ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2973番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
教えない教育、自ら学ぶ教育 as/2973.html
森川林 2017/06/13 05:30 


小中学校の勉強は、子供にとってもともとそれほど面白いものでありません。
 その理由は、勉強の内容が教えられるものだからです。
 つまり、答えが合っていたら褒められるという勉強なので、やることが誰でも同じになります。
 ある意味で自分を鋳型に合わせるような勉強なのです。

 人間は子供であっても自分らしく生きたいと思っています。
 みんなと同じ正解になって褒められて嬉しいというのは、人間の本来の嬉しさとは少し違うものです。
 むしろ、みんなと違って自分らしいことが面白い、それが上手くいけば更に嬉しいというのが、もともとの人間の性質なのだと思います。

 では、そういう自分らしい勉強をするためにどうしたらいいかというと、第一は、独学で学びやすい教材があることです。
 第二は、自分の勉強を発表する場があることです。
 そして、第三は、その発表を互いに交流できる場があることです。

 やる気のないときの半日よりも、やる気が出た時の1時間の方がずっと多くのものが身につくという実感は多くの人が持っています。
 ○や×をつけてもらうことを動機にするのではなく、自分の興味を動機として勉強していくことが、これからの教育に求められてくると思います。

 思考発表クラブも、そういう自分らしい勉強を動機として学ぶ力をつけていく場にしていきたいと思っています。
 そして、作文教育も、作文が受験に必要だからとか、苦手だからとかいうことことではなく、作文の勉強がワクワクして面白いからという動機で始められるようなものにしていきたいと思っています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20170613 1 
 ワクワクした勉強をした子は、将来ワクワクした仕事をするようになると思います。
 必要や不安や競争を動機にした勉強ではなく、喜びや創造や共感を動機にした新しい価値観の勉強を作っていきたいと思っています。


nane 20170613 1 
 昔、自分の子供が言葉の森で作文の勉強をしていたころは、いかに面白い勉強にするかということを考えていました。
 役に立つとか、成績が上がるとかいう以上に、この面白さが大事なのだと思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育論文化論(255) 

記事 2972番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
勉強が得意になるきっかけは単純 as/2972.html
森川林 2017/06/12 08:03 


 人間が何かを得意になるきっかけは単純です。
 自分のやったことが褒められたり感心されたりしたことがあったからです。
 それをきっかけにして、そのことに時間をさくようになって、だんだんと得意になっていったのです。

 能力というものの多くは、持って生まれた才能によってではなく、どれぐらい長く続けたかという時間によって形成されます。
 苦手に見えることであっても、いつも褒めて、練習をさせ続けていれば、必ず上達していきます。

 例えば、音読が下手な子であっても、何も直さずに、ただ、「読むのがだんだん上手になってきたね」と言っていれば、自然にその褒め方に合うように上手になっていきます。

 大事なことは、褒めた結果がすぐに出るとは思わないことです。

▽参考記事
「作文の苦手は作られる」
https://www.mori7.com/index.php?e=2611

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20170612 1 
 よくプロの優れた技術を持っている人に、上達の秘訣を聞くと、「ただ長い時間やっていたからです」という返事を聞くことがあります。
 これは決して謙遜で言っているのではなく、たぶん本当にそうなのです。
 持って生まれた才能は、かけた時間に比べれば二義的なものなのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 
コメント71~80件
……前のコメント
自習室が利用し aeka
いつもありがとうございます。 私はよく自習室を利用していま 1/19
記事 4936番
言葉の森の作文 森川林
 作文小論文試験の新しい評価の仕方は、AIによる評価です。小 1/19
記事 4939番
【合格速報】秋 らっこ
合格おめでとうございます。  目標を定め、決めたことを必ず 1/15
記事 4926番
ChatGPT 森川林
 世界では、ChatGPTを使って学生がレポートなどを作らな 1/13
記事 4930番
プログラミング 森川林
 プログラミングクラスに参加する子は、男の子がほとんどなのは 1/11
記事 4929番
【合格速報】秋 sasa
 合格おめでとうございます!  小学校二年生から作文を担当 1/10
記事 4926番
小学3、4年生 kaze
作文の書き方をいくつか見比べてみると、みな、言葉の森の指導方 1/9
記事 4916番
小学3、4年生 森川林
 私は、人を批判することは好きではありませんが、学校の先生や 1/9
記事 4916番
短文を書く練習 森川林
反論は、いつでもどうぞ。 1/8
記事 4911番
森川林
「作文の勉強は高校生まで続けよう」という記事の動画の音声が割 1/8
記事 番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習