小学校3年生の懇談会で、次のような質問がありました。
「理科と社会の勉強をさせるために、『これでわかる』シリーズの参考書をしばらく読んいでたが、テストをやってみたら全然できなかった。やはり、問題を解く勉強をしたらいいのだろうか」
というものでした。
理科や社会は、基本的には教科書を繰り返し読むことで自然に力が付きます。わざわざ問題を解くような形の勉強をする必要はありません。
社会の場合は、特にそうです。教科書を読書代わりに繰り返して読んでいれば、勉強自体が面白いですし、それで自然に社会のテストもできるようになります。
理科の場合は、計算の問題や図形的な理解の問題があるので、解き方を覚えるような問題を解く勉強はある程度必要です。しかし、基本はあくまでも教科書または参考書を読むということです。
では、なぜ教科書や参考書を読んでいるのにテストができなかったかというと、それは読む回数が少なかったからなのです。
この話と似ていますが、以前も、別の方から、「漢字集で漢字の暗唱はできるようになったが、テストをしてみると読めない漢字があった」という相談がありました。
親や先生は、すぐにテストをして結果を評価したがりますが、勉強の基本は何度も繰り返し読むことで、その徹底した繰り返しのあとに、単なる仕上げの確認としてテストをするのです。
繰り返しの回数が少ない状態でテストをすれば、できないものがあって当然です。
そこで、テストができるように、テストの問題を解くような形の勉強すると成績は確かに上がります。
しかし、そこでは本当の力はつきません。少なくとも、伸びしろのある学力はつきません。テストに出そうな問題を解く力がつくだけなのです。
勉強の基本は読むことであって、問題を解くことではありません。
ところが、今の子供たちの学習環境は、学校でも塾でも常にテストという形で評価されるので、まるでテストができることが勉強の中身のように思われてしまうのです。
テストを勉強の目的とするのは、受験勉強のときだけでいいのです。
そして、このテストをしてできなかったということを親が重要なこととして考えると、子供は自然にその教科に対する苦手意識を持ってきます。
時々、謙遜の意味で、「うちの子は○○が苦手なんです」と言うお母さんがいますが、そういう言葉を聞くと、子供はその勉強が更に苦手になっていきます。
ですから、親はその子が何かの分野で苦手だと思ったとしても、決してそれは口には出さずに、少しでもよくできている点を褒めて励ますようにしていくのです。
そのためには、すぐにテストで結果を評価するのではなく、読む勉強を基本にして、できていることを褒め続けていくことです。
問題を解く勉強ではなく、読む勉強を中心にすることによって、子供は楽しく実力をつけていきます。
本や教科書や参考書を読んでいるうちに、自然にできるようになるのが、本当の学力です。
テストに出そうな問題を練習して、そして、できるようにするのは錯覚の学力です。
錯覚の学力は、短期的には成果が出るように見えますが、長期的には役に立ちません。
受験前に本人が本気になれば、そういう学力は誰でもすぐにつくからです。
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小3や小4までは、親は子供の勉強を簡単に教えられます。
やっていることは基礎のことばかりだからです。
しかし、だからこそ、ここで親が教えるのではなく、子供が自分で解答を見て答え合わせをし、自分なりに納得する形の勉強をさせていく必要があります。
親が登場するのは、生徒本人が、自分の力だけではわからない問題に遭遇したときだけです。
子供の自立心を育てることが、あとになるほど生きてくるのです。
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京都の堀川高校は、20年前は平凡な公立高校でした。
当時、京都の高校は私立高校が優勢で、公立高校はどこも地盤低下していました。
生徒は真面目でしたが勉強に対する特に強い意欲があるわけではなく、進学実績も高くはありませんでした。
公立高校の全般的な退潮に危機感を抱いた当時の教育長と校長と教員は、新しい高校の学習スタイルを作るために堀川高校をパイロット校として改革を始めました。
その一つが探究科という新しい専門学科の設立で、自然探究学科と人間探求学科という大きなテーマで生徒が自主的に取り組む勉強の仕組みを作っていったのです。
生徒の興味や関心を引き出し、楽しく学べる学校作りをめざしたさまざまな取り組みによって生徒の意欲が高まり、2002年には、前年度6人だった国公立大学現役合格者が一挙に106人に増え、京都大学にも6人が合格しました。
ここから得られる教訓は、受験勉強の学力というものは時間をかけることによって伸びる面もあるが、それ以上に生徒自身の意欲的な取り組みによって伸びる面が強いということです。
かつて受験評論家の和田秀樹さんは、「数学は解法の暗記だ」という方法論で、数学の成績を短期間で上げる勉強法を提唱しました。
この勉強法によって数学が得意になった人は、かなり多いと思います。
しかし、数学者の森毅さんはこの方法を批判して、数学は考えるところが面白いということを述べていました。
勉強には、解法を覚えて能率よく進めていくやり方があります。
受験直前の勉強法は合格が目標ですから、和田さんのいうように大事なポイントを丸ごと覚えてしまう方法が最も効率がよいのです。
しかし、それはある意味で先細りする学力です。
効率よく勉強して成績を上げた人がそのまま学力を伸ばしていくかというと、必ずしもそういうことはなく、そこで獲得した受験の成績がピークで、そのまま低下していくこともまた多いのです。
