△最近、参加した社員(笑)。
国語読解クラスの体験学習を希望される方多かったので、引き続き無料体験学習期間を12月8日まで延長することにしました。
国語読解クラスに参加すれば、国語の勉強の仕方がわかり、必ず国語の成績が上がります。
ただ、成績は、急に上がる子もいれば、ゆっくり上がる子もいます。
急に上がるのは、すでにある程度読む力がある子で、読解検定で解き方のコツがわかることによって、短期間で国語の成績があがります。
ゆっくり上がるのは、まだ読む力が十分にはない場合で、それは毎日の問題集読書を続けることによって、少しずつ国語の成績が上がってきます。
しかし、いずれにしても国語の成績は上がります。
国語の成績というのは、単なる国語という教科の成績にとどまりません。
広く言えば、言葉を使って考える力、つまり思考力が育ちます。
この思考力は、数学の勉強にも、英語の勉強にも生きてきます。
更に言えば、社会人になって必要とされる能力の最も大事な基礎となるものです。
言葉の森では、毎月の月末に読解検定を行っています。
この読解検定で、コンスタントに満点に近い成績が取れるようになることが、国語読解クラスの当面の目標です。
読解検定11月は、下記のページでお申し込みを受け付けています。(検定料550円)
国語力をつけることを目指している方は、この読解検定でまず読解力の水準を測定してください。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=dks202111
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京華中学校 K.A.さん
<担当講師より>
毎週の作文を欠かさず続けてきました。受験コースに切り替えてからは授業前の準備もしっかりと、自主的にのぞんでくれました。おめでとうございます。
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システムのトラブルにより、言葉の森の11月の受講料の振替ができませんでしたので、11月の受講料は12月に振替させていただきました。
なお、11月受講料で返金手続きをさせていただく方も、12月受講料に振替させていただきました。
該当される方には、オンライン新聞のページから連絡メールをお送りしています。
https://www.mori7.com/ope/index.php?e=13390
誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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●
https://youtu.be/wE4Q-v-VwJY
受験作文には、出題する学校のレベルも問われます。
よく、複数の課題を出して、そのどれかを選んで作文を書くという課題を出すところがあります。
しかし、普通に考えれば、異なるテーマで書かれた作文を評価する共通の基準というものはありません。
また、その題材に関する知識の有無で出来が左右される課題を出す学校もあります。
その受験生がたまたまその話題を知っていたら、有利に書けるのは当然です。
また、中には、○段落で、こういう言葉を入れて、こういう方向で書くと、事細かに指示して書かせるところもあります。
うがった見方をすれば、それで指示に合わないところを減点して採点しやすくしているのだと思えないこともありません。
このように、出題する側が、作文や小論文の本質をよくわかっていない課題を出しているのですから、受験生の側の対策も、採点者がよくわかっていないことを前提にして考える必要があります。
言葉の森の受験作文コースのポイントは、その学校が過去にどういう出題をしていたかを見て、その出題傾向に合わせて、似たような題材の練習をするところにあります。
似た題材以外の、何文字で書くとか、どういう構成で書くとか、どういう出題形式か(短い文章課題、長い文章課題、複数の文章課題、グラフや表のある課題、象徴的な題名課題など)は、文章力のある生徒なら、いずれもすぐに対応できます。
対応に時間がかかるのは、その学校が出題する題材の傾向なのです。
題材の分野には、大きく分けて次のようなものがあります。
学校生活、人間の生き方、社会問題、学問論、科学技術論、家庭生活、時事問題、象徴的テーマなど。
こういう大きな枠組みを決めて練習すると、実際の試験問題でも、似た題材が思い出せるので書きやすくなるのです。
だから、必ずしも過去問の課題そのものにこだわる必要はありません。
過去問がよく出される題材を中心に練習していくことが大事なのです。
しかし、実際の試験で、自分が練習してきた分野の題材とは全く異なる課題が出ることもあります。
そのときに役立つのは構成力です。
構成を意識して書くと、自分のよく知らない分野の話であっても、理路整然と書くことができるのです。
こういう書き方のコツは、実際にその生徒の作文をもとにしてアドバイスしなければ、なかなか理解できません。
そこで、今、受験作文コースを受講している生徒を対象に、これまでに書いた作文のできるだけ自信作のものを3本提出してもらい、個別アドバイスすることを考えています。
これは、追ってご連絡します。
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■■全国学力テスト
全国学力テスト1月(育伸社)のお申し込みを受け付けています。
オンラインの受検なので、自宅で参加することができます。
学力の客観的な位置をつかむことで、教科ごとの早めの対策を立てることができます。
試験科目は、小1~小3は国語・算数、小4~小6は国語・算数・理科・社会、中1~中3は国語・数学・英語・理科・社会です。
詳しくは、お申込みページをごらんください。
●お申込みページ
https://www.mori7.net/gakute/#g
●対象
言葉の森の小1~中3の生徒
●試験日
12.3週(12/15-12/21)(自宅で受検できます)
●料金
3,300円(受講料と合わせて自動振替させていただきます)
■■公中検模試
