先日、オンライン自宅学童の話を書きました。
これは、自宅学習を毎日オンラインで続ければ、学校から学童や塾によらずに自宅に帰り、お母さんが帰ってくるまでオンラインで友達と一緒に勉強したり読書をしたりすることができるという話です。
この考え方を発展させると、例えば学校に行かない不登校の子供でも、自宅でオンラインの勉強や友達との交流をすることができます。
子供たちにとって、学校は必ずしも必要ではありませんが、友達と勉強は必要です。
それが自宅でできるのであれば、学校に無理して行くよりも、敷居はずっと低くなります。
言葉の森のオンライン学習は、Zoomの会議室を使った学習ですから、いつでもどこからでも参加することができます。
そして、今は言葉の森のオンラインのクラスを一つでも受講していれば、受講の日ではない曜日や時間帯でも、Zoomの会議室を自習室として自由に利用することができます。
勉強はひとりでするのが基本ですが、理想の状態は、友達が一緒にいる場所でひとりで自分の勉強をすることです。
だから、息抜きのときには、同じように息抜きをしたい友達とそこでお喋りをしてもいいのです。
(具体的には、みんなの邪魔にならないように、その相手向けのチャットで連絡し、別のZoomの会議室に移動してお喋りをするというやり方です。)
そういうオンラインの自宅学習をこれから広げていきたいと思っています。
オンラインの学習に必要な機材は、パソコンやタブレットですが、本格的にオンライン学習をするのであれば、子供が自分専用で使えるようにクロームブック(約4万円)を用意するといいと思います。
(今はまだボタンの部分だけが英語表記ですが、いずれすべて日本語表記になると思います。)
パソコンの操作に慣れていない保護者の方には、無料のパソコン講習会を随時おこなっています。
これからは、この対話型のオンライン教育が子供たちの勉強の仕方の一つになってくると思います。
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子供たちに、学校は必ずしも必要ではありませんが、友達と勉強は必要です。
インターネットの時代には、どちらも簡単に実現できる場があります。
しかし、そこで行われる勉強が、これまでと同じような知識の詰め込みとテストによる評価だけだったら、新しいオンラインの不登校が生まれるだけでしょう。
勉強自体が、もっと自主的で創造的なものに変わらなければならないのです。
オンライン自宅小学校の次に来るのがオンライン自宅中学校で、そのうちオンライン自宅会社のようなものができるでしょう。
だから、子供時代の勉強は、既にある知識を詰め込むことではなく、自分の個性を創造的に発展させる準備をすることなのです。
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これからの勉強は、与えられた知識を詰め込んで、それをテストで再現できればよい、というものではなくなります。
自分で考えて、新しいものを作り出す力をつけることが勉強の目的になってきます。
そのための学習のひとつが、発表学習です。
言葉の森のオンラインで行っている発表学習クラスでは、毎回子供たちが、個性的で創造的な自由研究を発表しています。
こういう子供たちは、勉強というものに肯定的な感情を持って成長していくと思います。
▽発表学習クラスから「海苔(ノリ)の一生」
https://youtu.be/GrIJS5e6lFw
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発表学習クラスのいいところは、誰もが楽しんで勉強をしていることです。
テストのために勉強したことは、テストが終われば忘れてしまいますが、自分が興味を持って学んだことは、その子の心の中にずっと残ると思います。
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キャンプは短い期間だとみんな仲よくやっています。
しかし、中ぐらいの期間だと、ときどき誤解からいざこざが起こることがあります。
しかし、更に長期間になると誤解が解けて、また仲よくできるようになります。
そこで、今回の夏のキャンプは、日数は自由に選べるようにしました。
今年のサマーキャンプの新しい企画は、読書と作文だけでなく、感想文と勉強を取り入れたことです。
また、新しく遊べる場所を開発したので、渓流で魚釣りと水遊びを行う予定です。