この反対に、先太りする学力は、自分が好きな勉強に熱中して打ち込むような姿勢によって作られます。
森毅さんが言った「数学の考える面白さ」とは、このことです。
これは、ある意味で能率とは正反対の非能率的な勉強ですが、この勉強の根本にあるのは自分が関心を持ったものに対する意欲です。
この意欲を育てることが、先太りする学力になるのです。
今、思考発表クラブでは、読書の紹介と作文の構想図と自由な実験や工作の発表を行っています。
この中で、自分なりにいろいろな科学実験をしたり工作をしたりする子は、そのことにかなり長い時間を使います。
そして、実験は予定どおりうまく進むものはむしろ少なく、思ったとおりの結果が出なかったり、失敗してやり直したりというような試行錯誤の時間がかなりあるものなのです。
そういう遠回りの勉強をやっている時間があったら、その分、問題集の解法を覚えるというような勉強をすれば成績ははるかに短時間で上がります。
大人は、もう自分自身がそれほど成長する年齢ではないので、子供の生活を能率の面からだけ考えがちです。
しかし、子供は成長の過程にある存在です。
だから、能率の面から考えて勉強させることが、かえって学力を先細りさせる要因になってしまうこともまた多いのです。
受験の直前には、解法を集中して覚えるような能率のよい勉強を、必要悪と割り切ってやっていくことが必要です。
また、そう割り切れば、解法を覚えて自分のものにする勉強はそれなりに面白いものです。
しかし、受験直前ではない時期の子供の勉強は、できるだけその子の関心をもとに、時間の制限なく取り組めるような意欲を育てるものにしていく必要があるのです。
◆先に行くほど太くなる――言葉の森の作文指導◆
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勉強は、やる気になったときからが勝負です。
だから、それまでは勝負に勝つための勉強ではなく、実力をつけるための勉強をしておくといいのです。
勝つための勉強とは、試験に出そうなところを集中して勉強することです。
実力をつけるための勉強とは、自分の興味に応じて時間の制限なく好きなことを勉強することです。
小学生のうちは、こういう本当の勉強の姿勢を身につける時期なのです。
保育園児たちとアートで関わっています。
子どもたちの面白いと思ったことをとことんやりつくすことが大事!と思っています。その姿とオーバーラップしますね。
体験の前に「〇〇してはいけない」等の判断が植え付けられている子供が多いですが、とことん体験した後に、どうするか自分で考えることが大事ですよね。
とにかく興味のあることをやりつくす!それが自分らしさを濃くしていくのですよね。
かるぺさん、ありがとうございます。
幼児期は特に、能率よりも意欲を中心にしていくことが大切だと思います。
というか、幼児に能率などは必要ないのでしょうね。
今、問題に感じているのは、幼児期にそういう意欲を育てた子が、小学校に上がると、その意欲を修正させられてしまうように見えることです。
これからは他人と競争して、少しでも上位につけば勝ちという生き方ではなく、自分の好きなことを伸ばして、少しでも社会に貢献できれば勝ちという生き方になると思います。
同じ「勝ち」でも、昔は他人と競争して勝ちを手に入れることでした。
これからの「勝ち」は、工夫したり、勇気を出したり、困難なときでも笑顔でいたり、という自分に対する「勝ち」なのです。
かるぺさん、見てきました。
いい保育園ですね。
こういう自由な発想を小学生以降も持ち続けていけるといいと思います。
創造と自立の教育が今後の目標ですね。
今は従順と他律の子が評価されがちですが。
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小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。
漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。
これについて、私の考えは、それは注意する必要はないというものです。
注意はせずに、勉強したことだけをほめてあげればいいのです。
なぜ注意しない方がよいかというと、小学校2年生の勉強で大人が注意をしようとすれば、際限なく注意する点が見つかる可能性が高いからです。
親が子供の勉強を見たときに、悪いところを直そうという姿勢で見ると、子供はだんだんと自分の勉強の結果を親に見せなくなります。
すると、学年が上がるにつれて勉強の内容を親が把握できなくなります。
直すプラスよりも、勉強を見せなくなるマイナスの方がずっと大きいのです。
よく親の前で音読するのを嫌がる子がいますが、それも、音読をしたあとに読み方を注意されることがあったからです。
だから、もし注意したくなることがあったとしても、その注意は10回に1回ぐらいに留めておく方がいいのです。
少なくとも、気がついたつど注意するようなことはせず、ただ勉強したことを褒めるだけのにしておくことが基本です。
特に字がていねいであるとかないとかいうことは、主観的な面があります。
だから、子供本人がていねいに書いたつもりでも、大人から見れば雑に書いてるように見えることもあります。
注意していいのは、席を立つとき椅子をしまうとか、玄関の靴はそろえておくといういうような、外見上のはっきりした基準があるものです。
しかし、その場合も、事後的な注意はできるだけせずに、事前の注意をしておき、できたあとに褒めるというようにしておくのです。
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子供の勉強を見ていると、注意したくなることが次々と見つかります。
