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小学4・5・6年生の特徴――オープン教育掲示板連動記事 as/3839.html
森川林 2019/09/04 11:59 

 これから、しばらくの間、小学4・5・6年生の勉強と読書と生活に関する記事を書いていきます。
 ただ、私(森川林)が接してきたのは、自分の子供(男の子)2人と、言葉の森で作文の勉強を見てきた子供たちだけですから、ある意味で接してきた範囲が偏っていると言えないこともありません。

 そこで、小学4・5・6年生の子育てを経験されたか、あるいは今している方々の意見を参考にしながら、この「小学4・5・6年生の勉強と読書と生活」というテーマを考えていきたいと思います。

 そのために、オープン教育のページに、閲覧書き込み限定の掲示板「小学4・5・6年生の勉強と読書と生活」を作り、
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=1
 それを、facebookグループの「オープン長文」にも連携させ、
https://www.facebook.com/groups/okaot/
 クローズドな環境で、ときに脱線しながら、交流と研究を進めていきたいと思います。
 また、小学4・5・6年生の読書についても、子育ての経験のある方から、おすすめの本などの情報を聞きながら研究を進めていくために、オープン教育の掲示板「小学4・5・6年生の読書紹介」と、
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=3
 facebookグループの「読書の好きな子になる庭」グループで、
https://www.facebook.com/groups/dokusho/
 自由に意見交換をしていきたいと思っています。

 オープン教育の掲示板の方には、これから、ほぼ毎日約4000字の記事を載せますが、言葉の森のホームページには、その一部を掲載していきます。
 このテーマに関心のある方は、上記の掲示板やfacebookグループにご参加ください。

 今日の記事は、「小学4・5・6年生の特徴」です。
 この記事について、賛成のエピソードや、反対のエピソードや、別の視点からの感想などのある方は、掲示板又はfacebookグループでご意見をお寄せください。
(ご意見は、ホームページの記事のコメント欄に書いていただいても結構です。)
====
……
 例外を作らないのが小学校の最初の3年間だとすると、小学校の最後の3年間は子供に例外を許容する力がついてくる時期です。この時期は、親の言うことよりも友達の方に関心が向きはじめる時期です。3年生まではまだ親の言うことを素直に聞きますが、4年生からは、時々、特に大きな理由もなく親の言うことに反発するようになります。それは子供が自立心を育てる練習をしている時期だからです。親の言うことが気に入らないからという理由だけではなく、自分の意見を言う力がついたことを試してみたいという気持ちから親の考えに反対を述べることがあるのです。この3年生から4年生に変わる時期が、同じギャングエイジとはいっても微妙に違う時期なのです。

 小学4年生の子供は、作文に書く題材も小学1年生の頃とは変化していきます。1年生の頃は、そのときにあった出来事を淡々と事実のままに書いていくだけです。ですから、字数も自然に長くなる傾向があります。長く書けたことがうれしいというのが小学1、2、3年生の作文の勉強の特徴です。もちろん、まだ指の力が弱い低学年の時期は、誰もがそれほど長く書けるわけではありません。しかし、小学1、2年生の子供たちは、ほとんどの子ができれば長く書きたいと思っているのです。

 ところが、小学生4年生になると、長く書くことには次第に興味がなくなります。では、どこに興味が出てくるかというと、面白いことを書くというところに出てくるのです。そして、お父さんやお母さんや先生の失敗談など、権威のある大人の弱点を取り上げることが面白いというような感覚を持つようになります。そのため、小学4年生のころの作文には、お父さんやお母さんを笑うような話が出てくることがよくあります。これも子供が自立した世界観を持つようになった一つの表れです。

 小学5、6年生になると、自分の考えがはっきりしてくると同時に抽象的なものの見方ができるようになります。例えば、「私の友達」という題名で作文を書く場合、小学4年生までは友達との出来事をただありのままに書くだけですが、5、6年生になると、そこに、「友達とは」「友情とは」というような抽象的な要素が入ってきます。これが5、6年生の特徴です。

 ですから、5、6年生の子は、時に、きわめて純粋に物事を考えることがあります。従って、親が子供に何かを指示する場合でも、単に強制的に、または、褒美などで釣って指示するようなやり方ではなく、正しい建前を中心にしていく必要があります。その建前も人間の生き方のような大きな原則をもとにしたものを述べていくと、子供はそれを素直に理解するところがあります。小学5、6年生は、親子が対等に話す準備ができてくる時期になるのです。
……
====