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父ゾウ「さあ、どっかいくか」
母ゾウ「この子、くたびれたから、もうどっかいけんてい」
3月、4月、5月と行ってきた読解検定の結果を本日郵送しました。
点数と合否の結果は、ウェブで解答を送信した時点でわかりますが、それをプリントした形で送るのに時間がかかってしまいました。
海外の方には、保護者掲示板から該当ページのリンクをお送りしています。
普通、試験というと、よい点数を取るほうがよいものと思われていますが、この検定試験は×があるほどよい試験という位置づけです。
それは、×になったところの理由を考えると、そのあとの国語の試験でも、理詰めに読んで解く解き方が身につくからです。
この理詰めの解き方は、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版)に書かれています。
この試験で、毎回100点を目指してじっくり考えて問題を解いていった生徒は、国語力が著しく向上しました。
国語の成績をもっと上げたいと思っている人は、小学生から高校生まで、この読解検定を受けるといいと思います。
6月の読解検定は、6月23日(日)10:00~、18:00~です。
Zoom会場で行うので、自宅から受検できます。
お申込みは、下記のページからお願いします。
▼読解検定6月の申し込みフォーム
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=dks201906
読解検定要項はこちらです。
▼読解検定要項と検定結果サンプル
https://www.mori7.net/dokken/youkou.php
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読解検定は、理詰めに解く試験ですから、百点を取ることが目標です。
しかし、百点を取れる子は、今はまだ約1割です。
試験の結果よりも、結果がわかったあとの、×の理由を考えることが読解力を伸ばします。
読解検定を受けて実力をつけ、国語だけは自信があるというようになってほしいと思います。
読解検定の見直しの仕方は、正しい答えがなぜ正しいかを考えることではなく、正しくない答えがなぜ正しくないかを考えることです。
これが、問題文をじっくり読むということです。
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6.1週の作文のヒントの動画をアップロードしました。
鳥の村の資料室に、各学年の動画が載っています。
なお、6月1週より、小学5、6年生は、受験用のハイパー作文コースの課題もできるようにしました。
ハイパー作文コースの課題に取り組む人は、説明の部分をよく読んでおいてください。
(「鳥の村」の「資料室」の中の「ハイパー作文コース」というところに書いてあります。
参考までに、6.1週のハイパー作文コースの授業の動画です。
https://youtu.be/LCftr7bFZgU
こちらは、ハイパー作文コースの説明の動画です。
▼ハイパー作文コースの説明の動画
https://youtu.be/9_puwv0YIG0
▼ハイパー作文コースの説明
新ハイパー作文コースは、小学5年生、又は、6年生の6月から開始します。
小学5、6年生は、どちらの課題をやっても結構です。(受講料の変更はありません)
■1.ただし、担当の先生には、自分がどちらをやるか伝えておいてください。
■2.ハイパー作文コースは、項目の出来は評価から除外します。これは、受験作文コースも同様です。
そのかわり、構成がわかりやすいこと、題材に個性挑戦共感感動があること、表現に光るものがあること、主題に深みがあることという内容面を見ます。
■3.また、字数は、志望校の字数と時間を参考にして、各自目標を決めて書くようにしてください。
以前は、受験作文コースの過去問をやっていましたが、このやり方だと、小6の9月ごろから受験作文コースを開始したときに、問題が重複してしまう可能性があるので、ハイパー作文コースは、別の教材を使うことにしました。
■4.言葉の森の生徒は、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版)を購入されている方が多いと思うので、この本をテキストとします。