しかし、注意はしなくていいのです。
注意して直すプラスより、注意することによって子供が親に勉強を見せなくなるというマイナスの方がずっと大きいからです。
中根 克明
子供が低学年のとき、親はつい気軽にいろいろ注意してしまいますが、低学年のうちこそ注意はせずに褒めるだけにしておくといいのです。
子供の勉強で、注意したくなることがあったら、そのことをその場では言わずにメモに書いておき、それが何度も続くときに限って、その注意をどのぐらい客観的な基準ととして説明できるかを考え、事後的な言い方ではなく、事前のアドバイスとして言うようにするのです。
結構遠回りです(笑)。
漢字書き取りの勉強で、字がていねいでないとき
小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。 漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。 …
MORI7.COM
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「学年別作文感想文の書き方」の小冊子
今年の4月以降、森林プロジェクトの作文講師資格講座のお問合わせいただいた皆様に、「学年別作文感想文の書き方」の小冊子をお送りします。
作文指導で大事なことは、子供が安心して書ける状態を作ってあげることです。
作文の上手下手を中心に見てしまうと、書くことに自信のある子しか書けない作文指導になってしまいます。
作文の実力をつけるのは、作文の上で添削指導よりも、それ以前の家庭での読書や対話の指導の方です。
ですから、作文や感想文を指導する場合は、子供が楽に書けるような手順を示し、その手順を少しでも理解して書こうとしたら、そこを大いに褒めてあげることです。
この「学年別作文感想文の書き方」の小冊子も、そのような先生の指導とセットで使ってくださるようお願いします。
森林プロジェクトは、9月から料金改定
さて、森林プロジェクトは、これまで
====これまで
一般の方の作文講師資格DVD講座 64,800円(分割払いの場合は 5,400円×12回)
言葉の森の生徒及び元生徒の保護者の場合は 54,000円(分割払いの場合は 4,500円×12回)
====
という料金体系で行ってきましたが、この9月から下記のような料金体系にさせていただきます。
====これから
一般の方の作文講師資格DVD講座 129,600円(分割払いの場合は 5,800円×24回)
言葉の森の生徒及び元生徒の保護者の場合は 118,800円(分割払いの場合は 5,300円×24回)
====
ただし、これまでお問い合わせのあった皆様への連絡が不十分な面がありましたので、
お問い合わせいただいた方には9月20日までの受付で旧料金での受講可能ということにさせていただきます。
【関連する記事】
なお、今回の料金改定に伴う関連記事は、下記をごらんください。
https://www.mori7.com/as/2989.html
森林プロジェクトの詳細説明会を
9月9日(土)10:30よりオンラインで開催
森林プロジェクトの資料以外に、更に詳しい説明を聞きたいという方もいらっしゃると思いますので、下記の日程で詳細説明会をオンラインで開催いたします。
■森林プロジェクトの詳細説明会(オンライン)
●日時
2017年9月9日(土)
午前10:30より30分程度
●会場
googleハングアウトの会場ですので、自宅のパソコン又はスマホ又はタブレットから参加できます。
(パソコンの場合はウェブカメラの付いているものが便利ですが、説明会ではカメラ機能はオフにして自分を写らないようにしておいて結構です)
当日の会場は、言葉の森のホームページの上から十数行目にある「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30」となります。
●接続テスト
googleハングアウトは初めてという方も多いと思いますので、接続のテストをされる場合は、言葉の森のホームページの上から10行目あたりにある「◆予備会場1」~「◆予備会場5」のいずれでも自由にお使いください。
操作がわかりにくい場合は、言葉の森までご質問ください。
※なお、会場は定員がありますので、参加を希望される方は、ホームページのこの記事のコメント欄にその旨をお書きくださるか、お電話でご連絡ください。コメント欄のお名前はペンネームで結構です。
https://www.mori7.com/as/3008.html
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森林プロジェクトでどんなことができるか、どんなことをしているかということは、わかりにくい面があると思います。
そこで、9月9日(土)10:30より、オンラインで説明会を開催することにしました。(参加費無料。時間は30分程度)
この説明会では、これまでまだ話したことのない、森林プロジェクトの新しい企画の話もします。
オンラインの説明会なので、自宅のパソコン、又は、スマホから参加できます。
森林プロジェクトの企画に関心のある方でしたら、どなたでも参加できます。
定員があるため、参加希望者は、
▼ホームページのコメント欄に書いていただくか、
https://www.mori7.com/as/3008.html
▼Facebookグループ「森林プロジェクト」のコメント欄に書いていただくか、
https://www.facebook.com/groups/shinpro/
▼又は、言葉の森までお電話でご連絡ください。
