■親子作文コースで先取り作文力
作文がまだ書けなくても大丈夫です。対象学年は、幼長、小1です。
作文力に加えて、読書力、コミュニケーション力がつき、親子の知的な対話が深まります。
親子の対話は、その後の作文学習の基礎になります。
受講料は月額8,800円。月4回各45分の授業です。
■親子作文コースの勉強の仕方
お母様、又は、お父様が作文を書き、お子様がそれを読んで発表する形の学習です。
自分で作文が書けるようになったら、お子様が自分で書いてもかまいません。
授業の中で、お母様は、構想図というものを書きながら、お子様と作文の内容について楽しく話をします。
話が終わったら、お子様はその話を絵にかき、お母様は構想図をもとに作文を書きます。
作文に入れる表現項目は、小2までの生徒の学習課題である、「会話」「たとえ」「思ったこと」「ダジャレ」などで、字数は100~200字です。
お母様が書く作文は、普通に漢字仮名交じり文で書いたものでかまいません。
そのかわり、お子様が読めなそうな漢字にはルビを付けておき、次の週の始めに、その作文をそれぞれのお子様が発表します。
■親子作文の勉強の目的――正しい書き方と楽しい作文
小さい子供は、口頭での話は自由にできますが、文章を自由に書くことはまだできないのが普通です。それは、文章を読む量の蓄積がまだ少ないので、書き方のルールというものを身につけていないからです。
このときに、子供に作文を書かせると、間違いを直す指導が多くなり、子供は作文を書くことを負担に思うようになります。
自分の書きたいことを口で話し、お母様がそれを作文という形にすると、その作文を読むことによって、作文の書き方が自然に理解できるようになります。
お子さんとお母様の合作で書いた作文に、お父様や他の家族がコメントをつけることができます。お母様が楽しそうに作文を書き、家族もその作文に関心を持つようになると、お子様は、作文を書くことが楽しいコミュニケーションになるという文化感覚を身につけます。
■1クラス4人のオンライン学習
4人以内の少人数オンライン学習で、全員の発表と対話と個別指導の時間を確保します。
幼児や低学年の生徒でも、4人以内のクラスであれば、講師の目が行き届くのでオンライン学習が可能になります。
4人以内のクラスであれば、生徒どうしが発表をしたり対話をしたりする時間が確保できます。
これからの教育では、アクティブラーニングに見られるように、学力だけでなくコミュニケーション力が重視されるようになります。
オンライン4人クラスは、毎回生徒の発表時間を確保した授業を行えます。
言葉の森では、複数のオンラインクラスを運営しているので、休んだ場合の振替が自由にできます。
また、国語、算数、英語などの全教科と、創造発表、プログラミングなどの独自教科のクラスがあるので、ワンストップでさまざまなオンライン学習に参加できます。
作文、国語読解については、高校3年生まで継続して学習できます。
卒業生には、東大、早稲田大、慶應大などに進んだ生徒も多数います。
これは、作文や国語の勉強が、思考力を育てるのに最も役立つ学習だからです。
実力をつけるには、継続することが大事ですので、オンライン学習のように参加しやすい形態で学習することがこれから更に重要になります。
無料体験学習のお申し込みはこちらから
体験学習のお申込みには、コード登録が必要になりますので、まだ言葉の森の生徒コードをお持ちでない方は、先にコード登録を行ってください。
▼コード登録ページ(お電話で、ご住所お名前メールなどをお伝えいただいても結構です)
https://www.mori7.com/tr.php
▼親子作文コース体験学習お申込みページ
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=tkg2022os
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●動画:
https://youtu.be/XMK9Ekvk1Jk
小さい子供は、母親の免疫で暮らしています。これが即自存在です。
やがて成長して、さまざまな病気を経験します。これが対自存在です。
そして、更に成長して、即自かつ対自存在になり、自分自身を克服していきます。
勉強面で言えば、小2のころまでが即自存在、小4から対自存在になり、小6や中1は対自存在のピークです。
そして、高校生になるころ、そういう自分を克服していくのです。
だから、小6や中1のころは、子供はときどきウソをつきます。
それは、ウソをつけるようになった自分を試してみたいというのが動機です。
だから、親は、子供の成長を内心喜びながら、しかし、しっかり叱ってあげるのです。
もし、子供がそういう時期を経過しなかったなら、優秀な学生がその優秀さゆえに道を誤ることもあるのです。
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中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期です。
例えば、テストの出ることだけ勉強をする、テストに出ないことは勉強しない、答えのある宿題は答えを写す、などです。
これは、もちろん厳しく叱るものですが、ある意味で、子供の成長の過程なのです。
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●動画:
https://youtu.be/2htAVoMZ5BY
読解検定で、毎回40点以下の点数になっている場合は、問題文を読む力がまだないということです。