作文、読解、記述のそれぞれの章の文章を中心に、受験対応の作文の書き方を説明していきます。
■5.作文の送り方は、通常の送り方でいいのですが、それとは別に、「鳥の村」の「発表室」の「ハイパー作文コース」というところにも、そのgoogleフォトのコピーを送ってもらいます。
これは、ハイパー作文コースの生徒どうしが、互いの作文を見て参考にできるようにするためです。
(受験作文コースの場合は、こういう互いの作文を見られる形はとりません。)
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高学年の生徒が受験モードになってきているので、ハイパー作文コースを6月から本格的に取り組めるようにしました。
(これまでもこのコースはあったのですが、やる人があまりいないようだったので)
ここで行っている作文の書き方の解説は、塾でやっているようなものとは全く違うと思います。
このような解説だから、誰でも迷いなく書くことができ、しかし、それにもかかわらずいくらでも奥の深い書き方ができるのです。
言葉の森のようなやり方で受験作文を教えているところは、どこにもないと思います。
全部、オリジナルな教え方だからです。
もし、同じ教え方をしているところがあったら、それは言葉の森の真似です(笑)。
こういう教え方をすれば、どんな苦手な子でも書き出すことができます。
そして、努力次第で、合格する水準まで推敲することができるようになるのです。
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小学3・4年生は、作文が最も楽しく書ける時期です。
このころの子供たちは、表現力がついてくるとともに、面白いことを書きたいという気持ちがわいてくるからです。
小学5・6年生になると、難しいことを書きたくなってきます。
それは、教科書でも、読書でも、だんだん難しい文章を読む機会が増えるからです。
だから、自分もそういう文章を書きたいと思うのですが、書く力は、読む力よりも一歩遅れてついてきます。
そのため、自分が思うように書けないから、書くことが苦手になったと思う子が増えます。
しかし、どの学年になっても楽しく書く教え方はできます。
それは、作文を書く前に、どう書いたらいいのかを説明して、それができたら大いに褒めることです。
ところが、作文を教える先生の中には、子供が書いたものを注意して直すだけの先生もいます。
初心者の先生ほど、そうなりがちです。
もちろん、それは善意でそうしているのですが、そのことによって子供はどんどん作文が嫌いになっていきます。
本来ならば、小学生のころは、誰でも作文を書くのが好きな時期なのです。
もし、子供が作文を嫌いになりかけているとしたら、教え方を見直してみる必要があります。
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▼関連記事「作文の勉強を好きにするのも嫌いにするのも教え方次第」
https://www.mori7.com/as/2807.html
小学生に楽しく作文力をつけるのは簡単です。勉強の仕方の基本をいくつか守っていけばいいのです。
しかし、小学生を作文嫌いにするのはもっと簡単です。それは、欠点を注意していればいいだけだからです。
小学生の書く文章で、欠点のないようなものはまずありません。また、欠点がないように見えるものでも、見つけようと思えばいくらでも欠点は見つかります。それは、作文の評価のかなりの部分が主観的に行われているからです。
だから、「面白みがない」とか、「何が言いたいかわからない」とか、「書かれていることが表面的」とかいうような、曖昧で、どうしたらよいのかわからない評価がされることがあるのです。
中には、通知表で、作文を書くという項目だけが低く評価されているが、その理由は、子供にも、親にも、書いた先生にもわからないというような意味のない評価もあります。
作文力をつけるのは簡単ですが、しかし、もちろん時間はかかります。
それは、作文というものは、その生徒の読書や対話や経験などの日本語を使う生活の集大成だからです。他の教科の勉強は、その勉強に力を入れれば、すぐに成績が上がります。しかし、作文は、力を入れてすぐに結果が出るものではないのです。
そのかわり、楽しく作文を書くということはすぐにできるようになります。
この楽しく書けるということが最も重要で、楽しく毎週作文を書いてさえいれば、それに伴って作文力はついてきます。
