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記事 3236番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/29
新しいコンセプトの勉強 as/3236.html
森川林 2018/03/12 07:08 

 今、新しいコンセプトの勉強を考えています。

 第一は、先生の授業を聞くことよりも、生徒が自分で考えて発表することを大事にする勉強です。
 第二は、みんなと同じ正しい答えを出すことよりも、自分らしい問題を作ることを大事にする勉強です。
 第三は、子供だけにさせる勉強ではなく、お父さんお母さんと協力して行う過程を大事にする勉強です。
 第四は、すぐ役に立つことばかりでなく、今は役に立つかどうかわからないようなことでも本人の好きなものをやることを大事にする勉強です。

 これからの世の中は、ますます創造性が必要とされるようになります。
 正しいことをきちんとこなす仕事は、人工知能が代替していきます。

 答えのある勉強は学力の基礎ですが、その基礎は勉強の目的ではなく創造性を発揮するという勉強の手段です
 だから、学校で教わる勉強以上のことをするのが、寺子屋オンラインの勉強です。

 今度、寺子屋オンラインでは、理科、社会の勉強も取り入れる予定です。
 テスト勉強という目から離れると、理科も社会も面白い創造的な勉強になるのです。

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森川林 20180312  
 みんなと同じことを、ただ努力だけでがんばれば何とかなる時代は過ぎました。
 みんなと同じでよかったのは、経済が右肩上がりの時代の話でした。
 今は、みんなと違うことを工夫しなければならないのです。
 それは、大人の仕事でも、子供の勉強でも同じです。
 答えのない時代には、答えのない生き方をたくましく生きていくのです。


nane 20180312 1 
 社会の変化も、技術の進歩も加速しています。
 こういう時代に大事なことは、新しい知識を吸収することと、新しい工夫を実行することです。
 未来は、向こうからやってくるのではなく、自分たちが作るものなのです。


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すぐに書き出せる作文――そして密度濃く、楽しい授業 as/3235.html
森川林 2018/03/10 11:27 

 オンラインの作文の少人数クラスでは、開始の合図とともに、みんなが一斉に作文を書き出します。
 通信指導や家庭学習で作文を書く場合、書き出す前にはエネルギーがかなり必要ですが、オンラインを少人数クラスではみんなが書き出すので自然にすぐに書き始める雰囲気ができあがります。

 オンラインの少人数クラスのいいところは、このように他の人と一緒に交流することが勉強の励みになることです。
 また、個別に説明が必要な場合は、ブレイクアウトセッションという分科会の会場に移動してもらい、その生徒だけに詳しく説明することができます。
 これは、リアルな教室よりも優れている点です。

 リアルな教室では、みんなが静かに書いている中で一人ひとりに個別の話をすると、中にはその声が気になって集中しにくいという子も出てきます。
 作文の勉強は、他の勉強と違って人の声が聞こえるところではかなり書きにくくなるからです。
 オンライン少人数クラスの場合は、静かな部屋は静かなままで書き続けることができます。

 このオンラインの教室のもう一ついいところは、授業の様子をあとでお父さんやお母さんが見ることができるという点です。
 先生がどんなことを説明して、子供がどんな風に勉強したかということが分かるのです。
 また、授業のあとの保護者懇談なども、すぐに行うことができます。

 オンラインの作文の少人数クラスは、先生にとっても利点があります。
 それは赤ペン添削のような時間のかかることを大幅に省略して、口頭での説明を中心にできるからです。
 口頭説明とは、作文の該当する箇所に番号をつけて、その番号のところを詳しく説明するのです。
 ですから、同じ時間内に伝えられる内容はかなり多くなります。

 オンライン少人数クラスの作文指導というのは、全く新しい授業形態なのでまだどこでも行われていないと思います。
 しかし、これから作文指導の理想的な形として広がっていくと思います。


 ところで、今、電話通信で作文の授業を受けている生徒は、今の先生のまま授業を続けたいと思っている人も多いと思います。
 その場合は、今の電話通信の先生が、オンラインの作文の少人数クラスを担当するまで待っていただくといいと思います。
 電話通信から、オンライン少人数クラスへの移行は、意外に早く進むのではないかと思っています。

 「思います」や「思っています」ばかりになりましたが(笑)。

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森川林 20180310  
 世の中の変化は、加速しています。
 アマゾンが登場した最初のころは、「やっぱり本は手に取ってみないとわからない」などと言っていたのが、あっという間に近所の書店にはもうほとんど足を運ばないようになっていると思います。
 こういう時代に最後に残るのは、親しい人間どうしの関係です。
 本はネットで購入しても、その本を人に奨めるのは人間で、その人間のつながりを強化するものがネットの技術革新です。
 オンライン作文少人数クラスも、そういう方向に進んでいくと思います。


nane 20180310 1 
 何か宣伝文句みたいなタイトルですが(笑)、これは本当です。
 作文を書き出すというのは、ほかの勉強に比べると、何倍もの大きな精神的エネルギーを必要とします。
 だから、夏休みの読書感想文の宿題が、最後の最後まで残ってしまったりするのです。
 そのエネルギーを出しやすくするのが、集団の力学です。


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