読解検定は、解き方のコツがあるので、中学生や高校生になると、そのコツを理解するだけですぐ成績が上がることがあります。
しかし、読む力がない状態だと、いくらコツを説明しても解けるようにはなりません。
読解力は、読む力と解く力の組み合わせで、解く力がテクニックだとすると、読む力は足腰です。
だから、点数が低いときは、自分にとってどちらが不足しているかを考えて対策を立てていくことが大事です。
解く力は短期間でつくのに対し、読む力がつくのはかなり時間がかかります。
しかし、この読む力は、今後の数学や英語の勉強も含めた、あらゆる学力のもとになる思考力のことですから、どんなに時間がかかっても、読む力をつけることを最優先にしていく必要があります。
11月の読解検定で不正解が多かったのは次の番号です。
○小3……2番
○小4……4番
○小5……7番
○小6……7・8番
○中1……4・6番
小3の2番については、次のように考えていってください。
====
【正解】
A 血管に傷口ができると、血小板は自分の体をふくらませて傷口をふさぐ……×
B 傷口ができると、フィブリンがつながって糸状になり傷口を補強する……○
【解説】
A 血小板は、ふくらむのではなく、自分の平べったい体を金平糖のように変化させ手足を伸ばしてすばやく移動し、集まって糊のようになって傷口をふさぐということです。だから×。
「ボールのような球状に変わり」というので、ふくらんで傷口をふさぐように思う人が多かったかもしれません。
B 「フィブリンのもとになるものは、血液の中では一つずつばらばらになって静かに流れています。緊急事態が発生すると、これがいくつもつながって糸状のフィブリンに変身するのです。」と書いてあるので○です。
====
小4の4番については、次のとおりです。
====
【正解】
A 野ぶどうが思うようにものが言えなかったのは、にじとことばをかわせてうれしかったからである……○
B 「うやまいを受けることはあなたも同じです」と言ったときのにじの気持ちは、自信にあふれていた……×
【解説】
A 「今日こそただの一言でも、にじとことばをかわしたい」という部分と、「野ぶどうはまるでぶなの木の葉のようにプリプリふるえてかがやいて、いきがせわしくて思うようにものが言えませんでした」とを組み合わせると、ものが言えなかったのは、ことばをかわせてうれしかったからだとわかります。
B 「自信にあふれていた」かどうかは、問題文の中でそう読み取れるところはありません。「必ずしもそうは言えない」という選択肢は、○ではないという意味で、×になります。この考え方が、難しい読解問題を解くときのコツです。
むしろ、「うやまいを受けることはあなたもおなじです」という言葉の中には、にじの謙虚な姿勢も感じられます。しかし、この場合も、本当に謙虚だったかどうかは、問題文の中からは必ずしも読み取れません。
====
小5の7番については、次のとおりです。
====
【正解】
A 「樽にのって二万キロ」などの冒険の本は、私が昔読んで置いていったものだった……×
B 誕生日の日誌で、ていねいに書いてあったというところから、弟の決意が感じられる……○
【解説】
A 「部屋を見回した。かつて私も使っていた本棚があった」という文と、「『樽にのって二万キロ』『コンチキ号漂流記』『冒険者×××』、そんな本が並んでいた」という文が続いているので、「私が置いていった本」と思いがちですが、もしかすると、兄の使った本棚に、弟が自分で買った『樽にのって二万キロ』があっただけかもしれません。
だから、その本は、この文章の上だけで考える場合、「必ずしも兄が昔置いていったものだとは言えない」ということで、○でありません。だから×なのです。
B 「自分はこの家を継ぐことにした」「医者になる」「シュバイツァーのような医者になりたい」「体を鍛えておくのだ」などという文には、決意という言葉こそありませんが、決意が感じられるので○です。
Aは解く力が必要で、Bは読む力が必要です。
====
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国語力とか読解力とかいうのは、単に国語という教科だけの学力なのでありません。
それは、日本語でものを考える際の思考力です。
では、その思考力である国語読解力はどのようにして身につくかというと、それは難しい文章を読むことによってなのです。
それは、足腰の力をつけるために、歩いたり走ったりすることと同じです。
その足腰の力をつけたあとに、解き方のコツというものがあるのです。
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読解検定11月は、10月に比べて難しい問題が多かったようで、全体の平均点は低くなりました。
のちほど、特に間違いが多かったところの解説を載せますので、解説をよく読んで理解しておいてください。
なお、毎回50点以下の成績を取っている生徒は、その学年の問題文を読みこなせていないということですから、次回からは、学年を数学年下げて受検するようにしてください。
学年を下げて、読みやすい問題文をもとに、100点を取ることを目指していく方が読解力がつきます。
国語読解クラスに参加している人は、問題のリンク先に11月の読解検定の答えが載っていますから、それを見て解説を書いておいてください。
(解答は、毎月29日から載せるようにしています。)
読解検定12月は、こちらのページから申込みができます。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=dks202112