では、楽しく書くためにはどうしたらよいかというと、まず何をどう書いたらよいのかをはっきりさせることです。この反対に自由に書かせて、あとからどこができていないなどと批評するのが最も子供のやる気を失わせる勉強の仕方です。基準をはっきりさせて、その基準に合わせて褒めるということが大事なのです。
作文のような主観的になりやすいものだからこそ、指導も評価もできるだけ客観的にしていく必要があるのです。
言葉の森の作文指導の特徴は、事前指導に力を入れていることです。作文を書く前の準備が充実していれば、それに応じて内容のよい作文が書けます。
そのために、事前に課題の長文を読んだり、事前に両親に似た例を取材したりすることが重要になってきます。
事前の長文音読は、小学校低学年のころであれば、習慣化することが容易です。朝ご飯の前に長文を音読すると決めておけば、音読の時間はわずか2、3分ですから、歯を磨いたり顔を洗ったりするのと同じ感覚で自然にできるようになります。
しかし、これが学年が上がり、小学4、5年生になってから毎日の音読をさせるというと、かなり難しくなります。この場合は、その自習をさせ続けるという親の強い決心が必要になります。また、音読の仕方についても決して注意をせずにいつも温かく褒めてあげるという忍耐心が必要になります。
事前の親子の話し合いは、やはり小学校低学年のころから始めれば、家庭の習慣として定着するようになります。普通の日本の家庭では、あるテーマについて家族全員で話し合いをする機会があるというところはほとんどないと思います。だから、作文の勉強をきっかけにして、そういう親子の話し合いの文化を作っていくといいのです。
もちろん、これはすぐにスムーズにはできません。最初のころはいろいろな試行錯誤があるはずです。しかし、小学校低学年のころから対話の習慣をつけておけば、学年が上がるにつれてその対話は更に充実したものになっていきます。
言葉の森が、小学校低学年からの作文の勉強をすすめるのは、低学年だからこそ作文の準備となるいろいろな習慣がつきやすいからです。
そのかわり、作文は楽しく勉強することを最優先させなければなりません。せっかく作文を書いているのだからと、間違いをきれいに書き直しさせたり、上手な表現に書き直させてコンクールに応募したりするのは、そのときは子供は素直に従っているように見えても、決して楽しい作業ではありませんから、かえって作文の勉強が長続きしなくなることも多いのです。
書いたものはいつも褒めてあげ、その一方で事前の準備としての読書、音読、対話などに力を入れるのが、作文の勉強の基本なのです。
ここで、蛇足のようにも思いますが、こういう作文指導を子供の勉強全体の大きな流れの中で見ていることが大事です。作文指導であれば何でもよいというのではありません。
というのは、小学生の作文指導は、低学年のうちは誰にでもできるような気がするからです。
言葉の森の作文指導は、小学校低学年から始めて高校生まで続ける子がよくいます。これは、一つには担当の先生からの電話指導が毎週あるからです。もう一つには高校生の大学入試小論文まで高度に指導するカリキュラムがあるからです。
だから、小学校低学年から作文の勉強を始めるとしたら、まず言葉の森で始めていくのがいいのです。
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子供たちは、みんな作文を書くのが好きです。
特に、小学3、4年生は、作文がいちばん楽しくなる時期です。
ところが、小学3、4年生で作文が嫌いになる子がいるのです。
それは、子供の問題ではなく、教え方の問題です。
小学3、4年生で作文の楽しさに目覚めれば、課題が難しくなる小学5、6年生の受験作文になっても、同じように楽しく書いていくことができるのです。
それが、作文の中にも出てきます。
だから、小学3、4年生の作文は、書いている方も、読んでいる方も楽しくなるのです。
ここで、その作文の楽しさをたっぷり味わい、そして、小学5年生以降の難しい作文に挑戦する気持ちを育てていくのです。
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昨日の保護者説明会で、小5の保護者の方から質問がありました。
これまで、言葉の森で作文のよく書けていた子が、塾の作文では欠点を指摘されるばかりだと言うのです。
その理由は簡単です。
