ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3437番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/23
もし、働かなくてもよい社会が来たら as/3437.html
森川林 2018/10/29 10:01 

 もし、働かなくてもよい社会が来たら、今、人生で必要だと思われていることの多くが必要ではなくなります。
 すると、人間はもっと自由に自分の本当にしたいことをして生きるようになるでしょう。

 人類の生産力の総体は、すでにすべての人の生活を養うのに十分になっています。
 それが今そうなっていないように見えるのは、豊かさが不要なところに消費されているからです。

 しかし、すべての人が、そういうことに気づき始めています。
 インターネットの普及は、正しい情報をさらに大きく広げていくでしょう。

 私たちが生きているのは、その端境期です。
 だから、子供の教育も、今の社会の必要と、将来の社会の理想との両方を考えていく必要があります。

 今、「かたい」仕事と思われているものが前提にしている社会は、未来の社会とは正反対にあるものです。
 嫌いなことを我慢してやる力よりも、好きなことを楽しくやる力の方が、やがて大事になってきます。

 答えのある勉強を人より早くできるようにすることよりも、答えのない世界を楽しく創造する力の方が重要になってきます。
 そして、それぞれの人が創造によって作り上げた豊かさをすべての人が共有することによって、未来の社会は更に豊かになっていくのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20181029  
 人間は、先のことを考えられる存在です。
 しかし、子供は、先のことは考えません。
 子供は、今を生きている存在だからです。
 だから、大人がすでに見える未来だけでなく、まだ見えない未来も考えておく必要があるのです。


nane 20181029  
 これまでの社会は、勝ち負けのある社会でした。
 だから、人間は負けないことを第一の目的にして生きざるを得なかったのです。
 しかし、未来の社会では、勝ち負けはゲームの中で行われるだけになるでしょう。
 誰もが思い思いに好きなことをして、そこで得たものを誰もが共有できる社会になります。
 それは、人類がすでにそういう豊かさを達成しているからです。


グリーン 20210425  
やりすぎ都市伝説の話どんどん実現してくれ
働かない社会実現してくれ

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
未来の教育(31) 

記事 3436番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/23
寺子屋オンライン講師育成講座、4時間半の講習会終わる as/3436.html
森川林 2018/10/27 21:29 
△写真は、那須合宿所の庭になっていた赤唐辛子

 第1回の寺子屋オンライン作文講師育成講座が、本日の夕方終了しました。
 実践的な講習会ということで、教室の理念のような話から始めてZoomの実際の操作まで、延々4時間半の講習会を行いました。

 Zoomのブレイクアウトルームの操作に関しては、こちらの説明が分かりにくかったため、あまりスムーズにできませんでしたが、このあと、各自が自分でパソコンとスマホを使うなどして、複数の端末で操作する練習を行うことにしました。
 これは、慣れればすぐにできることなので、今後、実際の授業見学などの中でも行うようにしていきたいと思います。


 これで一通り寺子屋オンラインクラスの指導の基礎はできたので、これからは、作文クラスも、発表クラスも、自習クラスも、どの曜日や時間も参加できるような体制で生徒募集を行っていきたいと思います。


 この11月に、言葉の森の本部の教室が引っ越しすることになったので、移転先の教室では、通学でありながらパソコンを使った、全国の生徒とのオンラインの学習を行うスタイルを作っていく予定です。

 通学教室でオンライン学習を利用する形ができると、現在、森林プロジェクトで作文教室を開いている人たちも同じ仕組みで学年別の生徒指導を行うことができるようになります。
 また、個人で作文教室を開いている人たちも、臨時の休講などに対応できるようになるので、教室の運営がしやすくなると思います。

 このオンライン教室の学習内容は、これまでの答えのある勉強を人より早く見つけるという古い形の学習ではなく、自学自習の土台の上に自分らしい発見と創造のある学力を育てるというものですから、作文の学習以外にいろいろなところに応用ができると思います。

 当面、今日の講習会に参加した人たちを中心にして、子供たちの新しい教育に関心のある人の輪を作っていきたいと思っています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20181028  
 昨日の午後、寺子屋オンライン講師育成講座を行いました。
 4時間半もの長い間、講義を聞いてくださった方々、ありがとうとざいました。
 このあと、参加者には、希望の時間に担当のクラスを持っていただく予定です。
 寺子屋オンラインという勉強のスタイルは、大きな可能性があるので、これから参加者を募り広げていきたいと思っています。
 この実践的な講座を多数の人に受けていただけるように、現在インターンシップ制を考えています。
 これは、講習費用なしで(又は少額の頭金だけで)講座を受けていただき、インターンとして授業を担当していただくという形です。
 詳細は、改めて講師育成講座のページで掲載する予定です。


nane 20181028  
 寺子屋オンラインのよいところは、通常の通信教育と違って手応えがあることです。
 それは、先生と生徒だけでなく、生徒どうしのコミュニケーションがあるからです。
 今後、そういう活発な授業の様子を、生徒のプライバシーに配慮しながら紹介していきたいと思っています。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森林プロジェクト(50) 寺子屋オンライン(101) 

