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オンライン5人クラスという、教育の新しい仕組み ⛤ ⛤ ⛤ as/4282.html
森川林 2021/07/21 21:41 


●動画:https://youtu.be/6PrqlX6kWbw

■オンライン5人クラスなら、自学自習で勉強が進む

 1クラスの生徒が5人を超えると、先生が個別アドバイスをする時間が取れなくなります。
 すると、どうしても全員一律の一斉指導になります。

 一方、マンツーマンの指導だと、生徒が先生に依存するようになります。
 すると、自分で勉強するという姿勢が失われます。

 5人というクラスだからこそ、自分のペースで学習でき、
 互いの存在が勉強の刺激になり、
 先生の個別アドバイスも受けられのです。

■オンライン5人クラスなら、全員に発表の時間がある

 オンライン5人クラスでは、全員に発表の時間があります。
 発表の内容は、読書紹介であったり、勉強の予定であったり、作品の発表であったり、さまざまです。
 大事なのは、人前で発表する機会が全員にあることです。

 この発表によって、発表力、コミュニケーション力がつくとともに、
 一緒に勉強している友達の様子がよくわかり、やがて勉強友達ができるようになります。

■オンライン5人クラスなら、先生の個別アドバイスの時間がある

 勉強の基本は自学自習ですが、ひとりでやっていると、どうしてもわからないというところが出てきます。
 また、わかったつもりで済ませていることが、本当はよくわかっていないというところも出てきます。

 そこに、先生の個別アドバイスがあります。

 この個別アドバイスを全員に行うためには、5人までのクラスであることが必要です。

 オンラインのクラスでは、先生が一人ひとりを別室で指導できるので、勉強中のほかの生徒は、集中して学習を続けることができます。

■オンライン5人クラスは、未来の教育――今なら、夏期講習3コマ無料!!

 オンライン5人クラスの教育は、言葉の森以外でやっているところを知りません。
 それは、オンラインでの5人クラスの運営が難しいからです。

 もしこれが、オンラインのビデオ授業であれば、それはすでにいろいろなところで行われています。
 しかし、小中学生では、ビデオ授業に集中することがなかなかできません。

 また、もしこれが、オンラインのマンツーマン授業であれば、それは誰でも行うことができます。
 しかし、友達どうしの発表や対話の機会がありません。
 そして、受講料はほとんどの場合、高額です。

 オンライン5人クラスの教育は、自学自習、発表と対話、個別アドバイスを同時に実現する新しい未来の教育なのです。

この記事に関するコメント
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森川林 20210722  
 オンライン5人クラスの5人というのは、7人以上とは決定的な違いがあります。
 5人以内であれば、先生の個別アドバイスの時間が確保できます。
 しかし、7人以上ではそれができません。
 だから、子供たちの自学自習の勉強がもっともよく進むのが5人のクラスなのです。


nane 20210722  
 「オンライン5人クラス」というのは、教育上の新しいコンセプトですが、しかし、長くて言いにくいのが難点。
 オンライン5(ファイブ)なんていうのもいいかと思いましたが、内山田洋とクール・ファイブみたいな感じなので保留。
 古すぎ。

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他人がつける成績など気にしない――子供の将来を遠い視野で見ること as/4281.html
森川林 2021/07/20 21:14 


●動画:https://youtu.be/4emdIfrokYo

 日経の「私の履歴書」などを読むと、立派な業績を残している人の多くが、「子供のころ、母親に『勉強しなさい』などと言われたことはなかった」と言っています。

 昔と今とでは、学歴に対する考え方も違うとは思いますが、昔はもっと子供に対する全面的な見方をしていて、成績の面中心に子供を見るということは少なかったように思います。

 私のうちの例で恐縮ですが、うちの長男が小3のとき、算数の学力テストでひどい点数を取ってきたことがあります。
 そのとき、私が最初に思ったのは、「これは面白い。将来いい思い出になるぞ」ということでした。
 そして、また、「今の学校には教育力がなくなったんだな」とも思いました。

 子供と話をしていれば、その子がどの程度の頭を持っているかはわかります。
 テストで評価される点数などは、他人が勝手に他人の基準でつけたものですから、気にすることはありません。
 そういう他人基準の評価などは、やる気になればいつでもその基準に合わせた高評価を得られるようになります。
 何も、楽しい小学生時代から、そういう他人の評価に振り回される必要はないのです。

 小中学生時代は、テストの点数よりも、まず実力をつけることが大事です。
 その実力をつける源は、ある程度難しい本を読みこなす力です。
 読書さえしっかりできていれば、英語でも数学でも、すぐにできるようになるのです。
(ただし、すぐにはと言っても、2、3ヶ月かかることはあります。)

 父母面談で、保護者からの相談としてよく聞くのは、「○○の成績が悪かったが……」というようなことです。
 確かに、今の受験では、苦手な科目の点数を上げていくことは大事です。
 特に、受験生は、苦手科目の点数を上げることを第一の目標にしなければなりません。

 しかし、社会に出るころには、そういうことはどうでもよくなります。
 むしろ、個性があること、自分らしい生き方ができること、自分なりの工夫ができること、他人に対する思いやりがあること、人生を真面目に生きようとしていることなどの、点数には出ない特質の方が重要になるのです。

 私が、こういうことをここでわざわざ述べるまでもなく、世の中はこれから大きく変わっていきます。
 いずれ、今の受験勉強のような評価はなくなります。
 しばらくは、今のどうでもいい点数競争に付き合う必要はあるかもしれませんが、親はもっと先を見て、子供の本当の実力を本当の幸福を考えていくといいのだと思います。

この記事に関するコメント
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森川林 20210721  
 子供が受験生だと、子供以上に親が緊張します。
 しかし、親は長い人生経験を生かして、受験の先にあるものを子供に示してあげる必要があります。
 子供と一緒に、落ち込んだり、舞い上がったりするのはいいのですが(笑)、その一方で客観的な目で将来を見てい
く必要があります。


nane 20210721  
 子供が低い評価を受けたら、それは相手に人を見る目がなかったと思うことです。
 子供自身はまだそういう境地に達していません。
 子供は、他人からの低い評価を自分の評価と受け止めてしまいます。
 だから、親が、それをカバーしてあげるのです。


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