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森川林 20190904  
 子供が、小学4年生あたりから、急にお母さんの言うことを素直に聞かなくなります。
 しかし、それは、本人の成長の表れです。
 その反発が強く表れる子は、低学年のときには、特によく言うことを聞いていた子です。
 反発が全然表れない子は、もとからあまり言うことを聞いていなかった子です。
 子供は、自分なりのバランスをとって大きくなっていくのです。


nane 20190904  
 掲示板連動記事という初の試みです。
 これから毎日4000字の文章を書いていきますから、読まれた方で何か思いつかれた方は自由にコメントを書いていってください。


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フリーミアム教育の授業が9月2週から始まります as/3838.html
森川林 2019/09/03 08:10 

 フリーミアム教育に参加のお申し込みをいただいた皆様、ありがとうございました。
 大変遅くなってしまいましたが、「フリーミアム教育案内」のパンフレットを本日(9月3日)にお送りします。
 案内は、ウェブでもごらんいただくことができます。
https://www.mori7.com/teraon/free.php

 フリーミアム教育の開始に伴い、作文クラス、発表学習クラス、自主学習クラスの授業の流れも一部変更しました。
 これは、時間内に全員が発表や質問感想や読書紹介ができるようにするためです。

■作文クラス
授業内容1人あたりの時間全体の時間フリーミアム参加
予習の発表(書いた作文の発表は4週目に行います)1人2分15分
実習(予習の発表が長引いた場合、実習は授業時間のあとになることがあります。フリーミアムの生徒は実習で作文を書いても結構ですが提出はしません)15分
個別指導(全体の実習と並行して個別指導を行います)1人2分
読書紹介又は暗唱発表(いずれか一方を選択)1人2分15分
1-3週は質問感想、4週目は保護者会質問感想は1人1分。長引く場合は生徒が司会をする形で延長することがあります。10~15分

■発表学習クラス
授業内容1人あたりの時間全体の時間フリーミアム参加
作品の発表(フリーミアムの生徒はみんなの発表を見学していてください)1人5分30分
読書紹介又は暗唱発表(いずれか一方を選択)1人2分15分
1-3週は質問感想、4週目は保護者会質問感想は1人1分。長引く場合は生徒が司会をする形で延長することがあります。10~15分

■自主学習クラス
授業内容1人あたりの時間全体の時間フリーミアム参加
自主学習の予定の発表1人1分弱5分
実習(フリーミアムの生徒は自主学習をしても結構ですが提出はしません)25分
自習チェック(全体の実習と並行して個別に自習チェックを行います)1人4分程度
読書紹介又は暗唱発表(いずれか一方を選択)1人2分15分
1-3週は経過発表、4週目は保護者会経過発表は1人1分。10~15分


 なお、寺子屋オンラインの各クラスは、今後、新しいコースを増やしていく予定です。

 作文クラスは、小学5年生から受験作文を先取りをする「プレ受験作文コース」を開始します。
 発表学習クラスは、幼長、小1、小2の方も参加できる「生活文化コース」を開始します。
 自主学習クラスは、小5、小6を対象とした「公立中高一貫対策コース」を充実させていきます。

 詳細は、ホームページなどで追ってお知らせしますのでお待ちください。

▽フリーミアム教育の参加フォームはこちらです。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=tkg201909

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森川林 20190903  
 全員参加型の授業は、どの子も意欲的に取り組めるのが特徴です。
 そのかわり、準備に時間がかかります。
 通常の授業は、準備なしに、ただ先生の話を聞いて、やれと言われたことをやるだけですから、あまり意欲がわきません。
 そこで、競争をさせたり、褒美を出したりという仕組みが必要になるのです。
 本当は、勉強は、そういうものなしに楽しくできるものなのです。


nane 20190903  
 寺子屋オンラインクラスのような全員参加型の少人数の自主的な学習の試みは全国でも例がありません。
 そのため、いろいろな仕組みを一から作り上げていかなければなりません。
 それで、対応がちょっと遅れることがあるのです。
 ときどき、だいぶ遅れることもあるので、その点はご容赦ください。


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9.1週の授業の動画アップロード as/3837.html
森川林 2019/09/02 07:19 

 小1から中1までの9.1週の授業の動画をアップロードしました。
(アップロードが遅れて申し訳ありませんでした。)

 鳥の村の「資料室」でごらんいただけます。
https://www.mori7.com/tori/index.php?k=10

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●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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●中学受験国語対策
●父母の声(2)

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●入試の作文・小論文対策
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●言葉の森の作文で全教科の学力も
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