これまでよく書けていたのは、事実中心の生活作文で、これから受験に必要になるのは意見中心の論説文になるからです。
ところが、塾は、その論説文の書き方を教えずに、ただ作文を書かせてそれを直すという指導をしているのです。
実は、この「書かせて直す」という教え方が、これまで学校でもずっと行われてきた方法で、そのために多くの子が、作文が上手にならないばかりか、作文を書くことが嫌いになっていったのです。
だから、作文指導に熱心な先生のクラスほど、作文嫌いの子が増えるという状況が今もあるのです。
その塾は、従来の学校と同じ教え方をしているのです。
しかし、これはその塾だけの問題ではなく、聞くところによると、多くの塾がそういう教え方をしているようです。
今、塾で作文を習っている子のお母さんは、試みに、作文の勉強が好きかどうか子供に聞いてみるといいと思います。
もし、作文の勉強が嫌いだったら、それは、その子が悪いのではなく教え方が悪いのです。
子供たちは、受験という目標があるので、そういう教え方でもついていこうとしますが、受験が終わったら、もう二度とそういう作文の勉強をしたいとは思わないでしょう。
教えられて、上達しないで、嫌いになって、というのでは、どうしてそういう勉強をしているのかわかりません(笑)。
しかし、塾によっては、その作文講座が必修になっているようです。
言葉の森の作文の教え方は、学校や塾の「書かせて直す」という方法とは正反対のものです。
それは、書かせる前の事前指導のカリキュラムが小1から高3まであるからです。
だから、子供は、誰でも迷わずに書けて、しかも書いた結果を褒められるのです。
塾で何度も直されて、上手にならずに、作文を嫌いになった子が、言葉の森で教えられるとすぐに上手に書けるのは、この事前指導があるからです。
これは、オーバーな話ではなく、実際によくある話です。
生活作文が上手に書けていた子は、もともと実力がありますから、論説文の書き方の事前指導があれば、論説文もすぐに上手に書けるようになります。
だから、受験作文については、全く心配は要りません。
それよりも、受験については、過去問の研究と、問題処理の時間配分の方がずっと重要です。
さて、言葉の森では、小6の後半に受験作文コースを始めますが、これまで、もっと早く受験作文の勉強をしたいという声がありました。
そこで、以前作っていた「ハイパー作文コース」を、小5の6月又は7月から始められることにします。
これは、受験作文の書き方を、授業の動画で説明し、その説明をもとに作文を書くというコースです。
通常の小5、小6の課題をやるかわりに、このハイパー作文コースの課題をやってもいいということにします。(受講料の変更はありません。)
通常の小5、小6の課題も、感想文のもとになる長文はいずれも中学入試の説明文のレベルですから、学習の難易度は同じですが、事前指導がより受験作文的になります。
作文指導をする先生は、今の担当の先生のままです。
違いは、作文の予習を、課題フォルダの解説を読むのではなく、授業の動画を見て行うようにするということです。
授業の動画は、「鳥の村」の「資料室」の「ハイパー作文コース」のページにアップします。
ハイパー作文コースの課題は、以前は、公立中高一貫校の実際の過去問にしていましたが、ここで先に過去問をやってしまうと、受験作文コースに入ったときに課題が重複してしまう可能性があるので、過去問ではなく、市販の問題集にしました。
受験作文のいろいろな問題集を検討しましたが、やはり自分が書いたものがいちばんいいと思い、「
小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版) を教材にすることにしました。
この本は、言葉の森の保護者で購入されている方が多いと思うので、その活用も兼ねて行えます。。
この本の作文の章だけでなく、読解の章や記述の章の文章ももとに、受験作文の書き方を説明していきます。
なお、ハイパー作文コースの課題の項目は、今、作文指導を受けている構成や項目や字数とは別にします。
これは、そのつど授業の動画の中で説明しますが、勉強の目的は、項目に◎がつくように書くことではなく(これは実力をつけるための方法です)、合格する作文を書くこと(これは勝負に勝つための方法です)になるからです。
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言葉の森で作文を教えられれて、作文が嫌いになる子はまずいません。