電話045-830-1177(平日9:00~20:00)
9日のオンライン説明会に参加申し込みをよろしくお願いします。
9日 説明会に参加したいです。宜しくお願いします。当日は子どもの習い事の待ち時間になりますので、近くのスターバックスから視聴いたします。ハングアウトになれていませんので少し心配ですが、楽しみにしております!
Shinさん、ありがとうございます。
ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
9日の詳細説明会に参加いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
MOCOさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
参加させて頂きたいです。よろしくお願い致します。
説明会に参加したいです。
よろしくお願い致します。
いとさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
ゆきこさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
9日説明会参加希望です。よろしくお願いします。
こんにちは。
Googleハングアウトが初めてで使ってみようかと思いましたが、別にGoogleアカウントを作らなくてはならないようで、私はアカウントを作りたくないので今回の説明会は断念しました。
しかし、講師講座には関心があり前向きに受講を考え中です。こちらの講座、または今後関わりを持たせて頂くかもしれない事で、グーグルハングアウトの利用は必須でしょうか。
詳細説明会に参加します。
がくさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
ようこさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
ムギさん、googleアカウントは、Gmailを作れば、いくらでも作れるので、作っておくといいと思います。
というのは、今後、いろいろな研修会や交流会をこのgoogleハングアウトで行うからです。
お世話になります。説明会の参加をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
お返事ありがとうございます。
Google検索、Googleアカウントは便利な面もありますが、個人の様々な情報を収集されてしまうという側面もあり、色々な考えがあるとは思いますが私自身はそこを懸念しております。
研修会、交流会で使われるということなので再検討をしたいと思いますが、Googleアカウント、Googleハングアカウントが使用できないと講座を受講できないということはありませんか?
それらを持っていなくても、送って頂く教材で内容を理解することはできますか?
参加希望します。よろしくお願いします。
9日の説明会に参加を希望します
よろしくお願いします
この度は資料を送付いただき、ありがとうございました。
9日のオンライン説明会への参加を希望いたします。
よろしくお願いいたします。
9月9日のオンライン説明会に参加を希望します。よろしくお願いします。
しばこさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
ムギさん、ハングアウトの会合には特に出なくてもやっていけますが、やはり微妙なところは、口頭で相談したくなるようなことが出てくると思います。
個人情報というのは、何も問題ないと思います。
ゆーりんさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
ふぅさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
catch44さん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
mitsukaさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
9/9説明会に参加希望です。
ハングアウト、初めてですがよろしくお願いします。
けいこさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
9/9説明会に参加希望です。
ハングアウト、初めてですがよろしくお願いします。
こんばんは 参加希望です(^ ^)まだ 参加できるでしょうか?
さくらさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
9日の説明会に参加希望します。
ヒツジさん、ありがとうございます。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
9日の説明会に参加を希望します。
まだ人数に余裕はありますか?
ほえみさん、こんにちは。もうほとんど定員ですが、たぶんぎりぎり大丈夫。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
どうもありがとうございます。もし定員をオーバーしているようでしたら、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。
参加希望します
ぱーこさん、たぶんぎりぎりだけど、もし満員だったら次回に。
当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
参加無理でしょうか?
