昨日の水曜1700の作文クラスは、小6と中1の生徒に見学参加の小5の生徒が加わり5人で行いました。
この5人という人数が、全員が話ができ、実習もでき、個別指導もでき、読書紹介もできる最適の人数です。
3人だとちょっと寂しく、7人だとちょっと多いという感じだからです。
授業の始め、1人2分ぐらいの見当で、その週の作文の予習を話します。
小5以上になると、感想文課題の文章が難しくなるので、事前の予習が重要になってきます。
このクラスは、あまりしっかり予習していないクラスですが(笑)、それでも、みんなで自分が書くことを発表してから一斉に書き始めるので、みんなそれなりに充実した作文を書きます。
授業の最初の1人2分程度の発表の様子をアップロードしました。
こういう話が弾み勉強にも集中できる作文クラスを、これから広げていきたいと思っています。
https://youtu.be/9J854dnTeys
ご興味のある方は、オンライン作文クラスの見学をお申し込みください。
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子供たちが学校や塾に行って、いちばんあとまで記憶に残っているのは、先生の面白い話ではなく、友達との行き帰りのお喋りだと思います。
主体的に取り組んだことは、受け身で吸収したことの何倍も、その子の成長に結びついているのです。
オンラインの学習も、実際の教室で行われる学習のように、初めて会う子供たちどうしは少し緊張しています。
しかし、時間がたつと、どの子も相手に対する親しみがわいてきます。
勉強や読書を媒介にして交流する関係なので、相手の考えを聞く機会があり、その相手のことがよくわかるからです。
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私は、自然の中にいると心がとても落ち着きます。
そして、空を見たり海を見たり川を見たり山を見たりしていると、それだけで幸せな気持ちになります。
たぶん、それは子供のころ、そういう景色をよく見ていたからだと思います。
私はまた、生き物が近くにいると、例えば、犬や小鳥が近くにいると、それだけで嬉しい気持ちになります。
これもたぶ小さいころから、いつも家に犬やアヒルがいたせいだと思います。
食べ物では、ムール貝を見ると、懐かしい気持ちになります。
これは昔小学生のころ、近くの海に行き1日遊び、昼になってお腹がすくとカラス貝を焼いて食べていたという思い出があるからです(原始的(笑))。
三陸にホヤという海産物がありますが、これは好きな人は好きなのでしょうが、私は何度か食べてみたもののその後も食べたいとは思いませんでした。
小さいころ、ホヤを食べた経験がなかったからだと思います。
私の祖先は平氏なので、子供のころ納豆を食べる機会はあまりありませんでした。
だから今でも、納豆は出されれば食べてそれなりにおいしいとは思いますが、自分から進んで買ってこようとは思いません。
このように、子供のころの経験がその後の人生に影響しているのを見ると、小さいころにさまざまな自然や生き物に触れさせておくことがその子の幸福感の幅を広げることになるのではないかと思います。
今は、ゲームをしているときしか幸福な気持ちになれないという子も、少しずつ増えてきているのではないかと思います。
できるだけ自然の中へ、そして、生き物と一緒に遊ぶ暮らしを作っておくことがいいのではないかと思います。
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よく、虫が嫌いとか、犬が苦手とかいう人がいます。
小さいころ、虫に刺されたり、犬に噛まれたりした経験があるのかもしれませんが、本当はそういうことはやや例外的なことで、大体の虫はかわいいし、大体の犬は人になつくものです。
だから、子供のころ、できるだけそういうものと触れ合う経験をさせておくといいのだと思います。
今は、旅行に出かけたり、おいしいものを食べたりしないとレジャーではないという感覚があると思います。
本当は、のんびり雲が流れていくのを見ているのも、本人がそれが好きなら楽しいレジャーなのです。
そういう幸福感のもとは、子供時代に作られます。
だから、子供にはいろいろな経験をさせておくといいのです。
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10月から、ハイパー作文コースを、プレ受験コースという名称に変えます。
勉強する内容は、
(1)受験作文の課題です。(資料1)
そこに、「読解・作文力」の資料を関連資料として入れます(資料2)
できるだけ、資料1と資料2を生かして受験作文を書いていってください。
(2)毎月4週目には、課題フォルダにある読解問題2問をやっていただきます。
その問題のできなかったところを研究します。
読解検定に取り組む時間のとれる方は、できるだけ毎月4週目に行う読解検定に参加してください。
●課題
「一流の音楽家になるために、音楽以外で必要なことは何か」
▼資料1
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2019/1140303426.jpg
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2019/1140303427.jpg
■解説1
第一段落は、説明。「一流の音楽家になるためには、もちろん音楽の技術や理論を身につけることが大切だ。しかし、音楽以外にも大切なものがある。」など。
第二段落は、方法。「その一つは、決めたことを続けることだ。私は小学生の頃から毎日朝起きてすぐに文章の音読をすることを続けている。わずかな時間のことであるが、毎日欠かさずにやることが大事だと思っている。そのおかげで文章を読む力も書く力も身についた。音楽の勉強を続けることももちろん大切だが、音楽以外の生活のすべての分野で決めたことを続けるという姿勢を持つことが大事なのだと思う。」など。
第三段落は、方法2。「第二は、音楽と離れた世界も含めて幅広くコミュニケーションを交わすことだ。私は自然の中で友達とキャンプをするのが好きで、サマーキャンプなどでは、よくリーダーとなって楽しい経験をした。振り返ってみると、自然の中にも音楽的なものがあるし、人間どうしの協力の中にもやはり音楽的なものがある。これらの経験は、すぐに音楽に結びつくわけではないが、自分の人間の幅を広げることでやはり自分の音楽の勉強にも生きてくるものではないかと思う。」など。
第四段落は、まとめ。「音楽家とは単に楽器を演奏したり音楽の理論を学んだりする人なのではなく、人間の芸術活動というより大きなものに音楽を通して関わっていく人だと思う。私は、これからも自分の人生全体の中の音楽というものを自覚しながら勉強を続けていきたいと思う。」など。
▼資料2
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https://www.mori7.com/izumi/gazou/2019/10011130350.jpg
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2019/10011130351.jpg
■解説2
今回は、解説1に沿って書いていきますが、方法2のところで見聞した実例として資料2を入れることを考えて書いてみてください。
資料2に言及する場合は、言葉として、「資料2によれば」などとはっきりわかるように書いていきましょう。
例えば、「資料2によれば、昔は職人気質で腕の立つ仕事をしていれば、多少無愛想でも仕事が成り立った。しかし、これからの時代は、専門的な技能とともに、相手を不快にさせない思いやりやコミュニーケーション力が求められるようになる」という具合です。
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