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必ず国語の成績が上がる国語読解クラスの勉強の仕方 as/4203.html
森川林 2021/03/08 14:45 

動画 https://youtu.be/5p79GHg7-tM

 作文の勉強で国語の力はつきますが、国語の力はそのまま国語の成績になるわけではありません。
 国語の成績を上げるには、国語の力とは別に、成績を上げる解き方のコツを身につける必要があるからです。

 何年か前、中3のよくできる生徒がお母さんと一緒に相談に来ました。
 「作文はよく書けるよになったが、国語の成績が今ひとつ伸びない」と言うのです。
 そこで、国語の成績の悪かった問題を持ってきてもらい、1問ずつ説明してあげました。
 全部詳しく説明するので、2時間ほどかかります。
 すると、そのあと国語の成績が上がるようになり、やがて国語がいちばんの得意教科と言うまでになりました。
 もちろん、第一志望の高校には合格です。

 以前は、中学生や高校生を対象に、こういう個別説明をたまに行っていましたが、そのうち時間がとれなくなったので、国語の個別アドバイスを行わないようになりました。
 しかし、その個別アドバイスのかわりに、国語読解クラスで国語力と読解力をつける学習をすることにしました。
 現在、火1800のクラスで国語読解クラスを開いていますが、これを今後広げる予定です。

 国語読解クラスは、国語の勉強と読解の勉強をします。

 国語の勉強とは、読む力をつける勉強です。
 読む力をつけるためには、読むことが大事です。
 問題を解くことで読む力がつくのではなく、問題を解くために問題文を読むことで力がつくのです。
 だから、いちばんいいのは、本人にとって少し難しい文章を繰り返し読むことです。
 しかし、ただ読むだけでは張り合いがないので、先生が読んだ文章の内容についていろいろ質問をします。
 これが国語読解クラスの国語の勉強です。

 ところで、読む力をつけるだけでは、国語の成績はすぐには上がりません。
 国語の成績に影響するのは、読む力とともに解く力だからです。
 この解く力をつけるのが。国語読解クラスの読解の勉強です。

 国語読解クラスの教科名のリンクから読解問題を見ると、前月までの問題が表示されます。
 先生が最初に正しい答えを言うので、生徒はなぜそういう答えになるのかを説明できるように問題文を読みます。
 間違えやすい問題は、言葉は違っていても内容が同じなので○という場合と、言葉は似ていても必ずしもそうとは言えない部分が入っているので×という場合です。
 この答えの理由を説明することによって、厳密に読み解く力がつきます。

 読む力がすでにある生徒は、解き方のコツを理解すれば、次の週からすぐに成績が上がります。
 読む力がまだ十分にはない生徒は、読む練習と解く練習を並行して行っていくので、成績があがるのには少し時間がかかります。
 しかし、ほかのどんな国語の勉強よりも短期間で確実に国語の成績が上がるのが国語読解クラスの国語と読解の勉強です。

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森川林 20210308  
 毎月の読解検定の平均点は60点ぐらいですが、初めてテストを受けた生徒は、最初はひどい点数をとるのが普通です。
 0点、13点、25点、38点……などはザラです。
 また、実力のある生徒でも、時間がなくて急いで解いたときはやはりひどい点数をとります。
 読む力というものは、ほぼ固定していて変わりませんが、解く力というのは、厳密に解くかどうかでかなり違ってくるのです。

nane 20210308  
 国語の力をつけるのは、長い時間がかかります。
 作文の力をつけるのは、もっと長い時間がかかります。
 しかし、国語の成績を上げるのは、かなり短期間でできるのです。
 それは、読む力と解く力が別のものだからです。
 ただし、解く力が上がるのは、読む力の範囲までです。
 解く力と読む力の両方の勉強をするのが国語読解クラスの勉強です。


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作文は褒めるだけで力がつくのか as/4202.html
森川林 2021/03/07 20:46 

動画 https://youtu.be/mDUcO92aDUk

  1. 褒めるだけで上達するのは、事前指導があるから。
  2. しかし、作文力が上達するのは時間がかかる――森リン点で年2ポイント程度。
  3. 褒める指導の反対の直す指導をすると、短期的にはその分作文が改善されるが、
  4. やがて子供が作文を書くことを負担に感じるようになり、
  5. 上達に最も大事な継続ができなくなる。
  6. 親子の作文指導がうまくいかないのはこのため。
  7. 言葉の森の項目指導を信頼して、無条件に褒め続けることが大事j。


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森川林 20210307  
作文の勉強を初めたばかりの生徒の保護者からよく受ける質問が、「褒めるだけで力がつくのですか」というものです。
その答えは、「はい、そうです」で、その説明を載せました。

nane 20210307  
褒める指導の反対は直す指導ですが、直す指導をすると、子供がくたびれるだけでなく、教える方もくたびれるのです。だから、教わる人にとっても、教える人にとっても、褒める指導を中心にすることが大事なのです。

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