可能ならば、参加希望したいです。
fukuさん、ありがとうございます。
ぎりぎりですが、たぶん大丈夫だと思います。
ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。
詳細説明会、参加希望です。よろしくお願いいたします。
ばんさん、残念ながらもう満員なので、またの機会にお願いします。m(_ _)m
mitsukaです。
google hangoutは何度インストールしても、「エラーのためハングアウトを終了します」のメッセージが出て、予備会場にも入ることができませんでした。残念ですがあきらめます。
説明会ありがとうございました。
森川さま
説明会の開催、ありがとうございました。
お話は共感する所あり、よくわからない所あり、といった所です。
何よりも、こちらのHPを含めて膨大な情報量があるので、まず消化する時間を必要としております。
ところで、港南台のお教室を見学する事は可能でしょうか?
私は子供を通わせていた訳ではないので、教室の実際の雰囲気を知りません。
やはり、講師をするのであれば、実際の現場を見なければという思いがあります。
突然押しかけて見学はご迷惑になると思うので、ご都合の良い日時を教えていただけますか?
mitsukaさんの場合は、たぶんパソコンのスペックがハングアウトについていけなかったためだと思います。
CPUなどのレベルが年々上がっているので、昔高性能なものもすぐ古くなるのです。
だから、低性能のクロームブック(笑)のような新しいもので接続するといいと思います。
catch44さん、気持ちはわかりますが、見学を許可すると、きりがないのです。
何もしないとは言っても、講師も対応せざるをえないので、やはり授業に差し支えるのです。
ただ見学を希望される方は多いと思うので、いつか、授業の雰囲気がわかるような動画をアップロードしておきたいと思います。
森川さま
やはりお邪魔になりますよね。
了解しました。
それでは、こちらで質問を何点かよろしいでしょうか?
・現在活動されている、言葉の森準拠教室の数を教えてください。
こちらのHPに載っていないお教室もありますか?
また、最も古くから活動されているお教室は、開始してから何年目になりますか?
・現在、森林プロジェクトに参加されている講師、または講師候補の方は何名いらっしゃいますか?
・月謝の下限が設定されているという事でしたが、その金額を教えて下さい。
現実的な質問ばかりで申し訳ありませんが(笑)、森川先生の著書を拝読し、教育や将来に関するお話には非常に共感しております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
catch44様
講師資格を取った人は50人以上います。
ホームページに載っているのは、対外的な募集をしている教室だけです。
自宅で、自分の子供とか近所の友達とかだけでやっている教室は把握していません。
作文教室中心にやっている教室では、生徒は2、3人から2、30人というところだと思いますが、ロイヤリティは取っていないので教室ごとの正確な人数はわかりません。
学習塾や英語教室や体操教室などで、新しい講座として作文を教えるというところもあります。
そういうところは、言葉の森のホームページではなく、独自に地域で募集をしていると思います。
ときどき、「○○にも、言葉の森があるんですか」という問い合わせがあるので、「それは、言葉の森ではなく、言葉の森の教材システムを使って教えている教室です」と説明しています。
月謝の下限は、4000円程度です。
初めての人はつい価格を安くして人を集めようとしますが、最初から、よい指導をある程度の高価格でという考え方でやっていった方がいいです。
近いうちに、森林プロジェクトの講師の会合を行います。「森プロ交」という名称です。
Facebookグループで連絡しますから、お時間があれば参加されるといいと思います。
森川さま
早速詳細を教えていただき、ありがとうございます!