公中検模試12月(日本教材出版)のお申込みを受け付けています。
オンラインの受検なので、自宅で参加することができます。
学力の客観的な位置をつかむことで、教科ごとの早めの対策を立てることができます。
●お申し込みページ
https://www.mori7.net/gakute/
●対象:
言葉の森の小6の生徒
●試験日:
11月27日~12月5日(自宅で受検できます)
●料金:
5,500円(受講料と合わせて自動振替させていただきます)
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●動画:
https://youtu.be/I4ifFBQJarA
全国学校図書館協議会が主催する「詩のあん唱コンクール」が、参加者を募集しています。
https://www.j-sla.or.jp/contest/solasido2.html
テーマは、「お気に入りの詩」となっていますが、詩でなくてもかまいません。
180秒までの動画ですから、1200字程度の文章になると思います。
暗唱検定の1ヶ月分にちょっと足したぐらいですから、暗唱に慣れている人はすぐできると思います。
自分の気に入った新しい文章(詩)でもいいし、これまでに覚えたものでもいいので、どしどし応募してください。
★ただし、団体応募ではありませんので、個人として応募してください。
★同じものが重ならない方がいいと思うので、自分の暗唱する文章が決まりましたら、質問感想掲示板に入れておいてください。(もちろん、同じものが重なってもかまいません。)
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=123
動画の作り方がわからない人は、教室までお聞きください。
暗唱は、できれば明るい顔で、表情豊かに、ある程度は手振りも交えながら行うようにするといいです。
普段の暗唱練習の成果を生かすということでがんばって参加してください。
▼「詩のあん唱コンクール」のページより引用
====ここから
■応募資格
小学生(個人でも、グループ団体での応募も可)
■テーマ
「わたしのお気に入りの詩」
※絵本など詩歌でないものは「特別賞」の対象といたします。
■応募方法
お気に入りの詩を1編、あん唱している様子を動画でお送りください。
■審査員
谷川賢作(音楽家)、文月悠光(詩人)、吉開菜央(映像作家・ダンサー・振付家)、全国学校図書館協議会理事長、朝日小学生新聞編集長ほか
■賞
金賞...1名 賞状・図書カード1万円分
銀賞...1名 賞状・図書カード1万円分
銅賞...1名 賞状・図書カード1万円分
優秀賞...3名 賞状・図書カード5千円分
奨励賞...4名 賞状・図書カード3千円分
特別賞...1名 賞状・図書カード1万円分
団体賞...若干校 賞状・図書カード1万円分
■応募方法
www.asagaku.com/solasido.htmlより必要事項を入力し、作品をアップロードください。
【個人応募】
①応募者氏名(ふりがな)②学校名③学年④性別⑤郵便番号(自宅)⑥住所(自宅)⑦電話・ファクス番号(自宅)⑧個人応募か団体応募か⑨詩の題名と作者⑩書名と出版社⑪自己PRを200字以内で明記。
【団体応募】
⑤~⑦は省略いただき、代わりに学校の郵便番号・住所・電話番号・担当者名を明記ください。
※動画がアップロードできない場合は、下記へUSBなどに保存してお送りください。
◆応募あて先
〒104-8433 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞新館9階
朝日学生新聞社内「SOLASIDO 詩のあん唱」コンクール事務局
■応募しめきり
2021年12月10日(金)
■動画の応募について
・スマートフォン、デジタルカメラまたはビデオカメラで撮影した180秒までの編集した選考用の動画をアップロードし、エントリーしてください。応募者本人が出演することを条件とします。
・wmv/avi/mov/mpg/flv/mp4ファイル
・データサイズは10MB以下
・画面の大きさは1920×1080を推奨、1280×720のHDやSDも応募可
・アスペクト比16:9を推奨(4:3も応募可)
・音声は、2chステレオまたはモノラルとする
■応募方法や作品の応募(アップロード)
www.asagaku.com/solasido.html
■問い合わせ先
朝日学生新聞社
TEL03-3545-5226(平日の午前10時から午後5時まで)
●応募に関する注意事項
*応募は1人何点でも可。学校・学年・クラス単位などの団体応募も歓迎します。
*作品は未発表のオリジナル作品に限ります。
*応募作品は返却しません。
*入賞作品の著作権などの権利は、主催者に帰属します。
*応募作品に付帯する個人情報は、賞品などの発送、全国学校図書館協議会の広告宣伝などのための広告・印刷物・ホームページなどへの応募作品の掲載などに限り利用させていただきます。また、当該業務の委託に必要な範囲で委託先に提供する場合を除き、個人情報を応募者の承諾なく第三者に提供いたしません。
====ここまで。
ここからは、個人的な話です。
私(森川林)も、詩が好きで、高校生のころからよく詩集を読んでいました。
その中で、いまでも覚えているのは、中原中也、立原道造、茨木のり子などです。
■中原中也 夏と私
真ッ白い嘆かいのうちに、
海を見たり。鴎を見たり。
高きより、風のただ中に、
思い出の破片の翻転するをみたり。
夏としなれば、高山に、
真ッ白い嘆きを見たり。
燃ゆる山路を、登りゆきて
頂上の風に吹かれたり。
風に吹かれつ、わが来し方に
茫然としぬ、………涙しぬ。
はてしなき、そが心
母にも、……もとより友にも明さざりき。
しかすがにのぞみのみにて、
拱きて、そがのぞみに圧倒さるる。
わが身を見たり、夏としなれば、
そのようなわが身を見たり。
■立原道造 のちのおもひに
夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を
うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
――そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……
夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには
夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう
■茨木のり子 『汲む -Y・Yに-』
大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵なひとと会いました
そのひとは私の背のびをみすかしたように
なにげない話にいいました
初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました
私はどきんとし
そして深く悟りました
大人になってどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです
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今、ふりかえると、あのころ(自分がまだ高校生だったころ)は、時代も、人の心も、いろいろな意味で屈折していたのです。
それに比べると、今の若い人たちは、(それぞれ悩みはあるのでしょうが)、ずっとシンプルに健全に生きている気がします。
しかし、だから、ワクチンとか、マスクとかのような、昔の学生だったら、大多数の人が、わけのわからない強制や同調圧力に反対したことも、静かに受け入れられているのだと思いますが。
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https://youtu.be/yTK9bMv4rAY
10月の読解検定を受けた、国語読解クラスに参加している小6と中1の生徒の点数を集計してみました。
すると、中1では全員、小6でもほぼ全員の点数が、9月の読解検定よりも上がっていました。
単に点数が上がったのではなく、平均点との差が上がっていたので、偏差値が上がっていたのと同じです。
受検した生徒の中には、小6と中1の生徒で、それぞれ100点を取った人もいました。
10月の読解検定の小6の平均点は57点、中1の平均点は51点でした。
こういう難度の高いテストで100点を取るのはかなり難しいです。
ところで、読解検定は100点を取るのが目標の試験です。
理詰めに解けば100点を取れるはずだという前提で試験を受けるから、力がつきます。
だから、国語読解クラスでは、読解検定の分析を生徒自身がするようにしています。
先生の解説を聞くだけでは、わかった気がするだけになってしまうからです。
しかし、その学年の読解検定が難しすぎるという人もいると思います。
そういうときは、受検する学年を下げて試験を受けてください。
そして、理詰めに解けば100点を取れるという感覚を身につけていくといいと思います。
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読解検定の点数を集計したところ、やはりほぼ全員が1ヶ月前よりも点数が上がっていました。
実は、学年が上がるほど、国語の点数は上がりやすくなります。
それは、理詰めに解くというコツがわかるようになるからです。
小学校低中学年の場合はまだ、理詰めに解くというよりも、読む力だけで解く面があります。
だから、この時期は、解き方のコツよりも、まず読書力をつけておくことが大事なのです。
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https://youtu.be/ztnDNCQfDUs
AI(人工知能)という言葉をそのまま受け取ると、やがてAIが人間を超えるのではないかと思ってしまう人がいます。
一方、AIにでできないことというと、感受性とか想像力とかいう定義の不明確な言葉で考えようとする人もいます。
このどちらも、AIと人間の本質的な違いを理解していません。
人間とAIが異なる最も大きな点は、人間は、生きるための欲望を持っているところです。
よりよく生きたいという欲望を持っているからこそ、何も問題のないように見えるところに問題を発見する問題意識を持ち、何もないところに新しい未知のものを創造しようとする創造意欲が出てくるのです。
では、思考力とは何かというと、低い思考力は、AがBでBがCならAはCであるというような論理の道筋を追う力です。
高い思考力は、相異なるものの同一性と、同一であるものの異質性を見つける力です。
この高い思考力は、主に言葉によって支えられています。
また、数学は、数や図形という「言葉」を使って考える思考力です。
共感力は何かというと、自分と他者との一体感です。
その共感力は、あらゆるものを愛する力と、幸福に生きる力と結びついています。
これからの教育で大事なことは、知識を詰め込み再現する力を育てることではなく、創造力、思考力、共感力を育てることです。
そのために何が重要かというのは、人によって様々な考えがあると思いますが、私は、読書と対話と熱中できる遊びと自然だと思います。
(読書は、楽しい読書と難しい読書の両方が必要です。)
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AIに対する過大評価と過小評価があると思います。
AIの優れている点は、エゴを持たないことです。
だから、正しく使えさえすれば、最大多数の最大幸福のようなことを目標にすることができます。
人間には、まずこれはできません。
AIの弱点は、生きるための意欲を持たない点です。
知能というソフトは、いくらでもコピーできるので、よりよい生き方をしたいという意欲がもともとないのです。
だから、人間の目指す分野は、感性とか想像力とかいう定義の不明確な概念ではなく、人間が身体と意欲を持っているがゆえに生まれる創造力と思考力と共感力です。
今後の教育も、子育ても、この方向で行っていく必要があります。
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