記事 3435番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/23
本日、10月27日(土)13時から寺子屋オンライン講師育成講座 as/3435.html
森川林 2018/10/27 12:06 


 本日、10月27日(土)13時から15時半まで(予定)、寺子屋オンラインの作文講師育成講座を開催します。

 寺子屋オンラインというズームを使った少人数クラスでで行う作文やその他の教科の勉強は、これから大きな可能性を秘めています。

 それは、第一に、これまでの知識の詰め込みのような勉強ではなく、考える勉強で、しかも自分で新しいものを作り出す勉強だからです。

 第二は、参加する生徒全員が自分の作品をみんなの前で発表し、またその発表に対して参加する生徒全員がそれぞれに質問や感想を述べるという、全員のコミュニケーションを重視した授業を行っているからです。

 子供たちは、小学4年生を過ぎると先生や親の言うことよりも友達の言うことに関心を持つようになってきます。
 勉強も、友達と一緒にやっているから楽しいというものになってきます。

 この少人数クラスの講師を多数採用するために、毎月第2第4土曜日の午後に講師育成講座を開きます。

 子供たちの新しい学力を育てる未来の教育に関心のある方はぜひご参加ください。(ただし有料です。)
 必要な持ち物は特にありません。
 ウェブカメラのついたパソコンで、直接会場にお入りください。

▼会場
https://zoom.us/j/104606743
 うまく入れない場合は、お電話で。電話0120-22-3987(045-830-1177)

▼案内
https://www.mori7.com/sikaku/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20181027  
 全4時間半の講座ですから、参加される方は大変ですが、そのかわり、明日からすぐに指導に参加できるようにします。
 寺子屋オンラインのいいところは、Zoomで、オン・ザ・ジョブ・トレーニングができることです。
 多数の寺オン講師を養成して、日本全国に寺子屋オンラインの未来の学習を広げていきたいと思っています。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 森林プロジェクト(50) 

記事 3434番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/23
全国一学区制の通信教育 as/3434.html
森川林 2018/10/26 07:35 

 都立の日比谷高校の2018年の東大合格者は48人でした。
 その他の都立高校も、国立高校26人、西高校19人、戸山高校11人と、進学実績を大きく伸ばしています。
 この都立高校の復権という現象を支えているものは、それまでの学校群制度が廃止されて、東京都全域が一学区になったことによるものです。
 2000年代以降は、全国的に公立高校の学区が拡大される傾向にあります。

 ところで、言葉の森の課題の長文の中に、「島の動物と大陸の動物」の話があります。
 小さい島では、競争相手が少ないので、ネズミは大きくなり、ゾウは小さくなります。
 その反対に、競争相手が多い大陸では、ネズミは小さくなり、ゾウは大きくなるというのです。
 もともと大きかった動物が、更に大きくなるというのが、広い大陸に棲む動物の特徴です。

 公立高校の復権は、学区が拡大されたことにより、広い範囲の優秀な生徒が少数の学校に集まったことによるものです。
 母集団が大きくなれば、それだけよくできる生徒も、よくできない生徒も人数が増えます。
 そのよくできる生徒が、一つの学校に集まれば、その学校のレベルが上がるのは当然です。

 この大きな学区ということから考えてみると、言葉の森の生徒は全国から来ていますから全国一学区です。
 今は、海外からの生徒も多いので、全世界一学区とも言えます。
 そのため、作文が好きで得意だから来たという、もともと作文がよく書ける生徒もかなりの割合でいます。
 その反対に、作文が苦手で全く書けないから来たという生徒も、同じようにいます。
 すごく得意な子も、すごく苦手な子も、どちらも言葉の森の生徒になっているのです。

 これまでは、この全国一学区制をうまく生かすことができませんでした。
 それは、言葉の森の通信指導が、担当する先生と生徒との一対一の個別指導だったからです。
 だから、どういう実力の生徒にも対応できるのですが、生徒どうしの交流のようなものはほとんどありませんでした。

 ところが、言葉の森では、数年前に寺子屋オンラインという少人数クラスを始めました。
 まだ年数の浅い、多少実験的なクラスですが、このクラスの中で、参加する子供たちが活発に交流できることがわかってきました。
 中には、学力も発想力もある優秀な生徒がたまたま集まったというクラスもあります。
 その反対に、苦手な子の割合が比較的多くなったというクラスもあります。
 そして、そのいずれの場合も、生徒どうしが互いの影響を受けて、意欲的に勉強に取り組むようになっているのです。
 これは、先生と生徒の一対一の個別指導ではできない、少人数クラスならではの長所です。

 寺子屋オンラインに参加している生徒はまだ60名ほどですから、言葉の森の生徒のごく一部です。
 そのために、クラス分けなどが十分にできていませんが、今後参加生徒が増えれば、同じような実力の子が集まるクラスを作ることができます。
 また、勉強する教科も、その子の得意分野や苦手分野に合わせたクラスとして作ることができます。