Facebookにて参加してみます。
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作文力はこれからの学力
作文力をつけることは、これからの新しい学力である記述力、思考力の育成に役立ちます。
記述力、思考力は、受験前の短期間では身につきませんので、小学校低中学年から作文を書くことに慣れておくことが大事です。
この作文力をつけるためのいちばんの基本は、毎週休まずに提出することです。
学年が上がると提出率が下がる人が出てくる
言葉の森では、ほとんどの生徒が、先生からの電話説明のあとすぐに作文を書くようにしています。また、休んだ分もふりかえで受講することができるので、百パーセントの提出を続けている生徒もかなりいます。
しかし、学年が上がり、本人が自分の意思で行動するようになると、先生からの電話のあとすぐに書かずに、後回しにしてしまう人も出てきます。
作文の勉強は、わずか2、3回でも提出が滞ると、急に書くことが難しくなります。
誰でもできるオンライン作文のオプション
そこで、言葉の森では、先生からの電話のあとすぐに作文の勉強に取り掛かれるように、オンライン作文のオプションを用意しています。
これは、通常の電話指導の際に、オンラインの画面で先生と生徒が互いに顔を見ながら話をするという形の授業です。
このオンラインの授業のあと、生徒がその画面をつけたまま勉強をすれば、作文を後回しにするということがなくなります。
オンライン作文は、生徒と担当の先生だけでなく、同じ時間帯で勉強しているほかの生徒や先生の画面も映すことができるので、みんなと一緒に勉強している感覚で学習できます。
ほかの生徒や先生の音声は聞こえませんから、みんなと一緒でいながら、自宅で静かに勉強に取り組むことができます。
クロームブックがあればパソコンの代わりになる
スマホやタブレットも可
このオンライン作文は、追加料金無料のオプション企画で行っています。
オンライン作文のための必要な機材は、ウェブカメラ付きのパソコン、又はスマホ、又はタブレットですが、画面が大きく見えるパソコンの方が便利です。
近年のパソコンは、ウェブカメラ内臓のものが多いので、特に設定などせずにすぐ接続できるものがほとんどです。
また、パソコンをわざわざ用意するのが難しいという場合は、クロームブックというウェブ利用に特化した端末にすれば、4万円以下の価格でgoogleハングアウトやウェブ検索を自由に使うことができます。
オンライン作文は、いつでも体験学習ができますので、希望される方は、言葉の森までお電話でお問い合わせください。
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昔は、通信教育と通学教育の違いがありました。
今は、インターネットを利用すると、通信教育と通学教育の差はほとんどなくなります。
そして、通信教育、通学教育の先にあるものは、自然寺子屋合宿というより深いリアルな場になるのです。
通信教育のいちばんの弱点は、強制力が弱いことです。
電話指導のあとすぐに作文を書くという流れを作っておけば、提出が滞ることはありません。
ところが、電話指導のあとに食事をしたり、休憩をしたりしてしまう人がときどきいるのです(笑)。
そこで、オンラインで、通学教室と同じように勉強する仕組みを作ることにしました。
これで、提出が滞る割合は、ぐっと減ると思います。
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一般に、通信教育は続けにくいと思われています。
その理由は、勉強する場としての強制力が弱いからです。
大学入試の受験生になれば、勉強の動機が明確なので家庭で一人で勉強をすることも十分にできます。
しかし、勉強に対する動機付けが弱い小学生や中学生の間は、通信教育という形はチェックしてくれる人がいないと続けにくいものになるのです。
小学生の間は先生の電話指導のあとすぐに始めるようなことができても、中学生ぐらいになってくると、電話のあとでも、「今日は忙しいからあとでやろう」というように考える子が出てきます。
勉強は、今やるか、それともやらないか、という二つの選択しかないと考えておくことです。
「あとでやろう」というのが最もよくないやり方で、本人は確かにあとでやるつもりでも、その「あと」が次第に遅れて一週間たってしまうと、課題が二つたまってしまうことになります。
作文の勉強は、課題が二つも三つもたまると、途端に消化することが難しくなります。
「あとでやろう」ということは考えずに、忙しいときは不十分でもよいので、例えば課題の要約と感想だけんして15分間だけ取り組むとか、時間制限を決めておき作文が途中で終わっても「(つづく)」と書いてとりあえず終了にしておくとか、何しろその日のうちにできるところまで書き、その日のうちに終えるようにすることが大事です。
以上のように、
通信教育は、取り組み方を変えるだけでもなかり続けやすくなりますが、実は、もっと続けやすくなる方法があります。
それは、googleハングアウトによるオンライン個別指導です。
普通、オンラインの個別指導というと、高額な料金を請求されることも多いのですが、googleハングアウトを利用したオンライン個別指導は、通常の受講料以外の追加料金はありません。
やり方は、担当の先生からの電話指導の際に、オンラインのビデオ画面で先生と話をする顔が互いに見えるようにすることです。
