的なことはやればすぐに成績が上がります。しかし、この時期の成績は、あとにつながりません。

 高学年になって生きてくるのは、低中学年のころの勉強ではなく、読書や経験によって育てた考える力なのです。

 読書感想クラブは、googleハングアウトを利用し、6~7名の少人数で、本の読み聞かせと実行課題の紹介を行っています。
 また、子供たちが主体的に参加できるように、「今読んでいる本の紹介」や「似た例の発表」なども随時行います。

○毎週火曜日18:00~18:45
○受講料月額1,728円
○無料体験受講が2回できます。
○言葉の森の生徒以外の方も参加できます。


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公立中高一貫校受験の理科・社会の勉強の仕方 as/2584.html
森川林 2016/05/18 17:43 


 理科、社会の勉強のうち、理科の一部は算数と同じような計算問題です。これは、算数の勉強と同じように解法を理解して自分が解けるようになるまで何度も繰り返し解いていくことです。

 計算問題以外の理科は、一定の知識をもとに考える問題として作られています。これは、社会についても同様です。
 こういう理科、社会の「知識+思考」の問題はどのように勉強するかというと、
(1)実際の過去問をもとに、
(2)1冊の参考書を使い尽くす。
という勉強法でやっていくのです。

 勉強の基本となる教材は、受験用に作られた問題集ではなく、実際の過去問です。自分の志望校に限らず全国の公立中高一貫校の過去問を解いていくのです。
 そして、過去問を見て答え合わせをして、できなかった問題について、それが参考書や教科書のどのページに解説として載っているかを見るのです。

 その際、参考書が主で、教科書は従です。なぜかというと、教科書は学校で先生が教えることを前提に作られているため、説明が不足していることが多いからです。
 しかし、詳しすぎる参考書はよくありません。1冊の参考書を完璧に使い尽くすためには、むしろ薄い参考書の方がよいのです。

 では、もし参考書にも教科書にも載っていない知識の問題があったらどうしたらよいのでしょうか。
 それは、できなくてもよい問題と割り切るのです。
 合格のために大事なことは、できるはずの問題が全部できることであって、誰もができないような難しい問題ができることではないからです。

 この、参考書を片手に問題を解くというスタイルの勉強に最も向いているのが家庭学習です。理科と社会の勉強は、家庭での学習の充実度が勉強の能率を左右します。

 社会の勉強については、公立中高一貫校の場合、教材としてその地域独自の資料集も必要になります。参考書、資料集、教科書、この3つの教材を使って勉強を進めていきましょう。

説明の詳しい理科・社会の参考書の例

「これでわかる理科」(文英堂)
「これでわかる社会」(文英堂)
 受験のためには、理科は小3~小6の全学年分、社会は小5と小6の両方を用意しておくとよいと思います。

オンエア講座「公立中高一貫校受験対策講座」の受講生募集中

 毎週1回45分のオンエア講座(googleハングアウトで6~7人の少人数授業。適性検査演習、解説、似た問題紹介、受験作文講評例など。受講料月額1,728円)

 対象は、言葉の森の小4~小6生、及び、言葉の森の生徒から紹介された小4~小6の生徒です。

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どんなに作文が苦手な子でもすぐに書けるようになる方法 as/2583.html
森川林 2016/05/17 20:50 


 言葉の森で作文の体験学習をする子の中には、超がつくほど苦手という子もいます。
 そういう子供たちの多くは、苦手意識を強く持っているので、普通はまず書き出すところからできません。

 しかし、言葉の森の教え方をすると、そういう子供たちのほとんどが、すぐに書き始めることができて、本人も、一緒にいるお母さんも驚くほどしっかり書けるようになってしまうのです。

 その方法は、ひとことで言えば、事前の項目指導です。作文を書き出す前に、その子の実力に合った形で、字数と表現項目と構成の仕方を指示するのです。
 すると、子供は、作文という漠然としたどこから取り組んでいいかわからない大きな課題を、小さく分割されたはっきりした目標として意識することができます。それで、安心して書き出すことができるのです。

 しかし、中には、それでも書き出せない、更に苦手な子もいます。
 そういう子には、構成図を書いてアドバイスをするという方法があります。
 また、苦手というのではなく、小学校1、2年生で何をどう書いていいかわからないのでなかなか書き出せないという子にも、この構成図の方法は有効です。

 ただし、構成図を書いてアドバイスをする方法は、電話指導の中で行うのは難しいので、家庭でお母さんにやっていただくようになります。
 小1や小2の子で、なかなか書き出せないとか、書き始めてもすぐお母さんに、「次どう書くの」と聞いてしまうという場合には、この構成図の方法を説明しますので、言葉の森事務局までご相談ください。

 なお、言葉の森では、今、オンエア作文を一部で始めています。
 これは、電話指導だけでなく、オンエアで画面を見ながら先生と対話する指導です。この場合には、構成図の書き方も先生の方で指導できるようになります。
 将来は、このオンエア指導の方が、電話指導よりもメインになっていくと思います。

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中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

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