嫌いになるのは、親が注意するからです。
又は、褒めずに苦い顔をして見ているだけだからです(笑)。
作文は長く続ければ、必ず上達します。
早く上達させようと思い、注意するから、続かなくなって下手なままやめてしまうのです。
しかし、その注意する親と同じ教え方をする先生がいます。
それが、多くの塾で行われている教え方です。
苦しい勉強は長続きしません。
楽しい勉強だから上達するのです。
注意したり直したりして作文が上手になるのであれば、日本中の子供はほとんどが作文が上手になっています。
それがそうなっていないのは、注意したり直したりする方法が、作文の間違った指導法だからです。
しかし、単に褒めるだけでも、作文は上達しません。
大事なことは、書いたあとに直すことでも褒めることでもなく、書く前に事前指導をすることなのです。
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言葉の森では、これまで行っていた個別の自主学習コースを、6月からクラス単位の自主学習クラスとして運営していきます。
これは、クラス単位の学習の方が、学習の意欲が高まり能率が上がると考えるからです。
この変更に伴い、自主学習クラスの参加者を新たに募集します。
新しい自主学習クラスの概要は、下記のとおりです。
■公立中高一貫校合格、公立高校トップ校合格を目標として作文と全教科の勉強をすることで、学習の焦点を絞ります。
■対象学年は、小1年~中3年です。
(ただし、小6生、中3生は、今通っている塾の勉強を基本としてください。)
■自主学習クラスの基本は家庭での自主学習で、子供の勉強と親の関わりをオンラインでバックアップします。
■人に教わる勉強から、自分で進める勉強という能率のよい学習の仕方が身につきます。
■少人数の全員対話型の学習なので、勉強友達、読書友達ができ、合宿などでリアルな交流の機会も作れます。
■受験のために必要な詰め込み勉強は、小6・中3の最後の1年間だけとし、それまでは基礎学力をつけ、考える力をつける勉強をします。
■私立小学校に通っていて、中学受験や高校受験を考えていない方でも、将来の大学入試に必要な基礎学力と学習習慣をつけたいという方にはおすすめです。
■私立中学受験を目指す小学生の方でも、小学校低学年のうちに基礎学力と自主的な学習習慣をつけたいという方にはおすすめです。
■公立中高一貫校の入試問題は、2020年の大学入試改革の問題との共通性が高いので、中学受験の勉強が将来の大学入試の準備となります。
■合否にかかわらず(公立中高一貫校は合格しない生徒の方が多いので)、将来の高校入試や大学入試にも生かせる学力を育てます。
■費用は、言葉の森の作文を習っている生徒は、月額の受講料に3,240円の自主学習クラス受講料が加わるだけです。
1週間に複数の曜日の自主学習クラスを受講される場合は、曜日数×3,240円の受講料となります。
■6月から、次の曜日・時間でスタートします。(将来は、時間の枠を増やす予定です。)
これまで、個別の自主学習コースで受講されていた方は、このいずれかの枠のクラスに参加してください。
月曜 18:00~ 19:00~
火曜 18:00~ 19:00~
水曜 18:00~ 19:00~
木曜 18:00~ 19:00~
金曜 18:00~ 19:00~ 20:00~
45分間の授業の間ずっと勉強している必要はなく、自分の決めた勉強が終わったら、あとは自由に読書などをしていてください(特に低学年の生徒)。
45分間の授業のあと、Zoomの会場に残って勉強を続けることができます(特に高学年の生徒)。
また、自主学習クラスを受講している生徒は、授業がない日もZoomの会場に入り、会場を自習室として利用することができます。
■講師は、当面は中根が担当しますが、クラス運営が軌道に乗った時点で言葉の森の他の講師に引き継ぎます。
ただし、それぞれのクラスの懇談会には、中根も極力参加します。
■教材は下記のものをご用意ください。
小1~小6……該当学年の「これでわかる算数」(文英堂)「ハイクラステスト国語読解力」(受験研究社)
(算数が得意でない人は1学年下の「これでわかる算数」も用意しておいてください。)
(理科、社会は自由です。)
小5~小6……上記の問題集のほかに、必要に応じて塾専用の問題集の追加があります。)
小6生は、志望校の過去問も購入しておいてください。(1年前のもので可)