そのオンラインの場には、同じ時間帯に勉強している他の生徒や先生もいます。
生徒は、担当の先生の10分間の電話説明を聞いたあと、作文を書き始めますが、そこで電話は切ってもオンラインの画面は切らずにつなげておくことができます。
そして、約1時間、みんなが勉強している場で、先生が見守っている中で、作文の勉強を続けるのです。
書いている間に質問があれば、事務局に電話をして質問をすることができます。
このようなやり方であれば、通信教育であっても通学教育とほとんど変わりませんから、課題の提出がたまってしまうということがありません。
もしどうしてもできない場合でも、ほかの日に振り替えて消化することができますから、作文の課題の提出はずっと続けやすくなります。
googleハングアウトの利用は、まだ経験していない方が多いので、敷居が高いように見えるかもしれませんが、今のパソコン(又はスマホ、又はタブレット)であれば、ほとんどの端末が対応しているので、特に難しい設定をしなくても誰でも始められます。
これからの通信教育は、こういう形のオンラインの低価格の個別指導が主流になってくると思います。
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勉強は、いい教材があれば進むものではありません。
特に、小学生のころは、教材や指導法よりも、人間的な触れ合いがあるかどうかということの方が大事です。
自分の勉強を見守ってくれる先生や、親や、一緒に勉強をする友達などの存在が重要になってくるのです。
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2020年度の入試改革に、今の小学生の子供たちは、どのように準備したらいいのでしょうか。
これからの入試で評価の中心となるものは、主に記述力です。
また、自分の考えをひとまとまりの文章として書き表すことのできる作文力小論文力も重要になってきます。
ひとことで言うと、記述力、文章力がこれから重要になってくるのです。
これまでの入学試験は、多数の受験生を短期間で採点するために選択式の問題が中心になっていました。
選択式の問題の多くは、考える問題ではなく知識を再現する問題です。
ですから、選択式の入試問題に対応する形で、学校や塾でも知識の詰め込み型の勉強が多かったのです。
しかし、これからは受験生の学力の評価に、もっと長い時間をかけられるようになります。
東大や京大で新たに導入された特色入試や推薦入試では、高校3年生の秋ごろから評価が開始されます。
これからは、その生徒の関心や実力を、長い時間かけてじっくり見るという形の入試に変わっていくのです。
現在でも既に、国公立大学の入試問題はほとんどが記述式です。
記述力、小論文力に対する力をつけることが、これからの小学生の勉強の方向です。
では、この記述力文章力をつけるためには。どうしたらいいのでしょうか。
第一に、最も基本となる「書く力」は、実際に文章を書くことによって育ちます。
書く力をつけるためには、単に文章の書き方がわかればよいというのではなく、何度も書くことによって、手と目と頭脳が自然に連動していくようにする必要があるのです。
この文章を書き慣れることが、小学生の最も基本となる勉強になります。
ところが、小学校低学年のころは文章を書く練習をさせることができても、中学年、高学年と高学年が上がってくるにつれて家庭で、子供に文章を書かせる練習をすることはだんだん難しくなってきます。
ここを工夫していく必要があります。
記述力をつけるために、第二に重要なことは、考える力のもとになる家族との対話の時間を充実させていくことです。
子供の思考力は、主に対話と読書によって育ちます。
ところが、読書は、子供が自分から進んで難しい本を読むということはなかなか出来ません。
また、子供に無理に難しい本を読ませようとすると、逆に読書嫌いにさせてしまうこともあります。
したがって、読書によって思考力をつけるよりも前に、小学生のころは、親子の対話の中で思考力をつけていくのです。
この親子の対話のために活用できるのが、作文の課題です。
特に、高学年の生徒の作文課題は、考えるテーマが多くなってくるので、書く材料を探すために、事前に家族で話をする時間をとるといいのです。
そうすると、思考力を育てる勉強と、家族の団欒や対話が同時に実現できるようになります。
記述力をつけるために、第三に重要なことは、読書によって語彙力、表現力を伸ばしていくことです。
作文がなかなか書けないとか、書くのに時間がかかるとか、書くことが思い浮かばないという場合、それらの生徒に共通するものは読書不足であることが多いものです。
逆に、よく読書をしている生徒は、文章を書くスピードも速く、表現も滑らかで、書くことを苦にしないという面があります。
更に書く力がついてくると、文章を書くことが楽しいというようになってきます。
読書については、易しい、面白い本から、だんだんと難しい読み応えのある読書に移っていくことも必要ですが、それ以上に大事なのは、何しろ毎日読む習慣をつけていくということです。
記述力、文章力をつけるには、以上述べてきたように、書き慣れること、作文を通して親子で対話をすること、毎日読書をする習慣を作ることが重要です。
こういう普段の生活が積み重なって、記述力、文章力が育っていきます。
