ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4383番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/22
基礎学力コースの漢字と計算の練習 as/4383.html
森川林 2021/12/19 21:33 

 基礎学力コースは、国語、算数、理科実験、暗唱を週ごとに重点を決めて取り組みます。その中の国語と算数は、単に問題集をこなすだけでは物足りないので、国語は漢字の読み、算数は計算の練習も取り入れることにします。

 これは、単に漢字が読めるようにするとか、計算ができるようにするとかいうことではなく、漢字の感覚を身につけることと数字の感覚を身につけることを目的にしています。暗唱の練習と同じで、こういう感覚を身につける学習は、小学2年生ぐらいまでが最も自然に取り組めます。

 以下のページは、まだサンプルの段階ですが、こういう感じのプリントを渡して勉強を進めていく予定です。

▼漢字表(サンプル)
https://www.mori7.com/mori/kgkannji.php

▼計算表(サンプル)
https://www.mori7.com/mori/kgkeisann.php
(九九だけではなく、一九一九まで練習します。)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20211219  
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月11日(火)からです。
1クラスの定員は4名です。現在、空いている曜日は、火曜日18:00と木曜18:00です。(12/19現在)
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=tkg2022kg

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
基礎学力コース(0) 総合学力クラス(0) 

記事 4382番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/22
作文の上達度は、森リン点と字数点に表れる as/4382.html
森川林 2021/12/17 19:42 


●動画:https://youtu.be/cI2aPnTKSTs

 作文というものは、上手になっているのかどうかわかりにくい面があります。第三者が見てもわかりにくいのですから、書いている本人ももちろんわかりません。だから、ほとんどの生徒は自分の作文の実力を知りません。

 そこで、言葉の森では、作文の実力が客観的にわかる方法として、項目評価と森リン評価を作りました。
項目評価というのは、作文に書く項目をあらかじめ指示して書かせる方法です。

 小学生のころは、「たとえ」や「似た話」という表現項目、実例項目が中心ですが、中学生や高校生になると「複数の方法」や「総合化の主題」という後世項目、主題項目が中心になります。

 この項目指導で、なぜ作文の実力がわかるかというと、例えば、小学校低中学年では、「たとえ」がなかなか書けない子がいます。中学生の初期には、「複数の理由」が書けない子がいます。「理由」という抽象的なことを書けずに、直接実例を書いてしまう人が多いのです。

 森リン点というのは、茶筅(ちゃせん)という奈良先端科学技術大学院大学が開発した形態素解析を利用して作文の中の語彙を評価するオリジナルソフトです。森リン点の評価の分野は、字数、表現語彙、思考語彙、知識語彙の4つですが、作文全体の評価と特に相関が高いのが、字数と表現語彙なのです。

 表現語彙というのは、語彙の多様性のことで、多様な語彙を使うほど点数が高くなります。例えば、意見文を書くと、普通は書き出しに書いた主題と、結びに書いた主題は同じないようのものになります。しかし、その同じ内容を同じ言葉で書くのではなく、違う言葉で書くことができるのは語彙力のある生徒です。

 これは、実感としてもわかると思いますが、文章力のある人は、文章を書いていて同じ言葉が続くことに抵抗を感じます。できるだけ多様な表現で書こうとします。しかし、語彙力のないうちは、多様な語彙が出てきません。それで、表現語彙の多様性が、作文力の大きな指標になるのです。

 意外なのは、文章力と字数の相関が高いことです。長ければいいということは言えないと思う人は多いと思いますが、これまでの生徒の作文を見ていると、よく書ける子は、書こうと思えば長く書ける子なのです。反対に、作文が苦手な生徒は、いくらがんばっても字数を伸ばせないところがあります。

 そこで、わかりやすく作文の進歩の状態がわかるように、字数の推移を表示する仕組みを作ることにしました。この字数の伸びを基準にして、これからも毎週の作文をがんばっていってください。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20211217  
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりません。他人にもよくわからないのが普通です。
 しかし、わかりやすいひとつの指標があります。それは、どのくらいの字数を書けるかということです。
 一般に、小学6年生以上の生徒は、1時間で600字から1200字の文章が書けます。毎回コンスタントに1200字の作文が書ける子は実力があります。
 しかし、本当はそれにも例外があります。それは、詩を書くような感性で文章を書く子は、上手ではあっても長くは書かないからです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森リン(103) 作文教育(134) 
コメント311~320件
……前のコメント
子供はプログラ 森川林
 私は、プログラミングが好きです。  それは、新しい課題を 12/29
記事 4390番
言葉の森の作文 森川林
 久しぶりに作文発表会を行います。  日程は、1月29・3 12/21
記事 4385番
作文検定を実施 森川林
 作文検定を実施します。  今回は森リン点で進歩のあとがわ 12/20
記事 4384番
基礎学力コース 森川林
幼長、小1、小2対象の基礎学力コースの無料体験学習は、1月1 12/19
記事 4383番
作文の上達度は 森川林
 作文力がどのくらいついたかということは、本人にはわかりませ 12/17
記事 4382番
幼長、小1、小 森川林
 基礎学力コースは、小1の子にはおすすめです。  国語と算 12/5
記事 4377番
即自存在、対自 森川林
 中学生のころは、たぶん子供が人生で最も打算的に生きる時期で 12/3
記事 4374番
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習