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●
https://youtu.be/_xct8wLhFi4
●国語読解クラスの体験学習実施中
12月8日まで無料体験学習を受け付けています。
国語読解のポイントは、(1)毎日の問題集読書の家庭学習と、(2)読解検定の解説です。
読解検定は、100点を取ることが大事です。
これまで成績が急上昇した子は、誰も、100点を連続して取っていました。
●冬期講習を企画中
システム変更の影響がまだ残っているために対応が遅くなっていますが、冬期講習を企画中です。
●暗唱コンクールへの応募をぜひ
暗唱検定に合格している生徒は特に、暗唱コンクールに応募してください。
小学生で、暗唱の練習をしている子はあまりいないはずなので、入賞の可能性は大きいと思います。
https://www.mori7.com/as/4357.html
暗唱の内容が重複しないように、質問感想掲示板に書いておくといいです。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=123
●1月から、小1、小2を対象とした基礎学力講座を開始します。
低学年の勉強で大事なことは、成績につながるような目先の勉強ではなく、本当の実力をつけることです。
それを、国語、算数、実験、暗唱という形で学習します。
https://www.mori7.com/as/4366.html
●オンライン四人クラスは全教科対応
オンラインの4人以内の少人数で学習できることが、言葉の森のオンラインクラスの特徴です。
なぜ、4人以内かというと、子供たちの発表と対話の時間を確保するためです。
勉強の中心は自主学習と個別指導ですが、授業の前後に読書紹介などの時間があることが、子供たちの意欲を生み出します。
能率のよい勉強は、生徒が自分のペースで勉強し、先生がその勉強範囲の質問をすることです。
能率の悪い勉強は、先生の講義を聞き、宿題をし、テストをすることです。
能率のよい勉強をすれば、自分の学年の勉強は早く終わるので、先の学年の勉強ができます。
ほとんどのオンライン学習は、先生が講義をする形です。だから、長時間の勉強が必要になるのです。
この能率のよい勉強を、国語、算数数学、英語、創造発表、プログラミングなど、すべてワンストップで受講できるのが、オンラインクラスの優れた点です。
●これからの勉強は、学力+創造力
今の受験は、まだ知識の詰め込みで優劣が決まる面があります。
だから、第一は、幼児から低学年のうちに、詰め込みに対応できる土台を作っておくことです。(例えば読書力、暗唱力)
第二は、高学年になっても、受験の詰め込みに流されず、個性と創造力を大事に育てていくことです。
東大を頂点とする日本の詰め込み型受験は、ガラパゴス化した受験です。
近い将来、言語の壁を超えたオンライン留学が一般化してきます。
そのときに必要なのは、センター試験8割程度の学力+個性と創造力です。
センター試験8割の学力は、は時間さえかければ誰でもできるようになります。
個性と創造力は、意識的に大事にしていかなければ育ちません。
子供の将来像を、これまでの安定志向で考えるのではなく、個性と生かした挑戦と考えておくことが大切です。
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誰にでも秘密はあるけれど、作文の課題に「ないしょの話」というのがあるのは解せません。私はそのことを知ったとき、「それはないっしょ!」と思いました。
作文に書いてしまったら、もうそれは「ないしょの話」ではなくなるからです。
それから、最近気づいたことですが、秘密というのは時間を経るほど価値のあるものになるようです。
すぐにばらしてしまう、もしくはばれてしまう秘密は、元々秘密にしなくてもいいようなことなのです。
たとえば、私が盗み食いをしたときなどは、秘密にしようと思った瞬間にばれてしまうことが多いのですが、ほとんどの場合、たいした問題にはなりません。
(チョコレートを食べたときは大問題になりましたが。チョコっとだったのに……。)
でも、何年も、ときには何十年も秘密にしていることにはそれなりの重さがあります。そういう秘密は蜜の味がします。
だからこそ、「ないしょの話」などという課題にだまされてはいけません。本当に秘密にしておきたいことは、心の中にそっとしまっておくべきなのです。
でも、心配は無用。誰だって、本当の秘密は「ないしょの話」に書いたりしないでしょうから。「ないしょの話」に書くのは、本当はばれてもいい秘密か時効になっている秘密だけ。実際、ばれてもいい秘密がばれたときは、心がはればれするものです。
今日は秘密について考えてみました。
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私の秘密は母がいない間にこっそりお菓子を食べることです。お菓子は時間によって見つかることもあれば見つからないこともあります。見つからなかったときは、やったーと心の中で叫びます。そしてから上機嫌で食べます。そしてまたこっそりお菓子を食べます。それを見つかるまで繰り返します。たまに部屋に隠します。
白うささん、お菓子を部屋に隠すってすごいね。
わたしも自分の寝床を掘ってお菓子を隠そうとしたことがあったけど、いくら掘ってもダメだったワン。
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