 この大きな可能性のある寺子屋オンラインクラスをまだ本格的に募集していないのは、1時間の枠を指導できる講師が不足しているからです。
 というのは、言葉の森の講師は、すでに個別指導でいろいろな時間帯の生徒を教えているので、1時間のまとまった枠を取ることが難しいからです。
 いずれ、今教えている生徒も、寺子屋オンラインクラスに移行するようになると思いますが、まだすぐには難しいところがあります。

 そのために、森林プロジェクトで、寺子屋オンライン講師育成講座を行うことにしました。
 少人数クラスを教える講師が増えれば、生徒も同じように増やすことができます。
 そうすれば全国一学区制の長所を生かして、同じ学年、同じ興味や関心、同じ実力の子供たちが5、6人で切磋琢磨しながら勉強する環境が作れます。
 5、6人というのは、全員が話に参加できる人数ですが、その少人数クラスを横断するもっと大人数の企画も当然できます。
 4週目に行っている発表交流会は、普段の少人数クラスの枠を超えて交流できるようにするための企画です。

 言葉の森では、今後、全国一学区制の通信教育という条件を生かして、寺子屋オンラインの少人数クラスを広げていきたいと思っています。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20181026  
 小さな島に、大きな動物はいません。
 それは食糧がないからではなく、大きな動物どうしが集団を作れないからです。
 だから、日本にはゾウもキリンも動物園にしかいませんが、アフリカ大陸には自然の中にそういう大型動物がいます。
 そして、アフリカ大陸よりももっと広い海には、更に大きいシロナガスクジラやジンベイザメがいます。
 公立高校の復権は学区が広がったことによるものだと言われています。
 広い範囲から優秀な生徒が集まるようになったので、自然に進学実績の高い学校が生まれる条件ができたのです。
 そう考えると、全国の生徒を対象にした通信教育は全国一学区です。
 しかし、通信教育では、生徒は集まっても、生徒どうしの交流はできません。
 その生徒どうしの交流を可能にしたのが、Zoomによるオンラインの少人数クラスの授業だったのです。


nane 20181026  
 寺子屋オンラインの本格的募集を始めようとしていた矢先、これまで生徒の作品発表に使っていたGoogle+のコミュニティが廃止されることになってしまいました。
 そこで、今考えているのは、ワークプレイスなどの参加者を限定できるSNSの利用です。
 また、ちょうど言葉の森の通学教室の引越しも決まりそうなので、新しい通学教室では、通学でありながらオンラインで授業を受けるクラスもスタートしたいと思っています。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
言葉の森のビジョン(51) 寺子屋オンライン(101) 森林プロジェクト(50) 
コメント261~270件
……前のコメント
総合学力クラス 森川林
 子供時代の勉強で大事なことは、頭をよくすることであって、成 9/12
記事 4529番
森リン点の解説 森川林
 森リンは、日本初の実用化された文章自動採点ソフトです。 9/9
記事 4526番
小1からの国語 森川林
 小学1年生は、勉強のコツと勉強の習慣を身につける時期です。 9/6
記事 4524番
これからの学力 森川林
 読書紹介の効果は、まず全員が必ず本を読むようになることです 9/5
記事 4523番
「学校 あの不 森川林
 lemonadeさん、コメントありがとうございます。   9/2
記事 4521番
「学校 あの不 lemo
いつも示唆に富んだ記事を公開して下さり、ありがとうございます 9/2
記事 4521番
作文の書き方— 森川林
 そんなつまらない題名の宿題は、やらないことです。 8/27
記事 532番
作文の書き方— ユウヤン
「社会を明るくする運動作文」を書かなければならないのですが、 8/26
記事 532番
毎週の読書紹介 yoko
お世話になります。 本の紹介のリンクありがとうございます! 8/20
記事 4510番
毎週の読書紹介 森川林
 リンク先が抜けていました。 https://www.mo 8/19
記事 4510番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2025年7月 森川林
■1.夏季休業期間中の授業と夏期講習の記事を載せまし 7/22
森の掲示板
読書のためのだ 森川林
読書のための本選びで大切なことは、 ストーリーの面白さでは 7/21
森川林日記
Re: 第十番 森川林
B 休眠に入った虫は、厳しい冬をただじっと耐えて乗り切る × 7/17
国語読解掲示板
朝日中高生新聞 森川林
朝日中高生新聞7/13の「天声人語で200字作文」で紹介され 7/14
森川林日記
第十番 冬が近 あういと
問三のBと問4のBが分かりません。 教えてください。 7/9
国語読解掲示板
読書のレベルを 森川林
 変な本を読んでいる子がいたので、聞いてみると、「ビブリオバ 7/6
森川林日記
「世界の教育は 森川林
 著者の白井さんは、よく調べて勉強している。  現在の 7/4
森川林日記
以超、以満とい 森川林
 「以超」は、以上、以降、以後だが、そこを含まずそこを超えた 7/2
森川林日記
2025年6月 森川林
●サマーキャンプ、8/14満員、8/15ほぼ満員。 6/23
森の掲示板
推薦図書検定の 森川林
推薦図書検定のキャラクター、「森ファン」 森のエレファント 6/1
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習