中1~中3……該当学年の「これでわかる数学」「ハイクラステスト国語読解力」「これでわかる英語」
(数学が得意でない人は1学年下の「これでわかる数学」も用意しておいてください。)
その他、必要に応じて塾専用の問題集の追加があります。
中3生は志望校の過去問も購入しておいてください。(1年前のもので可)
■学校の成績が平均以上(5段階評価で3以上)が、参加できる学力の目安です。
(成績が平均以下だと、自主学習が難しい面があるためです。)
■それぞれのクラスの授業の終了後、15分程度の懇談会を行うことがあります。
懇談会には、少なくとも月1回は参加できるようにしてください。
(他の曜日のクラスの懇談会に参加する形でもかまいません。)
■休んだ場合の授業のふりかえはできますが、先生のアドバイスはなく(時間的に無理なため)、ふりかえは、自主学習の時間の確保だけとします。
■欠席の場合は、必ず連絡を入れてください。(お電話、又はウェブから。)
連絡のない場合は、教室から確認の連絡をすることがあります。
■Zoomへの参加は、スマホでもできますが、操作のしやすさという点で、パsコン又はタブレットの利用をおすすめします。
古いスペックのパソコンでは、Zoomが落ちてしまうことがあるので、その場合はクロームブック(4万円程度)の購入をおすすめします。
■パソコンの操作に慣れていない方には、別途パソコン講習会を行いますので、保護者がパソコンに詳しくない場合も心配は要りません。
■各クラスの定員は6名とします。
体験学習は、先着順を基本としますが、そのクラスの学年配分も考慮してクラス編成を決めさせていただきます。
定員が限られているため、体験学習は1回だけとさせていただきます。
■体験学習の参加申し込みは、ウェブのフォームからお願いします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg201906
(既に希望の曜日時間をご連絡いただいている方はこちらで登録しますが、変更がある場合は修正してください。)
■自学力をつける自主学習クラスのほかに、発表力を育てる発表学習クラス、作文力をつける作文クラスの体験も希望される方は、空いている曜日時間をお知らせしますので、お電話でお問い合わせください。
■5月4週の自主学習クラス説明会に参加できなかった方は、下記の動画をごらんください(約30分)。
■こちらの情報もごらんください。
「家庭でできる公立中高一貫校受験合格に向けた全教科自主学習クラス」
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言葉の森で作文を習っている子は、最初は作文を習いたいからというそのままの動機で来ることが多いです。
その時点では、受験のことはあまり考えていません。
しかし、やがて、公立中高一貫校の受験や、公立高校のトップ校の受験や、あるいは大学の推薦入試などで作文小論文が必要になると、それまでの勉強を生かして、受験モードの作文の勉強になります。
このように、学年が上がり受験モードの作文になるならば、教科の勉強の方も、公立中高一貫校や公立高校トップ校の合格を目指した学習を最初からやっておけばよいと考え、自主学習クラスを編成することにしました。
ただし、今の学習塾によく見られるような詰め込みの勉強はしません。
もっと長い目で見て、勉強が好きになるような自主学習の指導を進めていきたいと思っています。
うちの子は2人とも、塾にも予備校にも行かずに勉強をして大学に進みました。
大学に入ったあと、友達からは、「よく塾に行かないで勉強できたな」を言われることが多かったそうです。
(厳密に言えば、下の子は友達に誘われてちょっとだけ行ったことはありますが、ほとんどは自学自習でした。)
塾に行かずに勉強するコツは、過去問の研究と、自分の苦手分野の強化だけなのです。
しかし、塾や予備校では、一人ひとりの子に対する過去問の研究や、その子の苦手分野の強化ということはしません。
だから、すべての子がどこにでも受かるような一般的な勉強をするために、長時間の詰め込み勉強にならざるを得ないのです。
★出版社名が逆になっていました。下記が正しい表記です。
====
小1~小6……該当学年の「これでわかる算数」(文英堂)「ハイクラステスト国語読解力」(受験研究社)
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