2020年度からの大学入試改革に対応する学力は、これまでの勉強のように、受験前の短期間の集中学習で力をつけるというわけにはいきません。
小学生のうちからの毎日の家庭生活の中で、少しずつ身につけていくといいのです。
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作文力が短期間で上達する子は、読書力のある子です。
しかし、読書力があまりない子でも、作文を書く練習を長く続けていると必ず上達していきます。
大事なことは、気長に続けていくことです。
この家庭での作文の勉強を続けやすくするために、言葉の森では、オンライン作文を行っています。
これは、オンラインで1時間、作文を書く画面を先生や他の生徒と共有していく仕組みです。これで、通学教室と同じような臨場感をもって勉強をすることができます。
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学力、体力とも、常にトップクラスにある福井県の教育の特徴は、学校の宿題とそれに対応する家庭での学習だと言われています。
学力テストで常に上位を占める福井県や秋田県は、学習塾の割合は低いのですが、その分学校と家庭で十分に学力をつける仕組みができているのです。
しかし、学校が宿題を出したとしても、それを家庭でやりきる体制がなければ学力は向上しません。
福井県の家庭での宿題の取り組み方の特徴は、帰宅したらまず宿題を済ませてから遊びに行くという習慣ができていることです。
帰宅してすぐに宿題をやる習慣が可能なのは、母親や祖父母が家にいることが多く、子供の勉強する様子を見守っていることができるからです。
しかし、家庭での母親や祖父母の役割は、勉強を教えることではありません。
ただ子供の勉強の様子を、自分は家事などをしながら、近くにいて見るともなしに見守っているということなのです。
こういう習慣が小さいころにできていれば、それはそのまま中学高校での自学自習の習慣につながります。
小中学生だけでなく、大学進学状況でも福井県は全国のトップレベルにあり、高校卒業生の5人に1人が国公立大学に合格しているそうです。(「世界が称賛する日本の教育」(伊勢雅臣著)より)
学習塾に行ってみんなと同じペースで受け身で授業を聞く時間よりも、自分のペースで自学自習する時間の方が密度が高いということは、多くの人が経験していることだと思います。
このような福井県の勉強法が他の地域ではなかなかできないのは、まず学校で定期的に出される宿題のような系統的な学習の材料が、家庭では選べないということがあります。
もう一つは、核家族で夫婦が共働きの家庭では、帰宅後の子供の勉強を見守るような体制が作れないということがあげられます。
この問題を解決するために、言葉の森では寺子屋オンラインという企画で、自学自習クラスを開設しています。
これはオンラインで先生が子供の実習の様子を見ながら、勉強が終わった時点でその日の勉強の内容を聞き、いくつかの質問をするというやり方です。
同じ時間帯に同じように勉強するほかの生徒や、その生徒たちを担当しているほかの先生の様子が見えるので、家庭でひとりで勉強しているにも関わらず、子供たちは集中して学習しています。
この自学自習クラスでほぼ毎日1時間勉強をしているだけで、学校での成績がトップクラスになった中学生もいます。
トータルな勉強を保証するバランスのとれた教材と、それをこなす時間の確保があれば、子供の勉強は自然に進んでいくのです。
しかも、最近の教材は、スタディサプリのようにわかりやすいビデオ授業で、学年の先取りができるようなものも豊富に作られています。
しかし、これらのオンラインの教材の弱点は、その勉強を家庭でやり続ける動機付けが難しいことにあります。
子供にとっては、みんなと一緒にやるとか、誰かが見守ってくれているとかいうことが、学習の動機となるからです。
言葉の森のオンラインの自学自習クラスは、まだいろいろと改善する点があります。
その一つは、子供どうしの交流の場をもっと設けたいということです。
もう一つは、先生と家庭の父母との連携をもっと強化したいということです。
今後、これらの改善を行いながら、自宅で勉強できるオンラインの自学自習クラスを、更に広げていきたいと思っています。
そして、この自主学習クラスを担当する先生を、森林プロジェクトで募集し、日本中誰でもどこでも家庭の自学自習ができる体制を作っていきたいと思っています。
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福井県の場合、できる子ほど塾に行っていないという傾向があるようです。
自分で計画を立てて勉強できる子は、人に教えてもらうよりも、自分で勉強した方がずっと能率よくできるからです。
しかし、東京や横浜などの都市部では、塾に行かないと勉強が遅れてしまうという感覚を多くの人が持っているのです。
「どういう教材を選んでいいかわからない」という声もよく聞きますが、市販されている教材はどれも大差ありません。
大事なのは教材選びよりも、選んだ教材を何度も繰り返し完璧に自分のものにすることです。
そのためには、できるだ薄いこと、解説が詳しいことが大事です。
学校や塾で渡される教材の弱点は、解説が少なかったり、解答が省かれてしまっているために、自学自習ができないことにあります。
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